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2015年09月01日

組織文化の継承者

組織文化の機能とは?


組織の文化とは、これまで培ってきた目には見えないルールのようなものであったりします。それを見える化することは、文化を継承していく上で大切な事でもあります。そのような「組織文化」とはどのような機能を持っているのでしょうか。


◆意思決定や行動の基準となる

業務の中では様々な場面で、判断を迫られる事が多くあります。判断する際に、予め明確にされたルール、マニュアルに従う事はもちろんですが、そのルール内の範囲でどのような判断をするか迷う事もあります。組織文化とは、そんな場面で効果を発揮します。

業務上で、判断に迷った場合、定められたルールに従う事で解決への糸口を見つけることが出来ます。その定められたルールとは、今までの業務の中で蓄積された判断基準ですので、その企業にとっても従業員にとっても納得性のあるものになっています。ですから、単独の判断で動くよりも、正しい結果を導き出す事が出来る可能性が高いのです。

しかし、ルールが明確になっておらず、組織文化として構築がされていない場合はどうでしょう。判断の必要な場面において、都度立ち止まり、合理的な方法を考えなければなりません。また、その判断者によっても方向がまちまちになってしまう可能性が高いです。

このように、十分成熟した組織文化が構築・維持されていれば、どんな事態が起きようとも、難しい判断を求められる場面でも、誤った方向へ判断する可能性は低くなります。


◆組織としての一体感

企業とは、全従業員が共通の組織文化を持つ事によって、1+1 の答えを 3 にも 4 にもする事ができるのです。組織文化とは、その範囲内での判断・行動を自由に出来る事があります。共有された組織文化であれば、細かいルールに縛られる事がなく、その分だけ従業員の裁量の余地が広がり、迅速で、柔軟な行動をとることができると考えます。

さらに、企業の業績が良好であったり、高度な社会的責任を果たしているという評価を得ている企業は、それだけで、よい組織文化があると世間から認識されます。さらに、それは従業員にとっても誇らしい事であり、より企業への力となっていきます。このような雰囲気を作ることができれば、自発的な行動が増え,改善活動などが活発に進められるプラスのスパイラルが起きます。

アメリカの経営コンサルタントの著書の中で「卓越した企業は、組織文化を構築し、共有された価値観に基づきマネジメントが行なわれている」としています。また、企業文化の醸成により、好循環な学習サイクルが起こり、従業員全体の能力・意欲が向上する効果も得られます。


組織の作り出す文化とは、目に見えない力となり、計り知れない効果を生み出すのです。しかし、悪しき組織文化が蔓延したとすると・・・


これは僕が尊敬する経営者の方の言葉です。

『ベクトルをあわせる』
人間には、様々な考え方があります。もし社員一人ひとりがバラバラな考え方にしたがって行動しだしたらどうなるか?それぞれの人の力の方向(ベクトル)が揃わなければ力は分散してしまい、会社全体としての力とはなりません。このことは野球やサッカーなどの団体競技を見ればよくわかりますよね。全員が勝利に向かって心を一つにしているチームと、各人が「個人タイトル」という目標にしか向かっていないチームとでは、力の差は歴然としている。
全員の力が同じ方向に結集したとき、何倍もの力となって驚くような成果を生み出すのです。1+1が5にも10にもなるのです。


◆組織文化の弊害

組織文化の悪化は、企業の存続まで危ぶまれる状況となる場合が多いです。例えば、消費者の利益や環境などへの影響を考えず、自社の利益のみ追求する組織文化があったとします。この場合、従業員の多くはその文化の範囲内で消費者の利益の前に、自社の利益を確保する判断を行なうでしょう。

自社の利益を最優先するということは、提供される商品やサービスにおいても社会的価値を低くします。そして、消費者などにより喧伝されて世間に広がり、社会的信用を著しく失うこととなります。

組織文化とは、社会と共存できるように醸成する事が重要です。マネジャーはこのように醸成された組織文化を部下へと浸透させていく為に、日頃からのコニュニケーションを大切にしていかなければなりません。








「組織文化=フィロソフィ」

一つの例として、経営理念やフィロソフィといったものも文化の継承に役立ちます。自社の経営理念を現場の従業員まで浸透させていくには大変な時間と根気が必要です。


敬愛する経営者で、京セラの創業者である稲盛和夫さんの「フィロソフィ」を私の会社でも取り入れています。物事の考え方、仕事に対する心構えなど当たり前のように思えて、実際に行動できていない事ばかりです。


小さな小冊子にしてパート社員へも携帯させています。毎朝の朝礼、会議前などにもそのフィロソフィーブックの中から一項目を読み上げ、自分の考えをみんなの前で話します。


最初は嫌々だったこの習慣は、いまでは当たり前になっています。行動はまだまだ伴わないところはありますが、自分自身ことあるごとに目にして話すフィロソフィーは、自然と言葉になって出てきます。


こうした文化がこれからも継承されていくものなのだと思います。決してブレない、生きる=働く ことでもあります。根付かせる文化は人を育てるものでもあると感じます。


タグ:組織文化
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2023年更新 地方中小企業の管理職。次長という立場。チームの再編を経て、課長と新卒ギリ10代二人を部下に。課長は年上(高校の時の先輩)。部下の育成に手を焼いていると認識している今日この頃。 業績貢献と社員の育成、マネジャーはやることいっぱいですね。
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