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シュミルソン
達郎マニアであります。ついにサンソン超常連になりました。カジュアル、シューズ、コスメ等を扱う小さな広告会社やってます。ゴルフは竹林隆光さんにクラブセッティング90点いただきながら未だに100叩いたりしてます。ハワイでゴルフしてシャワー浴びてビール飲むと寿命が5年延びるというのが持論です。オオーベイベー!
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2018年12月23日

今日はクリスマスイブ、雨は夜更け過ぎに。

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1983年に購入した一枚のアルバムのB面の最後に「そっと」収められていた一曲。
大ヒットアルバム、そして自分が特に山下達郎ファンになった「FOR YOU 」に続くニューアルバムとして発売された「MELODIES」では、シングルヒットで全日空の沖縄キャンペーンCMに使われた「高気圧ガール」やジャパニーズファンクの一大名曲の誉れ高い「メリー ゴー ラウンド」が印象的で、クリスマスイブはその時はそれほど注目されていなかったと記憶しています。
今ではあまりにも有名になってしまったが故に、最初に聴いた際にどう思ったかは正直はっきり覚えていません。でもあの1人多重のコーラス(その時はこれがパッフェルベルのカノンだなんて全く知らなかった)が印象に残った記憶はありました。
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ここでは、その後JR東海のCMによって・・・、今年で33年連続チャートイン・・・云々には触れず、自分のこの曲に対する思い入れを少しお話しますね。

自分がこの曲で一番気に入っているのは、イントロであります。
ギターの多重録音によるイントロは、自分にとってはザ・バンドやイーグルスの様な少しカントリーテイストな洋楽に聞こえます。そしてアルバムの一つ前の曲「黙想」のアウトロ(曲の最後の演奏部分)から一瞬のインターバルを置いて聞こえてくるこのイントロは何度聞いてもグッと来ます。
このエコー(リバーブ)が多くかけられたキラキラ感は、今や誰しもがここを聞いただけで「あ、クリスマスイブ!」って分かるんじゃないでしょうか?エンジニアの吉田保さんのマジックですね!
そしてそれに続く伊藤広規と青山純が奏でる実はとてもヘビーなベースとドラムの響き。そして「雨は夜更け過ぎに・・・」に続きます。このボーカルのエコーの感じも山下達郎ならではですね。
よくバラエティとかテレビ番組のBGMでクリスマスイブのみならず達郎の曲が使われる事多いですが、エコーが他の歌手とは全然違って聞こえるが故、すぐに達郎の曲だってわかります。

また達郎のクリスマスアルバムではクリスマスイブの英語バーションが収められています。これの一曲前の曲はホワイトクリスマスのアカペラですが、この最後の「〜BE WHITE」が消えゆくあとにこのイントロが始まるとウルっときますね。
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そんなクリスマスイブに対して山下達郎は以下の様にコメントしています。
「自分にとって詞、曲、編曲、歌唱、演奏、録音のすべてにおいて最もよくできた一曲。その曲が自分にとって最もヒットした曲である事は幸せです。よくライブで自分の代表曲は敢えてやらない人が結構いるけれど、僕はそうじゃない。だから自分のツアーで必ず演るんです」
実際自分が知る限り1998年から今年まで10回以上のツアーを観に行ってますが、クリスマスイブを演らなかったのは、メロディーズ以前のレーベル時代の曲だけの2002年とヒット曲を一曲もやらない2014年のマニアックツアーだけと記憶しています。

また、例の間奏部分の1人多重コーラスを録り終わって意気揚々と家に帰って来た、とは竹内まりやさん談。

余談ですが、昨年 今年のシングルのカップリングは「クリスマスイブ アコースティックライブバージョン(2007年)」ですが、これは間奏が難波弘之さんのピアノによるパッヘルベルのカノンです。これってBEATLESIN MY LIFE(!)の完コピ。と言うことはイン マイ ライフのあの有名なピアノの間奏ってパッフェルベルのカノンだったんですね。(と言うことをその2007年にサンソンでオンエアされるまで気が付きませんでした)
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オリジナルアナログ盤の歌詞カードです。

と言うわけで、もう聞き飽きたとか、またこれかよ、とかネット民にはあれやこれや言う奴いますが、これだけ長い間ヒットし続けているのは、曲自体の普遍性とそのクオリティが様々なファクターにおいて極めて高いが故だと言うことを感じていただければと思います。
だって、このサウンドが35年前に作られたって、全く古さ感じないでしょう?
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