2016年12月30日
饕餮(とうてつ)
最悪の性格をした獣の悪魔
《伝承地域》
中国
《特徴》
「四凶」の一つで、「饕餮」の姿は伝説では牛や羊に似ていて、全身が毛に覆われ、脇に目があり、虎に似た牙、曲がった角、人間の爪、人間の顔を持っていると言われている。その性格は野蛮で、凄い食欲で何でも飲み込み、弱い者の食べ物などを奪う。働かず、他人の金を奪い取り、自分より強い者の言うことは何でも聞くが、弱い者は苛めるといった最悪な妖怪である。饕餮という名前には意味がある。饕餮の「饕」は「財産をむさぼる」という意味であり、「餮」は「食べ物をむさぼる」という意味である。つまり、饕餮という漢字は、「無駄遣い、大飯喰らい」という意味である。これが「何でも食べる妖怪」となり、そして「魔物も食べてくれる妖怪」という考えが生まれ、饕餮が魔除けとされるようにもなった。
《伝承地域》
中国
《特徴》
「四凶」の一つで、「饕餮」の姿は伝説では牛や羊に似ていて、全身が毛に覆われ、脇に目があり、虎に似た牙、曲がった角、人間の爪、人間の顔を持っていると言われている。その性格は野蛮で、凄い食欲で何でも飲み込み、弱い者の食べ物などを奪う。働かず、他人の金を奪い取り、自分より強い者の言うことは何でも聞くが、弱い者は苛めるといった最悪な妖怪である。饕餮という名前には意味がある。饕餮の「饕」は「財産をむさぼる」という意味であり、「餮」は「食べ物をむさぼる」という意味である。つまり、饕餮という漢字は、「無駄遣い、大飯喰らい」という意味である。これが「何でも食べる妖怪」となり、そして「魔物も食べてくれる妖怪」という考えが生まれ、饕餮が魔除けとされるようにもなった。
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