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2017年12月29日

ひかる406埼玉県川口市・いじめによる不登校


ひかる406埼玉県川口市・いじめによる不登校
県教委 文科省其々から重大事態と考えなければいけないと指摘されても 市教委も学校も対応しませんでした」

重大って十ダイとか過去とか先祖になにかあったのかとか考えてしまいました。
いじめってテクノロジーの要素もあるような?
でもどうしたらいいでしょうか?
ブログで小説書くとか?
情報開示して問題を考えるとか?よくわかりませんけど
https://yomikatawa.com/kanji/%e5%85%b6%e3%80%85
「其々」の読み方
それぞれ
sorezore
同じ読みの漢字: 夫夫 其其 各々 夫々 夫れ夫れ 其れ其れ
http://blogos.com/article/267887/
埼玉県川口市・いじめによる不登校 学校や市教委の対応に保護者が抱く不信感(上)
埼玉県川口市の男子中学生・栃尾良介(3年生、仮名)がサッカー部のLINEグループから外されたり、乱暴されたことなどをきっかけに、2016年に自傷行為をするなどし、不登校となった。この問題で埼玉県川口市教育委員会のいじめ問題調査委員会が設置されている。
12月8日にも委員会が開催され、保護者と弁護士が出席した。保護者が出席したのは2回目、弁護士は初めての参加だった。学校は15日には保護者会を開き、これまでの学校対応に関して「不十分あった」と認め、謝罪した。
不登校といじめの直接の因果関係を認めず
母親によると、まだ事実確認も不十分な段階だという。これまでに母親に対して示された「いじめ問題調査委員会」による「いじめ事案に関する進捗状況報告書(案)」によると、一部の行為はいじめと認めているが、不登校との関係については「要因は複数」とし、いじめとの直接の因果関係については認めていない。また、自傷行為との関係は触れていない。
母親によると、良介は15年4月、中学校に入学。5月にサッカー部に入った。そのとき、無料通信アプリLINEで学年のグループが作られたが、2日後、違う小学校出身の部員が良介をグループから外した。そのことを教諭が知り、グループの生徒たち全員に注意した。そのため、良介は「チクった」と言われ、そこから無視や仲間外れが始まった。LINEでは「死ね」「うざい」とのメッセージを送られた。良介は、外された理由について「よくわらない」と話す。
「何かの間違いだったのかと思いました。他の子が再度、グループにいれてくれましたが、また同じ生徒によって外されました」(母親)
練習でも一人のため、パス練習の際に組む相手がいない。ネット相手にボールを蹴っていると、ひじで顔を殴られたり、突き飛ばされたりした。また、顧問がいないときに、良介が蹴っていたボールを、わざと遠くへ蹴る嫌がらせをしていた。
「レギュラーを中心としたAチームと、補欠を中心としたBチームに練習は分かれます。良介がいるBチームは副顧問が担当をしていました。部活の様子を見に行ったのですが、副顧問は練習をほとんど見ておらず、他の生徒たちと談笑していました」(同)
夏休みになると、サッカー部のメンバーが連日、家に遊びに来たという。
「10人以上が連日、家に来るんです。断ると何をされるかわからないので、『みんな仲良く』と言って、見守っていたんです。しかし、各々、仲良い子同士が遊んでいるだけで、息子と遊んでいるわけではない。部屋はゴミだらけになり、汚されました」(同)
