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2021年11月04日

手牌の見方#3

国士5.jpg


今回も手牌を見る時のちょっとしたポイントを具体例を挙げながら説明していきます。

一萬二萬四萬五萬六萬七萬九萬三筒四筒五筒西發發ドラ發手牌1


手牌1は一気通貫のイーシャンテンです。
テンパイにはペン三萬かカン八萬のどちらかを鳴くかツモる必要があります。

メンゼンであれば一気通貫・ドラ2の満貫あるのでペン三萬やカン八萬どちらの待ちでも、それなりに勝負する価値があります。

ですがこの形で鳴く時とメンゼンテンパイとでは少し意味合いが違ってきます。

鳴いた手牌が次の形。

四萬五萬六萬七萬九萬三筒四筒五筒發發チー横三萬一萬二萬ドラ發手牌2

一萬二萬四萬五萬六萬三筒四筒五筒發發チー横八萬七萬九萬手牌3

他家から見ると

裏裏裏裏裏裏裏裏裏裏チー横三萬一萬二萬手牌4

裏裏裏裏裏裏裏裏裏裏チー横八萬七萬九萬手牌5

鳴くとこの手は3900点で、一つ鳴いてしまうと相手から見える自分の狙う手役がかなり限られてきます。

ペン三萬でもカン八萬でもここを鳴くと自分の狙う手役はチャンタ、純チャン、一気通貫、ホンイツ、チンイツ、三色同順、あとは役牌バック(後付け)くらいに絞られます。

さらにここから自分の捨牌と組み合わせて考えられると、かなり手役が絞られてくるわけです。
捨牌からも相手に分析されて染め手はない、チャンタ、純チャンでもない、三色でもないとなると、残りは一気通貫か役牌バックかと簡単に読まれてしまいます。

手牌4からは123を鳴いているため一気通貫なら残りの四萬五萬六萬七萬八萬九萬が怪しいとか残りの色の通ってないスジだなとか読まれてしまうわけです。(マンズはそこからさらに捨牌で絞られる)

手牌5なら鳴いてない一萬二萬三萬四萬五萬六萬のどこかが怪しいとか。

たった一つ鳴くだけで相手の狙う手役や待ちの候補がかなり絞られるケースが多くなります。


では、次の手牌を見てみましょう。

四萬四萬五萬五萬三筒三筒六筒六筒五索五索九索西北ドラ八筒手牌6

手牌6はチートイツのイーシャンテンです。
これが早い巡目だとしたら、ここからトイトイを考える人がいらっしゃるかもしれません。

もしここから一つポンできたとしても、残りの牌が真ん中(5)に近い、鳴きづらい牌なのでこの手でトイトイは考えません。

仮に複数ポンできたとしてもタンヤオ・トイトイで子3900点です。
この手に赤でもあれば満貫になりますが、待ちが良いわけでもない(アガリ牌はシャボ待ち、最大で2+2=4枚まで)のに、リーチと勝負して勝てそうだとも思えません。

ですが他家のキー牌、ネック部分を複数アンコやトイツにしていれば、リーチ相手でも勝機のあるトイトイになる場合もあります。(超攻撃的トイトイ)

ここからドラをトイツにするかドラ待ちにすれば、リーチ・タンヤオ・チートイツ・ドラ2で出アガリ(ロン)でも跳満以上が確定します。

チートイツにドラを組み込むとリーチ・ツモ・チートイツ・ドラ2で跳満以上になりやすいので、逆転条件が跳満ツモになった時などはチートイツ狙いにするのも一つの手段になります。(裏ドラはピンフなどと比べると乗りにくい)


それでは違う手牌を見てみましょう。

九萬九萬一筒一筒八筒八筒東南白白發中中ドラ七筒手牌7

この手牌7は一九字牌の数が多く、他家の不要牌になりやすい牌がポン材なのでチートイツよりはトイトイを考える手牌です。


この形だとどこからポンしてもトイトイ・白・中やトイトイ・白など鳴いても子5200点以上が狙える手であれば、鳴く価値は大きい手だと言えます。

この手牌に東南發でも引いてくれば九萬をトイツ落とししてメンホン(メンゼン・ホンイツ)チートイツにしたり、東南發が重なって七筒引きなら鳴きホンイツへ移行したり、東南發が重なって九萬を落としてホンイツ・トイトイ・白・中で跳満狙いにしたり、東南發が重なって八筒を落としてホンロウ・トイトイ・白・中で跳満狙いと、鳴きのバリエーションも増えてきます。

トイトイにする時は赤やドラ、役牌、ホンイツ、ホンロウと組み合わせると高い手になりやすいです。
さらにこの内の複数を組み合わせると鳴いても跳満や倍満の勝負を決めるアガリにもつながってきます。(ホンイツ・ホンロウ・トイトイ・役・役・ドラ3で三倍満、その最高形が字一色や小四喜、大四喜)


チートイツにするかトイトイにするかで迷ったら、数牌の部分に注目しましょう。(基本的には5に近いほど鳴きづらい牌)

ざっくりとした判断で言うと、鳴きづらい牌が2種類以上ならチートイツ、1種類以下ならトイトイ、の目安です。

このトイトイをメンゼンで一つも鳴かずに完成したものが四暗刻で、これもまたトイツ系手役の最高形でもあります。


今回のまとめ

・鳴きの一気通貫は相手に狙いがバレやすく、さらした牌もヒントになり待ちも絞られやすい(さらした牌+捨牌で手役が限定される)

・基本的に5に近いほど鳴きづらいので手牌の数牌が鳴きづらいものが2種類以上→チートイツ、1種類以下→トイトイの目安

・トイトイに赤やドラ、役牌、ホンイツ、ホンロウを組み合わせると高い手になり、この内複数を合わせると鳴いても跳満以上の手になり、逆転を狙う時に良い

・トイトイの最高形が字一色や小四喜、大四喜

・トイトイを一つも鳴かずメンゼンで完成すると四暗刻(役満)




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