居多神社の後、これまた安産祈願で有名な柏崎の胞姫神社に行ってきました。
胞姫神社では、献灯された短いロウソクを貰い受けて出産の際に点せば「産が軽い」とされていたそうです。
胞姫神社の「胞」とは、胞衣(えな:胎児を包む膜や胎盤のこと)を意味しているとのこと。
こちらの神社の名前の由来には、源義経の嫡男出産伝承と関係があるようです。
その昔、、源義経一行は直江津から海路奥州へ下向の折、嵐にあってやむなく当地へ上陸しました。この時、急に北の方(正室)が産気づき、仮の産所を設けて嫡男亀若丸を出産しました。
同行していた弁慶は無事に出産したお礼に当地鎮守境内に亀若丸の胞衣を納め、あわせて源氏の氏神である諏訪・八幡の両神を祀ったと云われています。
胞姫神社の入口は国道8号線の胞姫橋付近にあり、山道を少し登ったところに神社がありました。
こちらは、国道8号沿いにある案内板。
直江津から新潟方面に向かう途中、入口100m手前で左手に見えます。
(反対側車線の100m手前にも同様の案内板あり。)
【所在地】新潟県柏崎市上輪