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2017年05月01日

魔女

ほうきに乗って空を飛ぶ、悪魔と契約を交わした妖怪

〈伝承地域〉
世界中

〈特徴〉
「魔女」の姿はしわくちゃの老婆であり、わし鼻が特徴的で、大きな帽子か頭巾を被っている。ほうきに乗って空を飛び、悪魔と契約した結果、色々な魔法を使えるようになった。黒猫や虫、コウモリなどを「使い魔」として操って人間を調べ、いたずらをする。また、森の奥に小屋を持っており、そこで大きな鍋を使って様々な材料を煮込み、魔法のスープを作り出すという。悪いイメージの多い魔女だが、キリスト教とは違う、昔ながらの風習を守る人間だという説もある。自然の薬草などを使った治療や、自然と共に暮らしていたのが魔女であり、必ずしも悪い奴ではないのかもしれない。また、悪さをしない魔女のことを「白魔女」と呼ぶ。白魔女は、未来を占ってくれたり、病気を治してくれたりするらしく、人間と仲良く暮らしていたという。
witch.jpg


posted by 麻生祇燐 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

ヴァンパイア

コウモリに変身し、人間の血を吸う夜の妖怪

〈伝承地域〉
世界中

〈特徴〉
「ヴァンパイア」は、普段はお洒落な洋服を着て紳士・淑女として振舞っているので、普通の人間に見えるが、夜になると吸血鬼の本性を現し、人間に襲いかかり血を吸う。国によって違うが、血を吸われた人間もヴァンパイアになってしまうことが多い。犠牲者の首には必ず2つのキバの痕が残っているという。苦手なものは匂いのキツいもので、ニンニクなどを玄関や窓に吊るすと逃げて行く。また、犬はヴァンパイアの正体を見破ることが出来るので、ヴァンパイアに恐れられている。鏡に姿が写らないとも言われ、コウモリやネコなどの動物に変身してターゲットの人間に近付くこともある。完全に倒すには、眠っている間に胸に杭を打ち込んだり、焼き払うのが良いとされている。ヴァンパイアは、殺されない限りは死なず、永遠に若い姿をしている。手当たり次第に人間を襲わず、動物の血で我慢するが、事情を知っている人間から血を貰うヴァンパイアもいるそうだ。
Vampire.jpg


posted by 麻生祇燐 at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

ミイラ

永遠の眠りから目覚め、発掘者に襲いかかる死者

〈伝承地域〉
世界中

〈特徴〉
「ミイラ」は、主にエジプトのピラミッドなどでよく現れる妖怪。中身は人間の死体で、全身ぐるぐるに布が巻かれている姿をしている。ヨタヨタとホコリを立てて歩きながら襲いに来るが、既に死んでいるのでナイフや銃で攻撃しても効果はない。苦手なのは聖なる水であり、かけるとひるむ。また、乾燥しているので、火による攻撃もかなり嫌がる。古代エジプトでは、死んだ体を保存するという風習があり、死体を布で包帯のように巻き、土に埋めた。これがミイラと呼ばれ、墓を荒らす泥棒や発掘者に襲いかかると言われるようになった。1920年代、古代エジプトの王様ツタンカーメンの墓を調査した人間が、次々に死んでしまった。これは、「ツタンカーメンの呪い」と呼ばれているが、もしかすると呪いではなく、ミイラに襲われたのかもしれない。
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posted by 麻生祇燐 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

2017年04月09日

ミノタウロス

牛の頭と人の体を持った人食い怪物

〈伝承地域〉
ギリシャ

〈特徴〉
「ミノタウロス」は、ギリシャ神話に登場する。牛の頭に人間の胴体を持つ、人間と牛から生まれた魔物である。ギリシャのクレータ島にあるクノッソスという迷宮に棲んでいる。とても乱暴な性格で、迷宮に入ってきた人間を襲い、食べてしまう。クレータ島の王、ミーノース王は、海神ポセイドンから生贄として贈られた牛「タウロス」を気に入り、違う牛を生贄の代わりにして、タウロスをこっそり自分のものにしてしまう。これに怒った海神ポセイドンは、ミーノース王の妻に呪いをかけ、タウロスの子供を産ませた。それがミノタウロスだ。ミノタウロスは、とても乱暴だったため、迷宮ラビュリントスに閉じ込められた。そして、9年ごとに7人の少年と7人の少女、合計14人が生贄として送りこまれ、その人間を食べていた。
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エキドナ

