2018年01月19日
無印のアルガンオイルは高品質?美容効果重視なら要チェック!
無印のアルガンオイルって人気ですよね。
だけど、その品質や純度ってどうなのでしょうか?
調べてみました。
無印良品のアルガンオイル成分表示
全成分 アルガニアスピノサ核油
抽出方法 圧搾法
原産国 日本製
値段 30ml 1,800円(税込)
100ml 4,200円(税込)
抽出方法 圧搾法
原産国 日本製
値段 30ml 1,800円(税込)
100ml 4,200円(税込)
ここで気になるのは、抽出方法が「圧搾法」としか書いていない事と原産国が「日本産」と書いてある事。
原産国が日本産と書いてあるのは、モロッコから輸入して日本の工場で精製したという事なんですよね。
アルガンオイル独特の香りも全くないですし。
圧搾法としか書かれていないのはなぜ?
圧搾法といっても「高温圧搾法」か「低温圧搾法」(コールドプレス法)かで成分が全然違うんです。
◆高温圧搾法とは、高圧力で圧搾するので高温になってしまい、抗酸化作用のあるビタミンEなど栄養素(美容成分)、風味が損なわれてしまうため、アルガンオイルが持つ本来の効果を発揮できません。
◆低温圧搾法とは、摩擦熱で高温にならないよう、ゆっくり圧搾する方法です。
量としては全体の30%程度の油しか採れないのですが、熱による変質、栄養素はほとんど壊されることないので、高品質なものが多いです。
◆低温圧搾法とは、摩擦熱で高温にならないよう、ゆっくり圧搾する方法です。
量としては全体の30%程度の油しか採れないのですが、熱による変質、栄養素はほとんど壊されることないので、高品質なものが多いです。
また、どのように日本に運び、精製をしているのか工程が明らかでないのも気になるところではあります。
アルガンオイルができるまで
アルガンオイルは、非常に労力のかかる割にとれる量が少ないので大変貴重なオイルなんです。
約100キロの実から1リットルしか採取されないといわれています。
アルガンツリーから採った実を乾燥させて果肉を取り除き、非常に硬い種を割って実の中心(仁核)を採取します。その後、アルガン種子の仁核に圧力を掛けることで油を搾り出します。
ここで「高温圧搾法」か「低温圧搾法」(コールドプレス法)か溶剤抽出法の方法で油を搾り出します。
アルガンオイルの美容成分がたっぷり感じたいなら
アルガンオイルは、抗酸化作用のあるビタミンEがオリーブオイルの2〜3倍含まれておりアンチエイジングに最適な美容オイルです。
見た目年齢を左右するのは「しわ」「シミ」「毛穴」です。
アルガンオイルは、クレンジングの役割を果たしてくれるので毛穴を掃除してくれます。
また、肌を乾燥から守ってくれる保湿力が高く、くすみを減らし透明感のある素肌にもっていってくれます。
こういったところから、ハリ・ツヤを良くして、しわ、シミや毛穴を目立たなくするアンチエイジング用オイルといわれています。
よって、純度100%で未精製のアルガンオイルの方が効果を実感する事ができます。
純度100%未精製であるアルガンオイルの見分け方は6つあります。
→詳しい記事を見てみる
純度100%のアルガンオイルの6つの見分け方
◆1.「低温圧搾法」(コールドプレス法)であること
低温圧搾法の方が美容成分がずっと多く含まれています。
◆2.キレイな黄金色
アルガンオイルは「モロッコの黄金」といわれているほど黄金色をしています。無色なオイルは精製してあるものです。
◆3.香ばしい香り
ナッツというかアルガンオイル独特の香りがします。アルガンオイルの香りは、加熱により弱まります。無臭であることは、消臭工程を入れてあるか、精製しているという事です。
◆4.テクスチャー(感触)
スッと肌に馴染みやすくサラサラしているのが純度100%のオイルです。
◆5.澱がある
未精製の特徴として、抽出後フィルターで濾過しても、外皮やタンニンなどの天然の物質が澱として、瓶の底にたまる場合があります。
また、冬など10℃以下になると部分的に白っぽく凝固したり、沈殿・浮遊したりすることがあります。
融点の高い脂肪酸だけが凝固しているもので品質に問題はありません。
◆6.オーガニック認証を得ているかどうか
やはり、第三者機関がチェックしお墨付きをもらっている方が安全性についても安心できます。
ヨーロッパ(特にフランス・ドイツ・イギリス)やアメリカのオーガニック認証機関が有名です。
(認証機関によっても、基準が厳しいところからさほど厳しくない機関まであります。)
モロッコから輸入して日本の工場で精製しても、日本には、世界で認知度の高いオーガニック認定機関は現在ありません。
日本企業各社の徹底した管理体制が整っているのであれば安心ですが、消費者としては、企業の公式サイトなどでその情報を記載していない限り、品質や安全性に対して信頼する事は難しいのではないでしょうか。
アルガンオイル精製品って品質が劣るの?
