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2020年01月01日

書評−スマホを落としただけなのに



今回の小説は志駕晃氏のものですが、とても小説上の架空の話などではなくて、
実際にいつ起きても可笑しくないというか、その一部は実際に起きている事件
でもある。

良く便利さとリスクは比例すると云われるが全くその通りで、株取引などはリ
ターンとリスがクは1対1だが、スマホに関して言えば、1対5以上かもしれない危
険性を孕んでいる。この作品を読んで、私はしみじみガラケーで良かったと思っ
たくらいである。私は昔からスマホのセキュリティを信じていなかったので、便
利とは思ったものの使わなかったが、正に現在のスマホはポータブルコンピュー
ターと化し、その情報量の多さと失くした時の危険性は図り知れない。

さて話を内容に戻すが、様々な事件は主人公の稲葉麻美の彼氏富田誠が、自分の
スマホをタクシーに忘れ、それを拾った男に麻美が富田と間違えて電話するとこ
ろから始まった。富田のスマホは返却されたのだが、そのスマホの全ての情報は、
拾い主の男に盗まれてしまう。

時を同じくして神奈川県の山中で、山菜取りをしに来た女性により地中に埋められ
た遺体が発見される。神奈川県警刑事部の毒島と加賀谷が事件を追うが、一向に
被害者の身元が判明しない。しかもほぼ同じ場所から更に3つの遺体が見つかり、
この遺体の身元も不明という事で、事件は混迷の度を増していく。

一方麻美は親友加奈子の勧めもあり、今まであまり興味のなかったフェイスブック
に、のめり込んでいく。フェイスブックに投稿するうちに友達承認も増え、ある日
富田と同じ会社の小柳という男からコメントがあり、最初はまめに返事をしていた
が、だんだんプライベートに踏み込んで来るようになったので、どうしたものかと
悩むようになって行く。

実はこの小柳こそ富田のスマホの拾い主の成り済ましで、盗んだ富田の個人情報から
、富田の人間関係は基より、麻美やそれを取り巻く情報を全て引っ張り出し、麻美を
手に入れたい一心で、仕掛けて来たのであった。さて麻美のこれからの運命は如何に
は本書を読んでのお楽しみという事ですが、この後も話が二転、三転、四転と転がっ
て行って、最後まではらはらさせられます。

この小説を読んで、もちろんストーリーも大変面白いのですが、それ以上に、本当に
スマホを落とした時の恐怖感が、甦ってきます。初めにも云いましたが、私はスマホ
のセキュリティをあまり信じておりませんので、ネットは自宅パソコンで、電話と一
部のメールはガラケーで、支払いはクレカとそれに付随した電子マネーと現金でとい
う風にしてますので、カードを失くした時に対応するくらいで、あらゆる自分の個人
情報が一度に盗まれるという事は、パソコンをクラッチキングてもされない限りあり
ませんが、スマホをお持ちの方は、それなりの覚悟が必要かもしれません。
それでは又。

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posted by norch at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評
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43年勤めた会社を退職し、趣味でやっていた株式投資三昧の毎日。そんなに贅沢し美食したわけでもないのに、50歳から痛風予備軍と高血圧症。長年の医者通いにうんざりし、医療費節約も兼ねて、薬の個人輸入を始める。
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