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2017年01月12日

エクセル関数。空白の時は空白にしたい

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ISBLANK関数

ISBLANK・・・対象セルが空白の場合はTRUEを返します。

【構文】 

=ISBLANK(対象セル)

下のようにE4が空欄の場合はF4は「0」表示になります。

しかし空欄の場合は何も表示してほしくない場合もあります。

ISBLANK1.png

ここでISBLANK関数を使用してみましょう。

ISBLANK2.png

上記のようにF4に「=IF(ISBLANK(E4),"",IF(ISERROR(D4*E4),"未定",D4*E4))」

という数式を入れました。

これによりE4が空白の場合はF4も空白になります。







2017年01月10日

エクセルの関数。エラー表示を出ないようにする。





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ISERROR関数

エクセルを使っているときに、よくエラーが出ますね。

特に「#VALUE!」のように、原因がはっきりわかっている場合の

エラー表示は気分が悪いですね。

そこで、IF関数とくみあわせて数式の結果がエラーになるかどうか、

あらかじめチェックして、エラーの場合は非表示にしたり、

別の文字列を表示させたりすることが出来ます。

ISERROR関数単独では数式の結果がエラーかどうかの判定だけです。

ISERRPR1.png

E4の数量に「未定」という文字列を入れると、F4もH4も「#VALUE!」というエラーが表示されます。

そこでF4に=ISERROR(D4*E4)と入力するとF4は「TRUE」になります。

ここにIF文を追加したので下の例です。

ISERRPR2.png

=IF(ISERROR(D4*E4),”未定”,D4*E4)と入力されています。

計算結果がエラーならば「未定」という文字列を入れ、計算結果がエラーでない

場合はそのまま計算するという内容です。

「“未定”」のところを単に「””」とすると空白になります。

これで目障りなエラー表示が出なくなります。







2017年01月08日

エクセルの関数、期間を求める場合

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DATEDIF関数

2つの日付のシリアル値から期間を求めます。

【構文】

=DATEDIF(開始日,終了日,単位)

・単位の種類

“Y”・・・期間内の萬年数

”M”・・・期間内の満月数

“D”・・・期間内の日数

DATEDIF1.png

C2に「=DATEDIF(A1,A2,”M”)と入力されています。

A1〜A2の期間で満月数を出しなさいという意味で、答えは「11」です。

DATEDIF2.png

上の例ではE1に本日の日付ということで=TODAY()が入力されています。

またF4に=DATEDIF(E4,$E$1,”Y”)と入力されています。

これで勤続年数が出力されます。

$E$1にしているのはF5以降にコピーする場合絶対値にしておく必要があります。








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2017年01月06日

エクセル関数、第何週か調べる




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WEEKNUM

指定した日付がその年の何週目に当たるかを返します。

WEEKNUM.png

【構文】

WEEKNUM(シリアル値,週の基準)

週の基準とは「週の始まりを何曜日にするか」を指定する・・・

省略可(省略の場合は「1」になる)

1:日曜日始まり

2:月曜日始まり

上図でB1に「=WEEKNUM(A1,1)」と入力し戻り値が「1」です。

第1週ということですね

B2には「=WEEKNUM(B1,1)」と入力し戻り値が「49」です。

第49週目ということです。

使用例)

例えば指定した日がその月の第何週かということがWEEKNUMを

使用すると出せます。

= WEEKNUM(シリアル値)−WEEKNUM(その月の1日)+1

例えば上の例で12/1は49週目になっています。

「WEEKNUM(シリアル値)」は49で「WEEKNUM(その月の1日)+1」が50なので

12/1は12月の第1週目ということが分かります。

もしA2というセルを基準にした場合は

= WEEKNUM(A2,1)- WEEKNUM(DATE(YEAR(A2),MONTH(A2),1,2)+1

という式で出せます。

a0002_012127.jpg


【閑話休題】

この記事を書いているときに少し面白いことを見つけましたので記載しておきます。

国際基準として「ISO8601:週番号」という規定があります。

・「週」は月曜日から始める

・「1月の第一木曜日が含まれる週」の7日間が、その年の第一週になる。

(週と認識されるには4日以上必要という意味)