多くの妖怪を生み出す美しい怪物

〈伝承地域〉
ギリシャ

〈特徴〉
「エキドナ」は、上半身は美しい女の姿をしているが、下半身は蛇であり、背中に翼が生えていることもある。普段は洞窟の中で暮らしていて、人間が近くを通ると襲って食べていたそうだ。男を狙うことが多いようで、洞窟から美しい上半身だけを出し、蛇の下半身を隠す。そして、男を誘惑して、近付いたところを襲うという。不老不死の存在とされていたが、ギリシャの南の方にあるペロポネーソスという場所で家畜を襲っていたときに、100の目を持つ巨人「アルゴス」によって退治され、命を落とした。アルゴスは神様たちの手下で、多くの怪物を退治したエキドナは、ギリシャ神話の中で最強とされるテュポンの妻であり、たくさんの妖怪を産んでいる。エキドナ自体に特別な力はないが、多くの妖怪の母親として有名な存在なのだ。
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窮奇(きゅうき)

善人をいじめ、悪人を助ける性格の悪い妖怪

〈伝承地域〉
中国

〈特徴〉
中国神話に登場する妖怪で、四凶の一つでもあり、その姿はよく分かっていない。しかし伝説では、ハリネズミの毛が生えた、翼のある牛であると書かれている。また、牛ではなく虎であるとも言われている。犬のような声で鳴き、人間の言葉を理解すると伝えられている。邽山という山に棲むと言われ、悪に味方することが多い。悪人と善人が争っていると悪人を助け、善人を苦しめる。誠実な人が居るとその人の鼻を食べ、悪人には褒美として肉を与えるという、性格の悪い妖怪だ。また、人間を食べるときは、頭から食べると言われている。窮奇は、広莫風という北風を操ることが出来るとも言われていて、風の神様だという説もある。
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2017年04月08日

ペナンガラン

内臓をぶら下げて飛ぶ吸血妖怪

〈伝承地域〉
マレー半島

〈特徴〉
「ペナンガラン」とは、マレー半島、ボルネオ島に伝わる血を吸う妖怪。昼間は普通の女だが、夜になると首が体から離れ、飛ぶと言われている。元々ペナンカランは、赤ちゃんを産むときに手助けをする助産婦だったが、悪魔と契約して妖怪化したとも、不幸にもお産で死んでしまった女が成ったとも伝えられている。不気味なことに首の下には、食道や胃などの様々な臓器がぶら下がっており、飛行中は内臓部分が光っているという。この内臓からしたたる血液や体液に触れた人間は、病気になってしまうらしい。また、人間の血を吸うのが好きで、とくに妊婦の血は大好物である。この妖怪に襲われたくなければ、アザミの葉っぱを玄関に貼っておくとよい。
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トロール

地下から現れる巨大な妖精

〈伝承地域〉
ヨーロッパ

〈特徴〉
この「トロール」は、ヨーロッパに住んでいる妖精の一種で、醜くて巨大な体をしていることが多い。国や地域によってトロールの大きさは変わり、小さい体の場合もある。たくさんの種類がいることから、「山トロル」「雪トロル」「洞窟トロル」などの名前がある。デンマークでは顎鬚を生やした老人として考えられており、赤い帽子、革エプロンを身に着けている。ほとんどのトロールは、怖れを知らない性格で力が強いが、頭は悪く、凶暴である。また、再生能力が高く、深い傷が出来ても直ぐ治る。だが日光に弱く、浴びると石になって死んでしまうという。人間の物を隠すようなイタズラもするようで、今でもヨーロッパでは、日常生活で物がなくなったときにはトロールのイタズラだと言われる。トロールの家は、古墳の中や丘に出来た洞窟などにあるので、「丘の人々」という別名もある。この住処に、トロールがあちこちから盗んだり拾ったりした宝が、たくさんあるのだという。
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エンプーサ

男を喰い尽くす魔性の美女

〈伝承地域〉
ギリシャ

〈特徴〉
「エンプーサ」は、ギリシャ神話に登場する悪魔の一種で、その姿はとても美しい女であり、鷹のような爪、コウモリのような翼を持っている。片方の脚は青銅で、もう片方はロバの脚をしている。また、牛や犬など何にでも化けることができる。エンプーサは、男を誘惑して油断させ、食べる。寝ている男には悪夢を見せて、血を吸う。だが、心が弱く、悪口を言われると怯えて、悲鳴をあげながら逃げて行くと言われている。死後の世界の女神である「ヘカテー」の家来であり、ヘカテーの命令によって人間を襲っているという説もある。
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2017年03月18日

渾沌

何が何だか分からない、謎の妖怪

《伝承地域》
中国

《特徴》
「四凶」の一つである「渾沌」は、毛が伸びた犬のようで、熊に似た爪のない手を持っている。目と鼻は、あるだけで使えないとされている。足はあるが、これも役に立たない。自分の尻尾を咥えて、ぐるぐる回るという謎の妖怪だ。中国の伝説では、人間にある目、耳、口、鼻の穴という7つの穴があるが、渾沌にはなかったという話もある。渾沌に良くして貰った2人の王様が、お礼に毎日穴を1個ずつ開けていった。しかし、そのせいか7日目に渾沌は死んでしまったという。
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posted by 麻生祇燐 at 06:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪
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