雑学オタクの独り言

ビジネスなどで、相手の意向や考えを知るために、先に事を伝え、相手のリアクションを見る事を打診という。



元は、お医者さんの技術の１つで、身体を軽く叩いて、内臓の具合を見る技法です。



この打診法の始まりが面白い。



昔にオランダのアウエンブルッガーというお医者さんが、自分の家が酒屋で、

自分のオヤジが酒樽を叩いて、酒の残量を調べているの見て思いついたらしい。



このアウエンブルッガーというお医者さん。

元々は音楽家をめざして、
音の高低を聞き分ける鋭い耳を持っていた。


で、酒屋のオヤジの後もつがず、音楽家にもならず、お医者さんになったそうな。



でも、アウエンブルッガーが生きてる時には、この打診法は有名じゃなかったらしい。



フランスのシャリテ病院のコルビザールというお医者さんが打診法に注目して、広めてくれたらしい。



熟練した経験豊富なお医者さんならば、この打診法で心臓肥大とか、肋膜炎など、すぐにわかるらしい。


ここまでになると、
まさに人体の職人。

ブラックジャック、
神業、匠の技。