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2016年12月30日

饕餮(とうてつ)

最悪の性格をした獣の悪魔

《伝承地域》
中国

《特徴》
「四凶」の一つで、「饕餮」の姿は伝説では牛や羊に似ていて、全身が毛に覆われ、脇に目があり、虎に似た牙、曲がった角、人間の爪、人間の顔を持っていると言われている。その性格は野蛮で、凄い食欲で何でも飲み込み、弱い者の食べ物などを奪う。働かず、他人の金を奪い取り、自分より強い者の言うことは何でも聞くが、弱い者は苛めるといった最悪な妖怪である。饕餮という名前には意味がある。饕餮の「饕」は「財産をむさぼる」という意味であり、「餮」は「食べ物をむさぼる」という意味である。つまり、饕餮という漢字は、「無駄遣い、大飯喰らい」という意味である。これが「何でも食べる妖怪」となり、そして「魔物も食べてくれる妖怪」という考えが生まれ、饕餮が魔除けとされるようにもなった。
饕餮.jpg


posted by 麻生祇燐 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

2016年12月27日

オーク

乱暴で邪悪な地底の怪人

《伝承地域》
世界中

《特徴》
「オーク」は、おそろしい顔をして、腹の出たとても醜い人間のような姿をしている。仲間と地下に住んでいることが多く、ほとんどのオークは凶暴で頭が悪い。元はオルクスという名前のローマ神話に出てくる死を司る神様だったが、それが次第に現在のような妖怪となっていったとされている。人間や他の種族を見るとすぐ襲いかかってくるほど、危険な存在だ。さらに、繁殖力も強く、どんどん子供を産み、数が増えていってしまう。人間を殺すために武器を作ることが出来るが、頭が悪いのできちんとした武器ではなく、ただの尖ったものや、堅いものしか作れない。しかし、オークは力が強いので、それだけでも十分に戦えるのだ。
Orc.jpg


posted by 麻生祇燐 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

2016年12月26日

ユニコーン

鋭い角で何でも突き刺す美しい獣

《伝承地域》
ヨーロッパ

《特徴》
「ユニコーン」は、日本では一角獣とも呼ばれ、頭に渦を巻いたような長い1本の角が生えた白い馬の姿をしている。ライオンの尻尾、山羊の顎鬚、2つに割れた蹄があるものや、魚の尾を付けているものや、翼を生やしているものもいる。体の大きさも様々であり、山のように巨大なものや、小型犬ぐらい小さいものもいる。凶暴な性格だが、少女には簡単になついてしまうそうだ。ユニコーンはどんな馬より走るのが早く、人間の力で殺すことは可能だが、飼い馴らすことは不可能である。プライドが高くて頭が良く、人間や敵に追い込まれたとき、頭を真下にして身を投げ、角が地面に刺さることで衝撃を和らげて逃げるという。ユニコーンの角は、貴族たちが欲しがった宝物である。何故ならどんなものでも突き刺すことが可能であり、更には万病を治し、汚れた水をキレイにして食物や水に混ざった毒を中和するという力があったからだ。
Unicorn.jpg


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2016年12月21日

鳳凰

平和を表す、縁起の良い伝説の鳥

《伝承地域》
中国

《特徴》
「鳳凰」は、孔雀の体に鶏のクチバシ、蛇の首、魚の尻尾という不思議な姿をしている。麒麟などと並ぶ中国の神獣であり、とても縁起の良いものとされた。霊泉という甘い水で出来ている幻の泉の水を飲み、珍しい竹の実を食べ、梧桐の木にしかとまらない。また鳳凰の卵は、不老長寿の薬になると言われている。平和や幸せな所にしか現れない鳳凰は、めでたい妖怪とされている。この世の生き物たちの長とも言われていて、とくに鳥たちから崇められている。鳳凰が飛ぶと周りの鳥も後を追って飛び、鳳凰が死ぬと他の鳥たちは悲しむという。鳳凰は日本でもよく知られており、宇治平等院鳳凰堂の装飾とされていたり、一万円札にもその姿が描かれていたりする。
鳳凰.jpg


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2016年12月20日

ペガサス

気高く美しい、空を飛ぶ神の馬

《伝承地域》
ギリシャ

《特徴》
白い馬の体に鳥の翼を持ち、空を飛ぶことが出来る。また、その体は不死身だという。メドゥーサが英雄ペルセウスによって倒されたとき、首の切り口から「ペガサス」が生まれたと言われている。地上から神様の国まで自由に行くことができ、雷雲を運ぶこともできる。とてもプライドが高く、すぐ暴れるので、普通の人間では乗ることは出来ない。地面を蹴ると水が湧き出て、泉を造ることが出来るとも言われる。ペガサスは泉で水を飲んでいたときに、英雄ペレロトーンに捕まり、彼の冒険に付き合うことになる。ペレロトーンは、ペガサスにまたがってキマイラを退治し、多くの伝説を作った。
Pegasus.jpg


