2016年11月20日
よしの622-1「浪江町長四十六日の反乱」なみえちょうちょう46にちのはんらん
よしの622-1「浪江町長四十六日の反乱」なみえちょうちょう46にちのはんらん
https://fanblogs.jp/yoshinohikaruko/archive/756/0?1479597259
よしの622「浪江町長四十六日の反乱」なみえちょうちょう46にちのはんらん
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の つづきです。
―
一
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「一雄は しょうがっこうのとき べんろんたいかいで あおもりけん1に なったほど ひとまえで はなすのがうまかったけど スポーツは からきしだめだった。」
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へいせい17ねん2がつ12にち まえの ちょうちょうが リコールされた でなおしちょうちょうせんきょの さいしゅうび がっぺい はんたいはの 古村一雄の あに 秀雄は せんきょカーの かえりをまつ じむしょで まきストーブに てを かざしながら はなした。
―
ごご7じ45ふんから せんきょじむしょまえで さいごの えんぜつかいが おこなわれることになっていた。
じむしょまえには 7じまえから ぞくぞくと ちょうみんが あつまって 沿道(えんどう)は ひとで あふれていた。
―
2かごの2がつ14かには しんちょうちょうとして やくばでの たたかいが まっていた。
そのふゆは れいねんになく おおゆきで はるまだおそい2がつの なみおかは あちこちに ゆきが つみあげられたままのこり つめたいかぜが はだを つきさすほど いたく かんじられた。
―
あさ3じ 高屋敷(たかやしき)の じたくまえには こくどうの りょうがわの ほどうにも ひとがあふれ くるまの つうこうに ししょうがでるほどだった。
じもとの ねっきょうてきな しじに 古村は かんどうのあまり マイクを にぎるてもふるえ かくしんしていた しょうりが ふどうのものにかんじ つい ふかくにも えんぜつの とちゅうで なみだしてしまった。
―
せんきょタスキを はずして せんきょカーの じょしゅせきにのった 古村は こくどうを きたにむかうときは フロントガラスごしに 梵珠山ぼんじゅさんと 大釈迦(おおしゃか)峠(とうげ)以南(いなん)を 死守(ししゅ)することを ちかい みなみに むきをかえたときには 岩木山に まもられていることを じかくした。
30かしょを こえた えんぜつで たまごいろの ヤッケに みをつつんだ古村の こえは かすれ ときおり まいおりる霙(みぞれ)で かみは べたべただった。古村はふしぎに さむさも ひろうも かんじなかった。
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の つづきです。
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「一雄は しょうがっこうのとき べんろんたいかいで あおもりけん1に なったほど ひとまえで はなすのがうまかったけど スポーツは からきしだめだった。」
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へいせい17ねん2がつ12にち まえの ちょうちょうが リコールされた でなおしちょうちょうせんきょの さいしゅうび がっぺい はんたいはの 古村一雄の あに 秀雄は せんきょカーの かえりをまつ じむしょで まきストーブに てを かざしながら はなした。
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ごご7じ45ふんから せんきょじむしょまえで さいごの えんぜつかいが おこなわれることになっていた。
じむしょまえには 7じまえから ぞくぞくと ちょうみんが あつまって 沿道(えんどう)は ひとで あふれていた。
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2かごの2がつ14かには しんちょうちょうとして やくばでの たたかいが まっていた。
そのふゆは れいねんになく おおゆきで はるまだおそい2がつの なみおかは あちこちに ゆきが つみあげられたままのこり つめたいかぜが はだを つきさすほど いたく かんじられた。
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あさ3じ 高屋敷(たかやしき)の じたくまえには こくどうの りょうがわの ほどうにも ひとがあふれ くるまの つうこうに ししょうがでるほどだった。
じもとの ねっきょうてきな しじに 古村は かんどうのあまり マイクを にぎるてもふるえ かくしんしていた しょうりが ふどうのものにかんじ つい ふかくにも えんぜつの とちゅうで なみだしてしまった。
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せんきょタスキを はずして せんきょカーの じょしゅせきにのった 古村は こくどうを きたにむかうときは フロントガラスごしに 梵珠山ぼんじゅさんと 大釈迦(おおしゃか)峠(とうげ)以南(いなん)を 死守(ししゅ)することを ちかい みなみに むきをかえたときには 岩木山に まもられていることを じかくした。
30かしょを こえた えんぜつで たまごいろの ヤッケに みをつつんだ古村の こえは かすれ ときおり まいおりる霙(みぞれ)で かみは べたべただった。古村はふしぎに さむさも ひろうも かんじなかった。
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