サッカー部の練習中に暴力を受ける、なりすましのLINE、逆ギレ、悪口.....
16年3月2日、部活中に、オフェンス側がボールを回し、ディフェンス側が奪う「鳥かご」という練習をしていた。そこで突然、良介は練習着の後ろの襟首を掴まれて、首がしまった状態で引きずられ、揺さぶられるなどの暴力を受けた。
監督づてにその生徒の保護者に対して電話すると、加害行為をしたとされる生徒は「してない」と言い切ったという。しかし、数日後にはその生徒は母親に加害行為を認めていたが、何も連絡がなかった。しかも、問いただした際に言い分が変遷している。
3月8日、良介と親しい部員からLINEで「仕切るな」とのメッセージが送られて来た。その友人がそんなメッセージを送るはずがないと思い、調べたところ、いじめグループがその友人宅に泊まっていたことがわかった。なりすましだったという。
5月には、親しい部員に映画に誘われていたが、当日、他のメンバーと行くと言われてすっぽかされた。「楽しみにしていたのに」というと、逆ギレされて、悪口を言われた。
また、みんなで遊びに行くことになっていたにもかかわらず、良介だけが断られるという事件もあった。みんなで出かけたあと良介の家に来るといったので、良介は拒否。LINEや電話を無視していると、良介と親しい女子生徒の家の前で大声を出されたり、「家に入れろ」と電話されたりした。女子生徒から「助けて、怖い」と連絡があった。
「学校に行きたくない」と閉じこもる
9月14日、良介は「学校へ行きたくない」と言い、部屋に閉じこもった。5月の連休明けも一週間不登校だったが、再び、不登校となった。サッカー部の顧問とノートでやり取りをしていたが、良介が以下のように書いてあったのを母親が見ている。
「先生へ悪いやつ、間違っているやつを直してくれるのは誰ですか?僕を助けてっくれるのは誰ですか?生きてるから学校行かないとだめですか?」
10月11日、川口市立医療センターで「学校からのいじめ、いやがらせによって、心理的に不安定となり、強い不安、不眠、自傷行為(リストカット)などを生じています」と、「不登校状態」との証明書が出されている。
17年2月、川口市は市内で初めて「いじめ問題調査委員会」を設置した。母親が学校や市教委に相談していたものの、いじめ防止対策推進法による、「重大事態」(いじめによる不登校や自傷行為)と認めるのが遅くなっていた。
報告書(案)では、不登校の要因をいじめ以外にも
「いじめ事案に関する進捗状況報告書(案)」によると、いじめの疑いがある7つの件のうち、15年5月にLINEグループを外した件と、16年9月に、LINEでの中傷、家をスマホで撮影し、LINEに送信した件は、いじめと認定している。しかし、部活中に肘で叩かれた件や首を絞められた件、遊びを断られた件、女子生徒の家の前で騒いだ件、不登校の直接のきっかけになった仲間外れは、いじめと認めていない。
その上で、一部のいじめの行為は、不登校の要因ではあるが、他の要因も無視できないとしたのだ。
「これらの行為は、不登校の要因のひとつではあるが、これまでの学校の対応に対する不信感や、サッカー部顧問の不適切な指導、母親の言動がきっかけとなり、サッカー部の一部の生徒が良介と距離をとることにつながったことなど、不登校の要因は複数あり、良介がいじめと訴える行為が不登校につながる要因のすべてではあると考えにくい」

