2021年03月19日
2018年8月韓国江原道旅行(その3:束草海岸地区)
韓国江原道旅行のレポート第3回は、束草海岸地区についてお届けします
江陵の市街バスターミナルから、高速バスに乗ること約90分ほどで束草に到着。
宿泊予定のゲストハウス「Story House」にチェックインし、荷物を預けました。
(「Story House」の施設の様子はこちらのBooking.comのページから確認してもらえればと思いますが、1泊1,600円前後という価格とは思えないくらい快適な施設でした)
ゲストハウスにチェックインを済ませた後は、海岸沿いに向けてぶらぶらと散策してみました
その中で見つけたのがこちらの冷麺。
こちらは「咸興冷麺」(ハムンネンミョン)といい、冷麺の本場と呼ばれる咸興式のサツマイモデンプンを使った冷麺になります
シッカリとした歯ごたえがとても美味しい一品でした
ところで、咸興は現在の北朝鮮領域に存在する都市ですが、北朝鮮との国境に近い束草には、この咸興冷麺を始めとして、あらゆるところに北朝鮮に関連する文化が散見されましたので、この先も、機会あるごとにご紹介していこうと思います。
海岸散策を続けていると「霊琴亭」という東屋を発見しました
ここから眺める景色は中々素敵でしたね
さらに、丘の上に登れば、束草灯台展望台もありました。
(ただし、私が到着した時に丁度営業時間が終了となってしまい、私は中に入れませんでしたが)
今度は海岸から、街中の方へ歩いてみると、「収復記念塔」と呼ばれるモニュメントがありました。
こちらは、南北分断により、鉄柵を越えて故郷と別れを告げることとなってしまった母子が、北にある故郷を見つめている像であり、南北統一祈願の象徴となっています。
束草が属する江原道は、8割くらいが韓国領となりましたが、北部の2割くらいは北朝鮮領となっており、同じ道内でも分断されてしまったような状況であるので、多くの家族・知り合いが離れ離れとなってしまったのだろうと思われます
それを思うと、一刻も早く南北統一の話が進めば良いなと思う次第です
その後は、さらに町の商店街まで足を運び、束草の名物料理である「オジンオスンデ」(写真左)と「アバイスンデ」(写真右)を試してみました
「スンデ」とは、豚の腸の中にもち米や春雨などを詰めて蒸した韓国料理、「オジンオ」とはイカ、「アバイ」とは北朝鮮方言でおじさんを指す言葉になります。
従って、「オジンオスンデ」はイカの中にもち米や野菜、ひき肉などを詰めて蒸したイカ版の「スンデ」になります。
(実際には、蒸した後、輪切りにして表面に卵をつけて焼いて完成となります。)
食感としては、日本の「いかめし」のような感じですが、中の具材や表面の卵コーティングでまた独特の美味しさがある逸品でした
「アバイスンデ」は、朝鮮戦争期に北朝鮮領域から避難してきた人が伝えたというスンデということで「おじさんのレシピのスンデ」と言ったところでしょうか
こちらも、中々美味しかったですね
どちらも結構美味しくて韓国焼酎が進みすぎてしまったのを覚えています
そして、翌日は雪岳山を割とガチで登山することになったのですが、二日酔いの中を強行したため、かなりしんどかったことを今でも覚えています
次回のレポートは、雪岳山滝巡りについてお伝えします
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江陵の市街バスターミナルから、高速バスに乗ること約90分ほどで束草に到着。
宿泊予定のゲストハウス「Story House」にチェックインし、荷物を預けました。
(「Story House」の施設の様子はこちらのBooking.comのページから確認してもらえればと思いますが、1泊1,600円前後という価格とは思えないくらい快適な施設でした)
ゲストハウスにチェックインを済ませた後は、海岸沿いに向けてぶらぶらと散策してみました
その中で見つけたのがこちらの冷麺。
(お店の人が写真を撮る前に麺のカットを始めてしまったのでちょっと汚くなっていてすみません)
こちらは「咸興冷麺」(ハムンネンミョン)といい、冷麺の本場と呼ばれる咸興式のサツマイモデンプンを使った冷麺になります
シッカリとした歯ごたえがとても美味しい一品でした
ところで、咸興は現在の北朝鮮領域に存在する都市ですが、北朝鮮との国境に近い束草には、この咸興冷麺を始めとして、あらゆるところに北朝鮮に関連する文化が散見されましたので、この先も、機会あるごとにご紹介していこうと思います。
海岸散策を続けていると「霊琴亭」という東屋を発見しました
ここから眺める景色は中々素敵でしたね
さらに、丘の上に登れば、束草灯台展望台もありました。
(ただし、私が到着した時に丁度営業時間が終了となってしまい、私は中に入れませんでしたが)
今度は海岸から、街中の方へ歩いてみると、「収復記念塔」と呼ばれるモニュメントがありました。
こちらは、南北分断により、鉄柵を越えて故郷と別れを告げることとなってしまった母子が、北にある故郷を見つめている像であり、南北統一祈願の象徴となっています。
束草が属する江原道は、8割くらいが韓国領となりましたが、北部の2割くらいは北朝鮮領となっており、同じ道内でも分断されてしまったような状況であるので、多くの家族・知り合いが離れ離れとなってしまったのだろうと思われます
それを思うと、一刻も早く南北統一の話が進めば良いなと思う次第です
その後は、さらに町の商店街まで足を運び、束草の名物料理である「オジンオスンデ」(写真左)と「アバイスンデ」(写真右)を試してみました
「スンデ」とは、豚の腸の中にもち米や春雨などを詰めて蒸した韓国料理、「オジンオ」とはイカ、「アバイ」とは北朝鮮方言でおじさんを指す言葉になります。
従って、「オジンオスンデ」はイカの中にもち米や野菜、ひき肉などを詰めて蒸したイカ版の「スンデ」になります。
(実際には、蒸した後、輪切りにして表面に卵をつけて焼いて完成となります。)
食感としては、日本の「いかめし」のような感じですが、中の具材や表面の卵コーティングでまた独特の美味しさがある逸品でした
「アバイスンデ」は、朝鮮戦争期に北朝鮮領域から避難してきた人が伝えたというスンデということで「おじさんのレシピのスンデ」と言ったところでしょうか
こちらも、中々美味しかったですね
どちらも結構美味しくて韓国焼酎が進みすぎてしまったのを覚えています
そして、翌日は雪岳山を割とガチで登山することになったのですが、二日酔いの中を強行したため、かなりしんどかったことを今でも覚えています
次回のレポートは、雪岳山滝巡りについてお伝えします
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