よしのひかるこ

よしの961-2袴田巌　映画「夢の間の世の中さて　わたしも　えんざいなれど　しけいしゅう

えいがに　袴田さんの　ポエムが　でてきまして　パンフレットに　のっていましたので　すこし　かきます。
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さて、わたしも　冤罪ながら　死刑囚
ぜんしんに　しみわたってくる　かなしみに　たえつつ
いきなければならない
そして　しけいしっこう　という　みちの　ものにたいする
はてしない　きょうふが
わたしの　こころを　たとえようもなく　つめたくするときがある

そして　ぜんしんが　こがらしに　おそわれたように

みを　ふるわせるのである
じぶんの　ごかんさえ　しんじられないほどの

おそろしい　しゅんかんがあるのだ
しかし　わたしは　かつのだ

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しけいはんけつは　じつに　おどろくべきことを　します

まず　だいいちに　われわれの　かおを　かちくか　します

そして　めを　とざします

ふつうのひとからみれば　

おそらく　しけいしゅうは　かこのものです

しゃかいじんが　とうてい

のりこえることができない

くらい　じかんというべき　せいの　ほうき

その　ちも　とまる　おそるべき　くうきが

しけいしゅう　と　しゃばの　ひとの　あいだに　ただよっています
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えいがの　さいごの　ポエムです↓
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わたしが　ながい　ごくちゅうせいかつで　まなばざるを　えなかった

「自由」というものは

このような　つうれつな　むねんさと　いっしゅの　まぶしさを　もっている

わたしは　あらためて　みずからに　しつもんしつづけている


おまえは　つみのない　みで　ありながら

いつになったら　じゆうを　とりもどせるのか