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2017年11月10日

今のアラフィ世代に多い丙午(ひのえうま)。丙午の出生率と八百屋お七の関係とは?

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ちょっと歴史とか迷信の話になります。



今のアラフィフ世代だと、「丙午(ひのえうま)」の年に生まれた人も多くいらっしゃるかと思います。
実は私も、丙午の年に生まれました。

10種類ある「十干」の甲乙丙丁戊己庚辛壬癸。
12種類ある「十二支」の子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。
この2つが組み合わさって出来る干支は60種類あるので、「丙午」は60年に一度訪れます。
もちろん、みなさんが生まれた年もなにかしらの組み合わせですので、60年に一度になります。



丙午はあまり世間から好かれていないのですが、そのことを知っているのはどのくらいの世代までなのでしょうか?
20代くらいだと、「え、丙午ってなんのこと?」くらいの感覚だったりするのでしょうか?



丙午生まれが嫌われることについて、男子にはあまり関係ありません。
「丙午の女は男を食い殺す」「丙午の女は嫁にもらうな」「丙午の女は気性が荒い」という迷信のために丙午が嫌われているので、風当たりはほとんど女子だけに向けられます。
その迷信の由来は江戸時代初期の人物、「八百屋お七」にあります。


お七は八百屋の娘で、江戸時代初期の頃、10代の時に放火をし、処刑されています。
そのお七の生まれ年が丙午で、放火の理由が男絡みとされているため、その後このような迷信になりました。

ただ、「放火→処刑」までは史実なのですが、放火をした理由や生まれ年についての明確な証拠は残っていないとのこと。
その後、八百屋お七を題材とした小説、歌舞伎・浄瑠璃、映画・ドラマなどが数多く残されていますが、放火の罪で処刑されるということ以外は、設定が色々と違うようです。
八百屋お七wiki




まあ、迷信まではいいのですが・・・
今から一番近い丙午は1966年になりますが、その時の出生数が異様に低いのです。
その近辺の年と比べると、約25%減です。
出産とは生命に関わることですが、そんな大事なことにでも、ここまで迷信が深く関わっているんですよね。

しかも世間を騒がせたであろうとはいえ、たった一人の女性が起こした放火が300年を経てもここまでの影響って、異例すぎじゃないですか?
他の歴史に残る犯罪者の生まれ年をもってきて、「○年生まれの人は△△」なんて、聞いたことありません。
ましてやそれが、現実にこんな大きな影響をもたらすなんて。

下の図は、丙午の年だけ出産数がガクンと下がっていることが分かる人口推移です。
1966年に我慢して待ち構えてた分、1967年にちょっと出産数が上がっていますね(笑)
クリックすると別窓で大きくなります。

ひのえうま.jpg






社会に出てすぐの頃、やはり若いので、おじさんたちに歳を聞かれることが多いです。
歳を言うと「丙午かー。苦労しない?」「いじめられたりしない?」なんて言われることも珍しくありませんでしたが、そんなことは全くないです。

いじめられるといっても社会に出る寸前までずっと学生をしてきたわけで、常に同年代に囲まれているわけで。
同級生の多くが丙午なのに、丙午を理由にいじめられるはずがないのです。

苦労したかどうかという意味でいえば、むしろ人口が少なくて受験や就職活動が楽だったのではないでしょうか?
私の通った高校は偏差値が高い高校ではありませんでしたが、同じ学区の同レベルの高校はどこも軒並み定員割れで、受け入れ人数に対しての受験申込者数(そのことを何て言うんでしたっけ・・・)が、100%に満たなかったのです。
一定以上の点数さえ取れば、全員合格できるというわけです。

みんな結婚も普通にしてたし、とりたてて離婚率が高いわけでもなく。
丙午の人たちからしてみると、お七さまさまなのかもしれません(笑)




1966年前後に出産した人たちが高度経済成長期の中にあって、そこまで迷信を信じていたとは考えにくいです。
1966年というのは今からするとずいぶん昔ではありますが、さすがによく迷信や言い伝えがキーワードになる金田一耕助の舞台になるほど昔ではないし、時代も全然様変わりしていると思いますし。

ただ、その前の丙午、つまり1906年にはまだ迷信が根強く残り、結婚が破談になって自殺したりという事件も多発しました。
それを伝え聞いて知っている1966年近辺の出産世代は、「自分は迷信を信じてはいないし、将来息子が丙午のお嫁さんを連れてきても反対しないけど、念のためにズラせるものならズラそうか」という気持ちになるのも分かります。
迷信を信じてるか信じてないかではなく、リスクを減らしたかったというか。

出生率自体は、1906年は約4%の減少なので、1966年の25%減に比べると、まだ緩やかなんですけどね。




そしていま、1966年生まれが大人になり、丙午の女子は放火魔が多いとか、丙午のせいで結婚できないとか、丙午のせいでだんなを食い殺したとか、そんなニュースは全く聞きません。
丙午であることの悪影響がなかったことを、やっと証明できたのではないでしょうか。

あと10年もすれば、また次の丙午が訪れます。
いま15歳前後の女の子たちが出産ピークを迎えることになると思いますが、その時はさすがに出生率が下がるなんてこと、ないような気がしています。

お七が死んでから350年ほど経ち、ここでやっと、八百屋お七の呪縛から解かれる時が来たのかもしれません。
放火も大罪かもしれませんが、高度経済成長期に25%もの出産率を下げたことの方が、大罪だと思います






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posted by さくらノ at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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