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2021年01月22日
高千穂ノ峯の傳説地 その11
槵觸の解
論者或はクシフルを奇火(くしび)と解して、火山なるべしといひ、天ノ逆矛なるものを以て、~代の遺物となし、是によりて天孫降臨の地の證とせんとす。
共に一往の理なきにあらず。
火山活動の現象は、直ちに古代人士をして其の山を崇敬するの念を起さしむ。
然れどもクシフルの名實は未だ其の義を明かにかせず。
或は日向の別名なる豊久士比泥別に縁あるにあらざるかとのことは、さきに既に之を言へり。
論者或はクシフルを奇火(くしび)と解して、火山なるべしといひ、天ノ逆矛なるものを以て、~代の遺物となし、是によりて天孫降臨の地の證とせんとす。
共に一往の理なきにあらず。
火山活動の現象は、直ちに古代人士をして其の山を崇敬するの念を起さしむ。
然れどもクシフルの名實は未だ其の義を明かにかせず。
或は日向の別名なる豊久士比泥別に縁あるにあらざるかとのことは、さきに既に之を言へり。
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