2024年04月24日
ちょっとだけMリーグ#307
今回もMリーグの一局だけを掘り下げていきます。
今日の主役は岡田 紗佳プロです。
まずは動画からご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=8KSQPCk5qeE&t=41s
2024年3月19日 第1試合
南4局 1本場 ドラ
東家 岡田 紗佳 32000
南家 本田 朋広 32700
西家 二階堂 亜樹 15200
北家 滝沢 和典 20100
(敬称略)
トップ目・本田さんは1000点でもアガればトップ。
二着目・岡田さんは親なのでアガると連荘で、ツモアガリされると子の2倍支払うので本田さんとの点差を可能な限り広げたい。
三着目・滝沢さんは跳満ロンや満貫ツモ、上位2人6400直撃で二着、倍満ロンや跳満ツモでトップ。
ラス目・亜樹さんは三倍満ロンや倍満ツモでトップ。
最初に親・岡田さんの手は
ドラ岡田手牌
赤なしドラなしの4シャンテン。
はどちらも岡田さんの役牌でポンすれば役あり。
もしドラを引いてもタンキ待ちかトイツにする必要があるので使いづらく、赤引きを考える程度でいいでしょう。
ツモ打
次に南家・本田さんの手は
ドラ本田手牌
ドラが浮いている4シャンテン。
、、、とマンズホンイツの材料が4ブロックあります。
もし4トイツになればチートイツもあり、ホンイツ・チートイツならドラ使いで跳満、倍満もあります。
が岡田さんと本田さんの持ち持ちになっていて鳴けません。
ツモ打
続いて西家・亜樹さんの手は
ドラ亜樹手牌
赤もドラもないメンツ手4シャンテン。
このままではピンフくらいしか狙えなそうなので赤を引いてリーチやを落としてリーチ・タンヤオなら三着になれるかもしれません。(5200ロンや1000−2000ツモなどで三着)
ツモ打
最後に北家・滝沢さんの手は
ドラ滝沢手牌
赤もドラもないメンツ手3シャンテン。
滝沢さんは6400直撃や満貫ツモが欲しいのでタンヤオや三色を付けて高打点が欲しい。
ツモ打
次巡、岡田さんは
ドラ岡田手牌
3ターツ+でブロックは足りそう。
同巡、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
3メンツ+雀頭はほぼ決まり、へのくっつきを見たい。
亜樹さんが切ったを岡田さんがポンして打。
ポンドラ岡田手牌
ポンの直後、本田さんは
ドラ本田手牌
4トイツ、チートイツ2シャンテン。
同巡、滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
が2枚必要な3シャンテン。
少し678三色や789三色があるかもしれません。
次巡、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
2メンツ完成の2シャンテン。
次巡、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
ツモ打した2シャンテン。
このを本田さんがポンして打。
ポンドラ本田手牌
バック(後付け)2シャンテン。
ポンの後、滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
亜樹さんが4枚目をツモ切り、滝沢さんのマンズは苦しい形。
岡田さんは
ポンドラ岡田手牌
打してカンを嫌った2シャンテン。
同巡、本田さんは
ポンドラ本田手牌
受け入れの1シャンテン。
次巡、岡田さんは
ポンドラ岡田手牌
受け入れの1シャンテン。
同巡、亜樹さんはツモツモ切り。
このを残すと役なし1シャンテンにとれますが、678三色にならない牌(以外)はツモ切るつもりのようです。
また同巡、滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
ツモ打して678や789三色が狙える2シャンテン。
このを岡田さんがぺンチャンでチーして打。
チーポンドラ岡田手牌
受け入れの1シャンテン。
2巡後、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
受け入れ、ピンフ含みの1シャンテン。
次巡、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
テンパイ即リーチ、待ち。
待ちは山に2枚、は1枚、は2枚の計5枚。
このままでは亜樹さんの着順アップは厳しいので一発ツモかツモって裏1、ハイテイツモなど1300−2600〜狙い。
リーチ一発目、滝沢さんはツモ打。
次巡、岡田さんはツモツモ切り。
本田さんはツモ打
ポンドラ本田手牌
滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
ツモ打して2シャンテンを維持。
次巡、岡田さんはツモツモ切り。
同巡、本田さんは
打ポンドラ本田手牌
リーチ現物があり岡田さんがを通し、中スジ打。
本田さんはこれが通ると3巡切れるメリットが大きい。
また同巡、滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
一応、678三色を見て打。
もしオリるなら現物があります。
切られたを岡田さんがチーして打。
チーチーポンドラ岡田手牌
の待ちテンパイ。
待ちは山に2枚、は3枚の計5枚。
チーの直後、本田さんはツモ打。
同巡、亜樹さんはツモツモ切り。
これが岡田さんのアガリ牌。
ロンチーチーポンドラ岡田手牌
1500の一本場、1800点。(リーチ棒+1000)
オーラス二本場は親・岡田さん以外の三人テンパイで流局し、岡田さんトップ。
岡田 +56.8
本田 +12.7
滝沢 −20.9
亜樹 −48.6
岡田さん決死の鳴きがアガリを生み、トップ目に立った一局でした。
今回のまとめ
・鳴きは愚形から鳴く
基本的に鳴きはペンチャン、カンチャン、シャンポン受け入れから鳴くと好形待ちが残りやすい。
・四連形は食い伸ばしにも使える良形
岡田さんは下の手から上家の切ったをチーして打。
ポンドラ岡田手牌
↓
チーポンドラ岡田手牌
チーして受け入れの1シャンテン。
四連形は真ん中に近づくほど好形を作りやすい。
→とチーできる
→とチーできる
→チーでリャンメン残りチーと
→チーでリャンメン残りチーと
真ん中に近い四連形(3456、4567)ほど好形を作りやすく、端に近い(1234、6789)ほど作りにくくなる。
これはメンゼンでも鳴きでも変わらない。
↓連荘よくやった!と思ったらクリック
麻雀ランキング
にほんブログ村
↓PR
価格:1870円 |
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12521121
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック