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2018年01月05日
信用取引口座をつくる時の注意点
証券会社に口座を作るときに注意しなければいけない点があ
ります。つなぎ売りをするためには、単に口座を開設するだ
けではダメで、同時に信用取引の取り扱いを申請しなければ
いけません。私の友人で証券会社の口座を開設した際に、信
用取引の取り扱い不可となったケースがありました。
※ただし普通の口座はもちろん作れましたし、不可となって
も何回でも申請できるようです。
≪信用取引口座開設可となる基準≫
証券会社によって基準は異なると思いますが、最低限、投
資経験が一年以上は必要みたいです。「そんなに経験無い
から無理じゃん」という方は下記のリンクや僕の経験談を
参考にしてみてください。
信用取引不可となっても、クレジットカードでブラック
リストに載るのと次元が違いますので、その証券会社で不
可となっても、他の証券会社では可というのもありうると
思います。また何度でも同じ証券会社で申請はできるよう
です。ただしあくまで自己責任でお願いしますm(__)m
≪規制する理由≫
前に書きましたが(リンク)信用取引では証拠金を一般的
に30万円以上預託することで、レバレッジを効かせて約3
倍から5倍(90〜150万円以上)の取引をすることが出来ま
す。ハイリスク・ハイリターンとなるので投資経験がある
ことを条件にしているのです。
ただそれは、株式売買利益を目的としている場合にハイ
リスク・ハイリターンなのであって、株主優待獲得の目的
で信用取引を活用するのであれば、規制する理由は無いん
ですけどね(^^)
≪対 処≫
証券会社のホームページから口座開設を申し込む場合に、
投資経験を必ず聞かれます。「投資経験なし」では、まず
間違いなく信用取引不可となるでしょう。
(普通の口座はもちろん可)
そこで、皆さんの過去を振り替えって少しでも何らかの投
資経験があれば「あり。10年」とかにしましょう(^^)
その間にブランクがあっても、そこまでは聞かれたことが
ありません。
≪僕の場合≫
僕の場合は2006年にカブドットコム証券、マネックス証券
を作ったところから始めました。当時、勤めていた会社の
社員持株会に入っていて、株式はずっと持っていたので、
「投資経験あり」「10年以上」としたら、問題なく信用取
引可となりました。まぁこの回答が正しかったかどうかは
わかりませんが、ウソではありませんでしたから(笑)
≪参考ブログ≫
他の方のブログですが参考に。
⇒信用取引の口座開設には審査がある
コスト説明
ここまで株主優待を獲得するための信用取引にかかわる色々
な事柄を記事にしてきました。
それでは株取引のコストについて考えていきます。
SMBC日興證券を例にしていますが、仕組みは基本的にどの
証券会社も同じだと思います。
※仕組みは一緒でも手数料や金利などは異なります。
手順は4つ。
@制度信用売り
売買手数料+金利+貸株料+逆日歩
=0(無料)+0%+1.15%日割+不確定要素
A制度信用買い
売買手数料+金利+貸株料
=0(無料)+2.5%日割+1.15%日割
B制度信用買いによる建玉の現引き(品受け)
無料
C現渡作業 無料
<参考>つなぎ売り作業の流れはコチラ
⇒株主優待が欲しい!でも具体的にはどうやるの?
以上の通り、SMBC日興証券のクロス取引はコスト0が
多いから安いんです。
でも逆日歩が不確定要素なんですけどね(^^;)
逆日歩について別の記事で解説しています。
⇒逆日歩の対処について