・すべての週は「7日間」

上記のような規定があります。

その規定に当てはめると今回のWEEKNUM関数の最初の表の2016/1/1は

第1週となっていますが、実は金曜日です。

ISOの規定で言うと2016/1/4〜2016/1/10が第一週ということになります。

ですからこのWEEKNUM関数は「ISO8601:週番号」の考慮がありませんので、

ご注意ください。

それ以外に「ISO8601:週番号」を考慮した計算をする方法もあるようですが、

ここでは取り上げることはしません。







2017年01月04日

エクセルの関数。曜日の取得





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WEEKDAY

【構文】

 WEEKDAY(シリアル値,種類)・・・種類は省略できます。

WEEKDAY関数は指定した日付のシリアル値から曜日を返す関数です。

戻り値は1〜7です。

引数が「1」又は省略の場合

1:日曜日、2:月曜日、3:火曜日、4:水曜日、5:木曜日、6:金曜日、7:土曜日

引数が「2」の場合

1:月曜日、2:火曜日、3:水曜日、4:木曜日、5:金曜日、6:土曜日、7:日曜日

引数が「3」の場合

0:月曜日、1:火曜日、2:水曜日、3:木曜日、4:金曜日、5:土曜日、6:日曜日

WEEKDAY1.png

今、B1に「=WEEKDAY(A1)」と入力されています。

引数省略なので「5」が表示されます。

B2は引数「2」にしています。

B3は引数「3」です。

C1は「=B1」にして書式設定で「aaaa」を設定しております。

WEEKDAY2.png

D1には「=TEXT(WEEKDAY(A1),”aaaa”)という関数で

日付からいきなり曜日を表示しています。







2017年01月03日

エクセルの関数。文字列の一部抽出





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RIGHT・LEFT・MID


RIGHT.png

この関数も非常に便利でよく使用します。

RIGHT関数は右から引数分の文字を抽出します。

今A3に「=RIGHT(A2,2)」と入力されています。

A2の右から2文字を抽出せよという関数です。

半角・全角は区別されません。

結果として「56」が抽出されます。


また、A4には「=LEFT(A2,2)」と入力されています。

これは左から2文字抽出せよという関数です。

結果として「12」が抽出されます。


A5には「=MID(A2,3,3)」と入力されています。

これはA2の3つ目から3文字抽出せよという関数です。

a0002_012010.jpg


「あけましておめでとう」という文字列がA2に入っているとして

A3に「=MID(A2,4,5)」と入力した場合、A3には「しておめで」という結果が出力されます。


これらの関数は意外と便利です。覚えておいて損はないです。







2017年01月01日

エクセルの関数。丸める関数INT・TRUNC





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INT・TRUNC

前回と同じような関数で「INT」・「TRUNC」というのがあります。

INT.png

【INT】

小数点以下を切り捨てて、数値をより小さいほうに丸めようとする関数。

正の数字の場合は問題ないですが、負の数字の場合は注意が必要。

例)−123.456をINT(-123.456)とすると結果は-124になります。

【TRUNC】

TRUNCは単純に小数点以下を取り除いて整数部だけにする。

ROUNDDOWN関数と同じ働きをします。

上図B7には=TRUNC(B2)と入力されています。


ROUNDDOWN関数とINT関数の使い分けですが、ROUNDDOWN関数の

引数を「0」にした時とINT関数は同じ結果になります。

ただし「正」の数字の場合です。

「負」の数字の場合は結果が違ってきます。

例)「−1.5」の場合

=ROUNDDOWN(-1.5,0)の場合は「-1」ですが

=INT(-1.5)の場合は「-2」になります。

正の数字だけ扱う場合は「INT」の方が使い勝手がいいと思います。

あとはそれ以外の関数でROUNDDOWN関数の引数ありが多数使用

されている場合はそちらを使用する方が後で確認する場合に見やすいでしょうね。



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60過ぎのおっちゃんです。同じ年齢層の中ではそこそこパソコンが使える方だと自負しています。今まで会社等で学んだ知識等を紹介していきたいと思います。
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