本のある生活をしよう

最近知られるようになってきたマインドフルネスに興味のある方に

瞑想に興味のある方に、ぜひ読んでいただきたい本を紹介します。

仏教と脳科学: うつ病治療・セロトニンから呼吸法・坐禅、瞑想・解脱まで (サンガ新書)

グーグルをはじめ、有名大手企業が取り入れているという瞑想。

集中力を高め、仕事を効率よくこなすのにとても役立つそうです。

そのしくみを仏教の側からと脳科学の側から解き明かそうとしているのが

この本です。

仏教の考え方と脳科学の考え方には、もちろん食い違うところがあるのですが

お互いの立場から、心の苦しみと安らぎを考え

人を救うという共通の目的があります。

どちらの考え方もおもしろいです。

セロトニンを研究する脳科学者が、坐禅をしているとき僧の脳波を測定し

初期仏教の長老が、ブッダの根本の教えを伝えながら現代の問題を考えています。

仏教は科学だということを初めて知りました。

お二人の対話から、まだまだ続くと思われる人の心の研究に期待がもてます。

ほんの一部分ですが、瞑想の奥深さを感じられる本です。


今日もお読みくださり、ありがとうございます。