posted by 麻生祇燐 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

2016年12月19日

ヒュドラ

ヘラクレスと戦ったギリシャ神話の怪物

《伝承地域》
ギリシャ

《特徴》
「ヒュドラ」は、爬虫類に似た巨大な体とたくさんの首を持つ妖怪。首の数は9本とも、5本とも、100本とも様々な説があるが、多頭のヘビの生物とされることが多い。前足や後ろ足がある場合や、翼が生えていることもある。魔神テュポーンと、半人半蛇エキドナの子供である。昼間は沼などに隠れていて、夜になると人間を襲って食べると言われている。ヒュドラの特徴は、口から吐く猛毒と、とんでもない再生能力である。退治しようとして首を切っても、すぐ新しい首が生えてくるのだ。さらに、たくさんの首のうち1本は不死身なので、かなり手強い妖怪だ。しかし、そんなヒュドラも英雄ヘラクレスには敵わなかった。頭のよいヘラクレスは、口を塞いで毒を吸わないようにして戦いに挑む。さらに、切り落としたヒュドラの首の断面を焼いて溶かし、首が生えてこないようにした。最後に残った不死身の首も、その上に大きな岩を落として潰すことで、再生できないようにして倒した。
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2016年12月18日

キマイラ

様々な動物が集まった合成モンスター

《伝承地域》
ギリシャ

《特徴》
「キマイラ」は、ライオンの頭、山羊の体、尻尾は蛇という怪物であり、背中に山羊の頭が生えている場合もある。口から炎を吐き、周りを焼き払うことが出来て、とても強い体を持っている。ギリシャ神話に登場する怪物であり、魔人テュポーンと半人半蛇エキドナとの間に産まれた妖怪だ。現在のトルコであるリュキア地方に棲んでいたキマイラは、炎を吐いて地を焼き払い、出会った生き物を残さず食べるなど、暴れまわっていた。そこで、ペレロトーンという英雄がペガサスに乗ってキマイラ退治に出かけた。キマイラの口の中に鉛を付けた槍を入れると、鉛が口の中の炎で溶けてキマイラの喉を塞ぎ、息が出来なくなって死んでしまった。
Chimera.jpg


posted by 麻生祇燐 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

レヴァイアタン

どんな船も海底に引きずり込む海の魔獣

《伝承地域》
世界中

《特徴》
この「レヴァイアタン」は、海の魔獣の代表的な存在で、キリスト教では最強の生物とされることもあるようだ。レヴァイアタンの姿は様々で、巨大な魚であったり、ワニ、海ヘビ、龍のようなものであったりする。目は光り、口から炎を吐き、鼻からは煙を吹く。全身が固いウロコに包まれており、どんな攻撃をも撥ね返し、口には鋭い歯が生えている。あまりにも凶暴な性格のため、昔からヨーロッパで恐れられていた。その名前は、ヘブライ語で「渦を巻いた」という意味だという。つまり、渦を巻き起こして船を沈没させてしまう妖怪だ。神様がベヒモスと一緒に創ったとも言われていて、世界の終りが来ると、ベヒモスと一緒に人間の食べ物になるという話もあるらしい。
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posted by 麻生祇燐 at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

サンダーバード

雷雨を呼ぶ謎の怪鳥

《伝承地域》
アメリカ、カナダ

《特徴》
北米大陸で噂されている謎の怪鳥が「サンダーバード」だ。鷲に似た姿をしているが、とても大きく、翼の色は雷のように黄色や紫色をしていると言われる。アメリカの先住民であるネイティブ・アメリカンの古い伝説によく出てくる。サンダーバードはその名のとおり雷を操り、また狩りをするときも雷を使って獲物を仕留めると言われている。人間をつまみ上げてさらうこともある。1977年、アメリカ・イリノイ州の民家に2羽のサンダーバードが現れ、裏庭で遊んでいた3人の子供のうち1人がさらわれそうになった事件が発生している。幸い子どもが激しく暴れたので、空に引き上げられた子どもは地面に落下して助かった。
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posted by 麻生祇燐 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

2016年12月17日

シーサーペント

海で人間に襲い掛かる巨大なヘビの怪物

《伝承地域》
世界中

《特徴》
古くから漁師の間で語られてきた巨大な怪物。ヘビに似た細長い体をクネクネとクネらせて泳ぎ、船を沈没させたり、人間に襲い掛かったりすることもあるという。稀にヘビの体ではなく、手足やヒレがある姿のものもいる。「シーサーペント」はUMAと呼ばれていて、昔から目撃情報が多く、正体については様々な説が出されているが、まだ不明である。シーサーペントを専門に研究している学者もいるので、いずれ正体が分かるかもしれない。
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posted by 麻生祇燐 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪
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