ラノベぐらし！

Dragon≒Nuts！（ドラゴンナッツ）


電撃文庫「天使の3P!」6巻の感想と紹介です。

6巻のネタバレ：「天使の3P!」6巻ネタバレ 霧夢たちの猛反撃！

7巻の感想：天使の3P! 7巻の感想! 短編集になっても良い感じ！
５巻の感想：「天使の3P!」5巻の感想・紹介！（学園祭スタート！）

天使の3P! 6巻　/　蒼山　サグ
おすすめ度★★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★★★


くるみ達のバンド名が『Dragon≒Nuts（ドラゴンナッツ）』に決まり、リヤン・ド・ファミユと一緒に『キッズミュージックバトルフェス』に応募しました。
そしてこの6巻で選考結果が発表されます！（どういう結果になったか気になる方は、上に『天使の3P!6巻ネタバレ』のリンクを貼っとくのでそっちを見て下さい。こっちの記事はは直接のネタバレは控えめ）

響がまたしても小学生デートをしたり、Dragon≒Nutsが武者修行の成果をリヤン・ド・ファミユにみせつけたり。
ちょっと難航気味な、シリーズ第6巻。


（脱がしあい！）


今回はちょっと不穏な回でした。
小学生の女の子たちがやってるからまだ華があるというか和やかな気持ちで読んでいられますが、高校生の男たちの話だったらかなりギスギスしたキツいお話になったはず。小学生じゃないとラノベにできない内容だったかも？（やっぱり小学生は最高だぜ！）

全体的に霧夢に対してあたりがキツいというか。いや、本人の性格的にしょうがないのかもしれないですけども、ちょっと読んでて気になりました。
響もあれだけ好き好き言われて、本人も「響の嫁」を名乗ってるのに。響はろくに霧夢の相手をしてくれません……（汗）
少しかわいそうかも。

1巻や2巻ではありがちな展開というか、どっかで見たことのあるようなお話が多かったんですが、霧夢たちが出て来るようになったあたりからオリジナリティがバリバリ全開になった印象。
漫画やアニメならともかく、ラノベで音楽を題材にすること自体がかなり珍しいですし、登場キャラの半分くらい小学生ですし（？）。他に類を見ない、かなり独自なラノベになっています。

前作の「ロウきゅーぶ！」の時からそうでしたが、小学生の性格やビジュアルが魅力的なので、ロリ好きの方にはかなりオススメ。
あと、その小学生の女の子たちがいっぱい出て来るのでハーレム系が好きな人もおすすめ。

小さい子が頑張っているのが凄く微笑ましいです。この「天使の3P!」は意外と嫌な話や、ブラックな内容、不穏なお話、生っぽいリアルな話も含まれてるんですが、それでも基本「楽しい！」「微笑ましい」という気持ちでスラスラ読めます。本当に軽い気持ちで読めます。

今回はリヤン・ド・ファミユに喝が入ったので、次巻以降、彼女達がどう行動していくかなかなか楽しみです！

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