雑学オタクの独り言

ひよっとしたら、
人類がガンに負けない日が迫っているかもしれない。



医療の分野でSFにもにたイノベーションが起きている。



まだ、実用段階では無いのだが、
ナノ医療というもので、

ウィルスサイズの医療ロボット.ナノマシンが
身体を回診して、

重大な疾患を早期発見、
早期治療をしてくれる。


こんな夢のような話が
夢じゃなくなりつつある。


現実の話なのだ。


まあ、
マシンというと
メカニックな電子回路で動くロボットを思い浮かべるだろう？


誰の感覚でも？


しかし、
ここでいうナノマシンとは
高分子の粒子が集まってできているものをいう。


素材は生体適合性の高いポリエチレングリコール。


このナノマシンは
近い未来の医療のイノベーションで、
実用間近なのはガン治療。



僕の資料によると、
このナノマシンが搭載した抗がん剤が
注射によって体内にはいる。


そして、
ここからがミクロの決死圏ばりの壮大なドラマが身体の中で繰り広げられる。



体内にはいった
ナノマシンを見つけたガン細胞は
ナノマシンを危険な相手と判断し、
膜に包んで取り込み消化しようとする。


そして、酸をだす。
人間の胃袋のように。


で、
ここからが
飲み込まれたナノマシンの本領発揮で、

酸性になることによって、
壊れたナノマシンは
搭載した抗がん剤を放出。


あわれ、がん細胞は
自ら、自爆の道をたどるという訳。


いやいやいや、
すごい医療のイノベーション。


ちなみに何でナノマシンというか？


ナノというのは極小の単位の事。


マシンは機械的動作を行う点で、
広義の意味でマシンとみなされているらしい。


このナノ医療は
ガン治療だけではなく、
あらゆる脳の治療や
関節症など、様々な病気にも応用できるらしい。


どんな病気に応用できるかというと、

パーキンソン病
てんかん
ALS
リウマチ
膠原病
痛風
脳梗塞
インフルエンザ
帯状疱疹
ヘルペス
水疱瘡
脊髄性筋萎縮症
ノロウィルス感染症


ここに書ききれない治療にも期待できる。


SFの世界での事が
それ以上の素晴らしい技術革新でされようとしている。


実現すれば、


医療費の削減、
延命、
健康長寿


沢山の人が
病を気にすることがなくなるかもしれない。


昔、
文明開化の時代に、

フランスの作家で
ジュール.ヴェルヌという人がいた。


この人は、

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
という言葉を残している。


全くもって、
その通りで、
こういう素晴らしい技術革新の話を目にするたびに、
ヴェルヌの言葉を思いだす。


ナノ医療


早く実現、実用化してほしい。

すべての病に苦しむ人のためにも。