2016年08月18日
アパート経営 30年一括借り上げを信じた・・・結果
8月11日朝日新聞朝刊
「30年一括借り上げ保障です」お経のように繰り返された、営業マンの言葉でした。
信じてアパートを建てたものの、家賃は減額され、空き部屋も目立ち、ついには解消の場合もあるようです。
変だと調べると、30年一括は単なる口約束でした。建築費は周りの倍も高い建築費になっていた。など、世間知らずを騙したお話です。
似たような話は、特に首都圏近郊では何十年も前からありました。
私の知り合いは、先祖から川崎の住人でもとお百姓。40年も前の川崎農協の近くでした。商売していなくて、土地だけは持っていました。
その土地に賃貸マンションを建てて、管理人として暮らすことを承知して、不動産会社と契約したのです。賃貸料の一部は自分の収入になると信じていたのでした。
ところが自分名義は、管理人部屋だけで賃貸部は不動産会社の財産になっていました。これを私が聞いたときには、元々の土地の「価値と」「管理人部屋の価値」との差。この差が余りに大きく、世間とかけ離れている場合は、詐欺は成立しませんか?
と問いかけたところ、当時の法律では「無理」ということでした。
今では、不法占拠も簡単に追い出せるように、法律が整備されています。それでもまだ、世間知らずを騙す者が溢れているようです。
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