http://blogos.com/article/267888/?p=1
埼玉県川口市・いじめによる不登校 学校や市教委の対応に保護者が抱く不信感(下)〜学校や市教委の言い分は?
埼玉県川口市の男子中学生・栃尾良介(3年生、仮名)がサッカー部のLINEグループから外されたり、乱暴されたことなどをきっかけに、2016年に自傷行為をするなどし、不登校となったことで、市教育委員会のいじめ問題調査委員会が設置された。
実は、調査委設置まで母親は非常に苦労している。学校や市教委側に対して「重大事態だ」と主張しても、なかなか、市教委は動かなかった。そのため、県教委も文科省も、市教委に対して指導をしている。
文科省が調査委設置を求める。「やっとわかってくれる人が現れた」
16年11月1日、校長が自宅で初めて良介に会い、「校長として指導不足だった」と直接、謝罪をした。ただ、このころ、校長は保護者たちには「いじめはない」と報告している。そのため、周囲では「母親が良介を学校に行かせないのが悪い」「良介がいじめられたと嘘をついて登校しない」との噂が流れていた。
「校長が嘘をつけば、良介が嘘つきとされてしまうんです」(母親)

「やっとわかってくれる人がいた」と思った良介さん
16年12月、文科省に対し母親は「謝罪はしているのに、いじめと認めていない」と状況説明。そのため、文科省から「県教委に対して1月4日付けで、良介に対するいじめの重大事態として第三者委員会を設置するように求めました」との連絡が入った。良介は「やっとわかってくれる人が現れた」と喜んだ。サッカー部の顧問に母親が相談したのは3月。9か月も後のことだった。
「学校側が嘘の説明をしていたので、一時は保護者は全員敵でした。昨年12月には、『この子と死んじゃおうかな?』と思ったこともあります。しかし、やっと学校側がきちんとした説明をしたので、保護者たちにもわかっていただけました。ゴールは学校側に全部のいじめを認めさせることです」(同)
法の定義ではなく、社会通念上の定義で?
良介は17年3月から登校するようになった。しかし、いじめ問題調査委員会がいじめの定義について、「いじめ防止対策推進法の定義ではなく、社会通念上の判断でやる」、と言っていたことがわかった。そのため、母親は文科省と県教委に相談。県教委を通じて、市教委に対して指導をした。
いじめの定義は変遷している。文科省がいじめを初めて定義したのは1985年度。「児童生徒指導上の諸問題に関する調査」で初めて、いじめ調査を行ったのだ。当時はいじめ自殺が社会問題となり、86年2月、中野区立中野富士見中学校の生徒がいじめを受け、父の故郷・岩手県の盛岡駅ビルのショッピングセンターの公衆トイレ内で自殺している。
当時の定義は、「自分より弱い者に対して一方的に、身体的、心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているものであって、学校としてその事実を確認しているもの。なお、起こった場所は学校の内外を問わないものとする」だった。
現在は、いじめ防止対策推進法で、「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものも含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」になっている。ただ、同法が施行される以前から、文科省は、いじめの定義から「学校としてその事実を確認しているもの」や「一方的に」「継続的に」「深刻な」は削除した。
学校が保護者説明会を開くが不十分な内容
学校側は10月20日、保護者会を開き、説明会を行った。
「このときに調査委の設置を知った保護者が多く、サッカー部以外の保護者は知らなかった。校長の説明は、“最大限、努力して取り組みましたが、被害保護者から理解が得られていない"と話しましたが、事実とは違います」(母親)
すでにインターネットの匿名掲示板では、この問題のスレッドが立ち、事実かどうかはわからないような情報が多く書き込まれていた。説明会での不十分な説明が影響したのか、生徒の実名が書き込まれた。それを知った良介は11月から再び学校へ行かなくなった。
「保護者会後、ネットの書き込みにも(削除依頼をするなど)早急に対応してほしいと言っていたのですが、学校や市教委は何もしていません。学校が削除依頼をしたのは11月の第2週目ですが、注意の呼びかけが先ではないか」(同)
県教委と連絡を取っていた母は「やっと学校が注意の呼びかけをする手紙を配布した」との連絡を受けた。しかし、そんな手紙をどの保護者も見ていない。学校に確認をすると、「印刷漏れがあった」との理由で配布してないことがわかった。そのため、11月末になって、やっと配布。同時に、保護者会でこれまで不十分だった説明を、改めて説明をする案内もした。
被害生徒が調査委にあてた手紙を執筆
12月8日は調査委員会には、母親と弁護士が参加した。その席のために、良介は手紙を書いた。

良介さんが調査委員会にあてた手紙
 <...前略…ぼくは校長がちゃんと本当のことみんなに話したらぼくがうそつきとか言う人が少なくなると思うしそしたら安心して学校に行けると思うし僕は学校行って授業を受けたいって思ってるけど、いつも校長が約束を守らなかったりちゃんとやると言ったことやらないでぼくが学校に行けなくなるような事なります。...中略...サッカー部はうそついても先生たち何も言わないし...中略...学校は友達からいやな事をされても先生たちが助けてくれたり注意してやめてくれたらいいけど先生たちがそうやってくれないとじごくだと思います>(ママ)
良介さんは「もういいよ」と、諦めるかのような気持ちを母親に話したという。15日には保護者説明会が再度開かれた。母親によると、学校側は「いじめ重大事態と判断を受けている」とした上で、文科省や県教委を通じて、1)法律に基づいて実施すべきことができてなかったこと、2)受け入れ体制ができていなかったこと、3)学校として機能していないことーーなどの指摘があったとした。
冬休みが迫った12月18日、高校に進学したい気持ちから、良介は登校した。学習面での支援も課題だが、長期欠席をした場合、内申書でも特別な配慮がされるが、母親は学校側と話し合い中だが、母親は学校や市教委との交渉で疲弊してしまっている。
「学校側が最初に、『一年生の頃から嫌がらせなどされてた事は認識してました。学校としての配慮が欠けてた事は申し訳ございませんでした。重く受け止めます』と謝罪したのに自傷行為をし不登校になったと把握してても、1ヶ月以上欠席が続いてても、私から重大事態だと申告しても、県教委 文科省其々から重大事態と考えなければいけないと指摘されても 市教委も学校も対応しませんでした」(同)
学校長「決して、嘘をついているわけではない」 ≫

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