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2017年02月09日

よしの953風見しんごさんに だまされた!?

よしの953風見しんごさんに だまされた!?

『えみるの赤いランドセル 亡き娘との恩愛の記』
風見しんご 青志社
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えみるちゃんが トラックに ひかれるまえ おじいちゃんに うわぎの ジャンパーを とってもらった とあるので どうきょ してたのかと おもったら おじいちゃんは アルツハイマーで 特別養護老人ホームに いらして えみるちゃんたちは まいしゅうのように おみまいにいってて おじいちゃんも まごにあうと えがおになり あるけるようになったそうです。
当時、父は長女のことをはっきり認識できない状態になっていたのに、「かわいそうなことをした」と自室で涙を流していたと、後で職員から聞きました。
 事故から1週間後、「お前が人生を投げ出したら、おやじの面会に誰が行くんだ」と自らに言い聞かせ、施設に行きました。父の存在がなかったら、もっと長くふさぎ込んでいたかもしれません。

なんだか けいじさいばん の ように じじつと ちがう おはなしを ほんに かかれていたのでしょうか?
-
ということは どういうことか?。
http://shikidai24.com/mental-dust.html
「はらだち」とは、
腹が立つのは気ままからであります。心が澄まぬからであります。人が悪いことを言ったとて腹を立て、自分の主張を通し、相手の言い分に耳を貸そうとしないから、腹が立つのであります。これからは腹を立てず、天の理を立てるようにするのがよろしい。短気や癇癪は、自分のコを落とすだけでなく、命を損なうことがあります。
-
そして
http://www.joshigakuin.ed.jp/school/script/script_2003.html
2003年度の標語
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」
(テサロニケの信徒への手紙I 5章16〜18節)

img123.jpg


https://fanblogs.jp/yoshinohikaruko/archive/1257/0?1486566308
よしの945『えみるの赤いランドセル 亡き娘との恩愛の記』
風見しんご 青志社
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げんかんに いき ドアを あけかけた えみるちゃんが つまのことを よばれたそうです。

「ハハぁ さむい!」
かわりに でてきた おじいちゃんが うわぎの ジャンパーを さしだすと えみるちゃんは まるでそれを かっぽうぎ のように わざと うしろまえにきて 
おじいちゃんのお腹にほっぺたを くっつけるようにして だきついてから「いってきまーすー!」と げんかんを でたそうです。

えみるちゃんは うしろまえにきた ジャンパーを もとにもどしながら げんかんさきから じぶんのことを みおくる おじいちゃんのほうに むかって なんども ふりかえり「いってきまーす」の こえを のこして おじいちゃんの しかいから きえていったそうです。

それが えみるちゃんが みせた さいごの えがおとなりました。
じこが おきたのは それから わずか 20びょうか 30
びょうほど あとのことでした。
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2016年4月17日
コラム
[風見しんごさん]父を介護 人生の支えに…娘の事故死乗り越える

タレントの風見しんごさん(53)は2013年、父・大下政富さんを76歳で亡くしました。アルツハイマー病と診断されてから10年、東京から広島へ通う遠距離介護、千葉の施設への入所と、介護の形は時に応じて変化しました。その間、長女・えみるさん(当時10歳)を交通事故で亡くす悲しみにも見舞われました。「おやじを介護するという役目が、喜びを感じられなくなっていた人生を支えてくれた」といいます。
放っておけない