◆未精製品について
未精製品は、アルガンオイルの栄養素を豊富に含んでいるのでその美容効果を期待できますが、逆にろ過が十分されていないと不純物が含まれている場合もあります。
また、アレルゲンとなりうる成分が入っている可能性があるので、肌質によっては刺激が強すぎて合わないという可能性があります。
オーガニック認証を受けているアルガンオイルであるなら、高品質なオイルなので未精製でも、きちんと不純物はろ過されている筈です。
しかし、肌質によっては、刺激が強すぎるという可能性は否定できません。
◆精製品について
その一方で、日本の精製技術は世界トップレベルと言われているので、日本人の肌に合ったアルガンオイル仕立てにしてくれているというメリットがあります。テクスチャーなども日本人好みになっています。
変質しにくいように精製する事で保存もきくようになっています。
また、オーガニック認証を受けていなくても、企業独自の厳しい管理をしているかもしれません。
よって、品質という点でいうと精製品だから一概に劣るとは言えません。
日本に運んでくるまでの保存管理状態、工場での精製工程の仕方や状態によって変わるものだからです。
しかし、アルガンオイル純度100%と美容成分という点で比較するならば劣るといわざるをえません。
アルガンオイルおすすめ
使いやすさ(香り、触った感じのテクスチャー重視)なら、無印のアルガンオイルは良いと思います。
@コスメの口コミでもなかなか良い評価です。(☆4.9/7.0)ですが、やはり、効果が感じられなかったという意見が多かったです。
実は、上の6つの見分け方で全てを満たしているものがあるんです。
それは、コディナの純度100%アルガンオイルです。
ナチュールエプログレ認証という厳しい基準のオーガニック認証を取得しています。
(対象品が加工品のため未精製であるアルガンオイルは認証対象外とはなりますが。)
・メルヴィータのアルガンオイルはミニサイズがない。
・ETVOSのアルガンオイルはミニサイズしかない。(18ml)
・ジョンマスターズオーガニックのアルガンオイルも59mlのみのサイズ展開。
値段が高い割には、コスパの良いオイルとの違いを感じられないという口コミもありました。
・ETVOSのアルガンオイルはミニサイズしかない。(18ml)
・ジョンマスターズオーガニックのアルガンオイルも59mlのみのサイズ展開。
値段が高い割には、コスパの良いオイルとの違いを感じられないという口コミもありました。
その点、コディナのアルガンオイルは、高品質ながらお値段もさほど高くなく(税込4,968円/100ml・3,024円/50ml・1,404円/10ml)、トライアルセットやミニサイズ(10ml)もあり、送料無料で試せて使い勝手が良いです。
経験したからいえる事ですが、これからオイル美容を始めてみる、もしくは、違うオイルを試してみようと思っている人には一度、試してみる価値があると思います。
公式サイトはこちらから→植物油の博士が選んだ高品質なアルガンオイル【CODINA(コディナ)】
posted by さくら at 00:12
| コディナのアルガンオイルと無印との比較