雑学オタクの独り言

1人で100着のタートルネックというと？
ほぼ、一生分だろう。



そういう注文を、
イッセイミヤケにして、
常に黒のタートルネックを着ていた
伝説の人物がいる。



感のいい人なら、
直ぐにピーンときたはず？



そう、スティーブ.ジョブズである。



この人、
かなり変わっていた人だったらしい。


まあ、
いわゆる天才である。



何故、同じスタイルをしていたんだろう？



調べてみると、
そうゆう訳なの？という理由があった。


彼が
いつも、同じファッションしかしなかったのは、

ソニーの創業者.盛田昭夫氏の言葉に影響を受けたと言われている。



ソニーの従業員が作業着のようなものを着ているのを見て、

ジョブズは、
「何故、みんな同じものを着ているのか？」と尋ねました。



それに、盛田氏は、
「戦後何もない時代に会社が支給した作業着の名残で、
それは画期的製品を開発するソニーの技術者魂の象徴でもあるんだよ」
と言いました。



その話に感動したジョブズは
アップルでも、制服を導入しようとしたが、
従業員には不評だった。



で、自分だけでもと、
あの黒のタートルネックスタイルが
彼の定番になったみたい。


まあ、ファッションに気を取られたくないという合理的な考えもあったらしいが、


あの黒のタートルネックは彼にとっての制服、ユニホームだったのであろう。


このユニホーム効果というのが、
割と侮れなくて。


看護婦さんは看護婦さんの、



警察官は警察官の、



スチュワーデスはスチュワーデスの、
役割演技ができるようになるという。


ユニホームを着ることで、


自然に、
着た人の心に、


自覚、
覚悟、
役割がアップするらしい。



きっと、
ジョブズも、
あの黒のタートルネックが、
彼の仕事をクリエイティブにさせるユニホームだったのだろう。


ユニホームを着た、
瞬間に、
スイッチが入っていたと思う。



でも、それにしたって、
タートルネック100着はないやろうw


まあ、天才やから、
しゃあないか？w