 「お前の父さん、変だぞ」。広島市の父の親友から、突然電話がかかってきたのは、02年頃のことです。父の運転する車に乗っていたら、高速道路で止まり、理由を尋ねると「赤信号と思った」と答えたんだそうです。
 僕自身、「考え事でもしていたのか」と軽く受け止めていたら、今度は旅行先の九州で自由行動の後に集合場所に戻らず、大騒ぎになった。どこにいるのか分からなくなり、タクシーで家まで戻ってきたそうです。これは放っておけないと、すぐに広島に帰りました。
 母・ 登八子(とやこ) さんは1999年、持病の 膠原(こうげん) 病と脳卒中の後遺症と闘った末に死去。政富さんは経営していた鉄工所を畳み、広島で一人暮らしをしていた。
 父の目を見ただけで「今までと違う」と感じました。昭和の頑固おやじを地でいく父だけに「ぼけたかもしれないから医者に診てもらおう」と言っても聞くわけがない。「僕の健康診断に付き添って」とうそをつき、僕の幼なじみの開業医のところに連れていくと、アルツハイマー病と診断された。次女が生まれたばかりで生活が落ち着かず、父とあまり会っていなかったことを後悔しました。
 当初は親戚や父の友人に病名を伝えて、家をのぞいてもらい、週末には僕や妻、妻の両親が広島に行くという態勢で支えました。
 まだ60代と若く、体力もあった父は、散歩に行くと公園のドングリを袋いっぱい拾うまで帰らないし、デイサービスでは自分よりかなり年上の人となじめず、よく勝手に家に帰ってきた。次第に幻覚症状が始まり、事業所から「他の利用者にけがをさせかねない」と受け入れを拒否されてしまいました。
-
一人暮らしを続けるのが難しくなり、ケアマネジャーの提案で政富さんは自宅近くのグループホームに移った。診断から約1年がたっていた。
 広島に戻って在宅介護することも考えましたが、「捨てるものの大きさ」に決断できませんでした。
 実は、母が50歳で脳卒中になり、右半身まひが残った時も、デビュー以来お世話になっている萩本欽一さんに「母のそばにいてやりたいので、広島に戻りたい」と相談したことがあったんです。萩本さんに「駄目だ。お前の母ちゃんが喜ぶのは、お前がテレビに出ていることじゃないのか」と諭されました。日々の介護は、父や結婚前で同居していた妹らに任せ、僕は週末に帰り、車いすを押して散歩したり、そばにいて話をしたりした。
 ささいなことでも母は喜んでくれて、亡くなる数か月前、テレビ番組のインタビューに「頑張らなくていいからね」とメッセージをくれました。「自分ができることをやったら、それ以上は無理する必要はない」と。父の介護でも、あの時の母の言葉が心の助けになりました。
孫と面会で笑顔

 政富さんは体調の悪化でグループホームでの生活が続けられなくなり、2006年に千葉県の特別養護老人ホームへと移った。半年後の07年、長女・えみるさんが通学中にトラックにはねられて亡くなる悲劇に襲われた。
 老人ホームは実家と同じように山が見える場所を選びました。長女も「雰囲気が明るい」と気に入り、毎週のように面会に行ってくれました。
 父も孫に会うと笑顔になり、足腰も弱っていたのが歩けるようになった。親を施設に入れることで罪悪感を感じる人は多いけれど、うまくいくこともあると実感しました。
 そんな中で、あの事故が起きました。当時、父は長女のことをはっきり認識できない状態になっていたのに、「かわいそうなことをした」と自室で涙を流していたと、後で職員から聞きました。
 事故から1週間後、「お前が人生を投げ出したら、おやじの面会に誰が行くんだ」と自らに言い聞かせ、施設に行きました。父の存在がなかったら、もっと長くふさぎ込んでいたかもしれません。
 最後の1年間は病院で過ごしました。父が終末期にどのようなケアを望むのか、聞いておかなかったことを悔やみました。「食べられなくなった時、鼻から栄養を入れる処置はしてもらうが、胃ろうはしない」というふうに、母のために父がした選択を参考にしました。
 とまどいの連続だった介護生活を経た今、家族には「僕自身に介護が必要になった時には、頑張りすぎないで」と伝えたいと思っています。(聞き手・中舘聡子)


  かざみ・しんご  1962年、広島市生まれ。82年、TBS系「欽ちゃんの週刊欽曜日」でデビュー。シングル「僕 笑っちゃいます」など、歌手としても活躍。長女の事故後の家族の様子をつづった著書「さくらのとんねる 二十歳のえみる」(青志社)を今月出版。NHKラジオ第1「ごごラジ!」で水曜パーソナリティーを務める。


 ◎ 取材を終えて  年齢を重ねるうち、明るかった人生に影がさすことは、多くの人が体験する。風見さんが語ってくれた日々は、「両親とも介護が必要になるなんて」「交通事故で子どもが亡くなるなんて」とまさかの連続で、つらさは計り知れないものだったろう。「苦しさを人生の糧にする」という、当たり前に見えて難しいことをなし、交通事故防止活動に取り組む姿に触れて、自分もそんな強い人間になれたらと思った。



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