今宵も元気なウサギです。
今年3冊目になる書籍を読み終えましたので、感想シェアさせて頂きます。
★レフトハンド・ブラザーフッド(下)
著者:知念実希人さん
★あらすじ
自分の冤罪を晴らすため主人公「岳士」は左手に宿る兄「海斗」とともに、殺害されたフリージャーナリスト「早川」の調査資料から「サファイヤ」という謎の言葉を見つけ出す。逃走中に知り合った隣人女性「彩夏」から「サファイヤ≒覚せい剤」であることを知り、「海斗」の提案で販売組織に潜りこむことに…。潜入に成功する一方、刑事「番田」につかまり、警察のスパイとなる事を強要される。そんな中、「サファイヤ」を創り出した「錬金術師」に少しずつ迫っていくのだが…。
★感想
ラスト100ページの加速がすごい!
「上巻」で、ちりばめられた「伏線」を、「下巻」で見事に回収しているのですが、テンポはどんどん速くなり、残り100ページを切る頃には、掛け合い(ある意味、騙し合い)のテンポは加速してピークを迎え、読み手を「ドキドキ・ハラハラ」の世界へ昇天させてくれます。
物語としては「兄弟の絆」という視点から、様々な試練を乗り越えていく中で、「絆」があるからこそ「選択」をどうするのか?と、常に問われているようにウサギは感じました。高校生と言う多感な時期に、突如訪れた事故。トラウマになっても仕方がないような状況。こういった中でも人は選択し生きて行かなければなりません。そういった悩める人に手が届く物語の様に感じました。皆さんも「本当の優しさ」に触れてみてください。上下巻読了して大満足、オススメ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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