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2016年05月01日

小豆とぎ

どこからかきこえる「ショキ、ショキ」という音

《伝承地域》
北海道・沖縄地方をのぞく全国各地

《特徴》
橋のたもとや川べり、井戸など、水辺の決まった場所で、夜にザクザクと小豆をとぐような音を立てる妖怪。「小豆洗い」「小豆さらさら」などともよばれる。地方によっては、小豆ではなく、米をといでいる音だとも、「小豆とぎましょか、人とって食いましょか」などと歌うともいわれている。たいていは音や声だけがきこえて姿はみえないが、埼玉県、山梨県、福島県、宮城県など、お婆さんの姿をしていると伝わる地方もある。キツネが化けているとか、イタチ、ムジナ(アナグマの別名)、ヒキガエルのしわざだといわれることも多い。また、江戸時代(1603〜1867年)の書物「絵本百物語」には、越後高田(新潟県上越市)にあった寺の小僧が殺され、その霊が「小豆あらい」になったという由来話がある。
小豆とぎ.jpg


posted by 麻生祇燐 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

あくどぼっぽり

かかとにとり憑き歩くのを邪魔する

《伝承地域》
岩手県二戸市

《特徴》
岩手県二戸市浄法寺町とその近辺に伝わる妖怪。「あくど」とは岩手の方言でかかとを意味する「あくと」のことで、「ぼっぽり」はこの妖怪が人のかかとにとり憑くときの感じをあらわした言葉。たんに「ぼっぽり」とよばれることもある。かかとにとり憑くほかに、人が歩くと後ろからついてくる、足にぶつかる、かかとをかじるともいわれている。夕方から夜にかけて、大木の下や、村境のかつて墓地があった場所にあらわれるが、姿はみえないらしい。「あぐとねぶり」も同じような妖怪で、闇夜を歩いていると後ろからきてかかとをなめるという。「あぐと」は「あくと」のことで、「ねぶり」はなめる、しゃぶるという意味の「ねぶる」からきている。
あくどぼっぽり.jpeg


posted by 麻生祇燐 at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

垢なめ

よごれた風呂場が大好き

《伝承地域》
特定不能

《特徴》
風呂場の垢をなめる妖怪。人が寝しずまった夜中や、だれもいない夜にあらわれるという。江戸時代(1603〜1867年)の1686年に刊行された「古今百物語評判」という本には、「垢ねぶり」という名前ででてくる。古い風呂場やあれた屋敷にすみ、ちりや垢がたまったところから生まれた化けものだと説明されている。当時はよくしられていた妖怪だったようで、垢なめがこないように、人びとは風呂場や桶をきれいにしておくように心がけたという。
垢なめ.jpg


posted by 麻生祇燐 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪
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