2016年12月07日
冤罪物語連載39 敵討ちの部
おはようございます。「敵討ちの部」に物語は進んでいるので、経過は前半を見てください。
として、進めると読んで頂く方にすっきりと伝わるかな、と思います。
ただ、折角ですので、残しておきたいこともあります。製本にする段階ではないので、思いつくまま書くこともいいかなと、少しお付き合いください。
この、名誉をとるかそれとも、貸した資金の回収を目的とするのか選択を迫られました。
ここまでの間に、率直に感じたことは、警察の取り調べ〜逮捕まで、随分短絡的になっているな。ということです。
私の場合は、私に取り調べられたという記憶がないのでした。
任意同行を求められたのは覚えています。玄関のチャイムが鳴るので、折角寝ていたところを起きて、玄関に行くと。
同行して取り調べに応じてほしいという。
任意同行ですから、これに応じることなく「断って寝てしまえば済む」ことです。
やってもいないのに、取り調べに協力しなくていいですよ。罪を証明するのはこちらの責任ではありません。
任意同行に応じているのに、取り調べなして逮捕は「卑怯」ですよ。
めったにある場面ではありませんが、もし仮にドナタカの身に起こったとしたら、任意同行には拒否すれば済むことです。
今の警察は逮捕する時期が早くなっているので、無実でも任意同行を求められた時点で、知り合いに弁護士が居れば、依頼してもいいですね。お金は掛かりますが、裁判になるわけでもないので、大した額ではありません。
昔の警察とは違います。人間味はありません。人間味の意味が分からないでしょうし、教えていません。国民教育で徳育していませんから当たり前です。
理不尽で人間味に掛け、そこそこの法律知識も備わっておらず、大して教養のない、変な人種に疑われずに済む方がいいですよ。
そして、私は無実の主張をせずに、自分の会社に貸した資金の回収を優先することにしました。
この時点で、何が起こっていたのかという「本当の出来事」が消えたのでした。
私が敵とするのは、事件でもないのに事件とした者・取り調べをしなかった者・真実を追求しなかった者・述べなかった者です。
自力救済を禁じている日本で、これをするには至難です。
ですが、ずっと考え続けました。具体的方法を考え続けたのです。
人にやってもらっても教唆や幇助ですから罪になります。
一時は、堂々と服役することも覚悟しました。
だが、全員に罪の分だけ償ってもらう。ということまで考えた場合は、いったい・・・・・・。
それを避けて、呪詛することも考えました。が、これにも問題がありました。
人間が一度発してしまった念波は消えません。自分に戻ります。では呪詛返しでは・・・・。
消えないものを返しても、どだい消えません。
さて、どうする。 つづきます。
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