2016年12月08日
冤罪物語 連載40 敵討ちの部
これは、先日自作した餅つきの「杵」です。柄の部分を挿してある、背中のところです。
黒ずんだ柔らかい部分は私が削り取りました。見るとヒビが入って割れ始めています。
倒木でしたので、そこそこ乾いているだろうと、取ってきたのでしたが、乾いていなかったようです。
そこで、友人の大工さんで通称「モンサ」に電話しました。
「モンサ・今どこの現場?近けりゃ行く。見てもらいたい」
「ダメ・箕輪で『建てまえ』していて遠いから」
「エートですね、餅つきの杵を作ったら、生木なので割れてきた。乾いた柱の端材があったら、5〜60pもらいたい」
「分かった、少し待って」
ということで、翌朝目を覚ますとカーポートの中にありました。
米松・ヒノキ・杉です。お礼の電話をすると、余っても返さなくていいというので、遠慮なく頂きました。
沢山ある時間にまかせて、挿しかえれば使える杵にしておきます。
「モンサ」はこのブログの前半に登場しています。蜂の趣味があって、自家製蜂蜜を頂きました。
さて、敵討ちの本題です。
これはという、敵討ちの具体案が浮かんできません。自慢じゃないが、必要経費は「ン千万確保してあります」
自宅の新築にも手を付けずに、これだけは別枠で銀行に預けてあるのです。
だが、ドウひねくり回しても「正当化」できないのです。
自力救済を法律で禁止しておきながら、法律や条例ですべてが解決する訳ではありません。
一例に次があります。
騒音防止条例で「カラオケ被害」があります。このすべてが対象になって取締りの対象になるわけではありません。
取締りの対象になるのは「相手が法人の場合」これは、忽ち対象として計測が実施され、違反していれば「即処分」です。
だが、相手が個人の場合や、法人格を持たない「ただの飲み屋」の場合などは、どういう訳か「何回も被害が重なるか、他の犯罪が加わるかしないと」条例の適用になど、しません。
それと、この場合の被害者は「限定的」で「数が少ない」又は「1軒」だけという場合が多いのです。
こういう事情の上に胡坐をかいている神経に「私はなれません」「私はしません」
だが、世間にはこういう類いは多いのです。自分の権利でないのに、知っていて使う。
迷惑をかけているのは分かっていながら、そのままにしている。
人の善意を平気で利用する。
詐欺師の部類は、この3つが重なっています。
ドウにも好い手が無いまま、翌朝目が覚めます。
年金生活で、考えさせられることの中に「こんな物あったら便利だな、作ってみようかな」
というのがありました。そこで自作すると、ナント「好い」のです。・・・・・・つづきます。
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