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2016年04月07日

安定感を上げるには前後のヒットゾーンを広く取る。

私の中ではテニスは確率のスポーツ。

安定感がモノを言います。

一般レベルで言えば、ものすごいボールを打つよりも、そうでもないボールをコンスタントに打てる、つまり安定感のあるプレーヤーが強いと思っています。

題名に「ヒットゾーン」と書きましたが、野球の話から入ります。

昨年のセ・パ両リーグの首位打者は

ヤクルト 川端選手
image.jpeg

ソフトバンク 柳田選手
image.jpeg

です。

あれ?秋山じゃないんだぁ・・・と思った方、いいですよ〜。柳田は安打182の打率.363で、秋山は安打216の打率.359です。 .

その他にもアベレージヒッターと呼ばれる、ホームランバッターではなくコンスタントにヒットを打てる選手は

西武 秋山選手
image.jpeg

元ヤクルト 青木選手
image.jpeg

元オリックス イチロー選手
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この辺の選手がいます。

そして、これらの選手に共通していることは

右投左打

という点です。

つまり、右利きだけど左のバッターボックスで打つスタイル。

そして、何故コンスタントにヒットが打てるのかは私なりの見解は

懐が深い、という表現になりますが、「縦にヒットゾーンが長く取れている」からであろうと。

左のバッターボックスに立てば、当然右肩が前になります。

かなり前で打たされても利き手の右手を前に伸ばせるのでミートすることができるのです。

最悪の場合、泳がされても利き手の右手一本でヒットまでこぎつけます。
image.jpeg

野球の話が長くなりそうなので、この辺でテニスの話に引っ張ります。

この考えで当てはまるのが、バックハンドスライス

片手のバックハンドスライスであれば、そこそこ打点が遅れても、もしくはかなり前で取らされても力が入ります

これが題名にもした「前後のヒットゾーンを広く取る」という意味です。

バックボレーでも有効です。

特に両手でバックボレーを打っている人は、打った後に左手を離すように打つ癖をつけておけば、打点が前になって、所謂、泳がされた時にもかなり対応が利くようになります。

と、今回はその話ではなく、その考え方をフォアハンドに応用して安定感を出したい、というもの。

つまり、フォアの場合利き手が後ろにきますから、前に伸ばしにくいですよね。

なので、かなり意識しましょう。

この辺のヒットゾーンから
image.png

この辺まで
image.png

なるべく長く広く取れるように。

ボールとラケットの接地時間なんて一瞬ですが、ラケット面が打ちたい方向に向いている時間を長くしたいです。

まぁ、一応動画を。(クリックでインスタの動画に飛びます)
前後のヒットゾーンを広く取る。


どうするか、というのは次回にして、まずは長く広くボールを掴むように意識してスウィングしていきましょう。


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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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