梅雨入り間近、休みの雨が嫌いなウサギです!
5月も折り返し地点を過ぎて、暖かくなる一方、雨の日が多くなりましたね。台風一家も、そろそろ発生数を増やしてきそうな日和です。ウサギはめげずに【映画の世界】へ現実逃避?さて、今回、選んだ作品は、U-NEXTさんのNEWとなっていたのですが、結構、古い物語。ここ数年で小説側を読んでいたので気になってチョイス!
★藁の楯(2013年4月公開)
原作は、木内一裕さんによる2004年の警察小説。『ビー・バップ・ハイスクール』で知られる漫画家・きうちかずひろさんが本名の木内一裕さん名義で発表し、小説家デビューを果たしたことでも有名。
★あらすじ
元・経団連会長である経済界の大物「蜷川隆興」の孫娘が、「清丸国秀」によって殺害された。
「隆興」は逃亡中の「清丸」を殺すために、全国紙の全面広告(裏から手を回して不可能な広告を載せた)や消せないとされるインターネットサイトを通じ、「清丸を殺した者に懸賞金10億円を出す」と発表、全国民に対して「清丸」殺害の協力を依頼するところから物語は始まる。
一方、福岡で潜伏していた「清丸」は匿ってもらっていた人物に殺されそうになり、恐れをなして警察に出頭したのだが、ここから物語はゆっくりと加速していく…。
警察庁の上層部は、福岡⇔東京の「清丸」移送に厳重な警護(SP)をつけ事を決め、警護には警視庁警護課第4係の「銘苅一基」警部補と、同じく第3係の女性SPの「白岩篤子」巡査部長が選ばれた。また、警視庁捜査一課の刑事である「奥村武」警部補と「神箸正樹」巡査部長も同行し福岡に発った。
福岡に着いた警視庁の護送メンバーは、「清丸」が留置場で警察官に襲われて手当てを受けている病院にかけつけ、福岡県警の護送メンバーである「関谷賢示」巡査部長と合流し、「清丸」本人と対面、その後、護送が始まるが…。
★キャスティング
- 主人公:銘苅一基役(大沢たかおさん)
- 相 棒:白岩篤子役(松嶋菜々子さん)
- 警 部:奥村武役(岸谷五朗さん)
- 巡 査:神箸正樹役(永山絢斗さん)
- 福岡県警:関谷賢示役(伊武雅刀さん)
- 犯罪者:清丸国秀役(藤原竜也さん)
- 元経団連会長:蜷川隆興役(山崎努さん)
★感想
要人警護を仕事とするSPにおいて、「犯罪者の移送」を警護するという事は、犯罪者の為に盾となれ!と命令されているようなものだとウサギは思う。物語の中は、元・経団連会長が提示した「懸賞金」という「金に踊らされる人間」と「犯罪者を憎む人間」が、ある意味パニック状態で「移送」を妨害しようとするのだが、それでもSPとしての職務を果たさねばならないのか?大きな疑問の中で様々な「葛藤」が胸に突き立てられる物語。終焉にあなたも「藁の楯」の意味を知る事になります。おすすめです!
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