2019年04月11日
「世界傑作格言集」より その1
《世界のエスニックジョークや小噺を集めました「世界傑作格言集」より引用します》
或る夜、殺し屋が夫婦の住んでいる家に忍び込んだ。 彼は奥さんの首にナイフを突き着け、
「殺される前に、名前を言え!」と言った。
彼女は震えながら「エリザベートです」と答えた。
殺し屋は「お前の名前は俺のお袋と一緒だから、殺せないな」と言った。そこで今度は、夫の首にナイフを突きつけて「殺される前に、名前を言え!」と言った。
夫は震えながら答えた「こ、こ、戸籍上はフィリップですが、ふ、普段はエリザベートと呼ばれています」
イタリアとフランスとアメリカの首相がとあるリゾートホテルのプールサイドでヴァカンスを愉しんでいた。そこへ妖精が現れ
「皆さんは日頃政治の世界で活躍してお疲れでしょう。 褒美におひとりに一つの望みを叶えて差し上げましょう。このプールに飛び込む時に好きなモノの名を呼びなさい。水は全てそれに変わります」
その言葉が終わらぬ内にイタリアの首相が飛び込み台に走っていき「イタリアワイン!」と叫んで飛び込んだ。プールの水は全てイタリアワインに変わり、首相は飲んだり泳いだりして楽しく過ごした。
それを見たフランスの首相はプライドを刺激され、自分も走りながら「フランスワイン!!」と叫んで飛び込み、飲んだり泳いだり楽しく過ごした。
それを見ていたアメリカの首相は心の中で
(コイツ等のバカさ加減には呆れるワイ、何がワインだ。 俺なら黄金にするか・・・イや飛び込んだ時に痛いな、ダイヤモンドにしようか・・・)
と考えながら飛び込み台に登って行き、そしてウッカリ足を滑らしてこう叫んで落ちて行った。
「クソッ!!!」
ワタシの検査した?
年取ったお婆さんが、病院で尿の検査をしていた。尿取りコップを貰い、何とか尿を取って、若い看護婦さんに三階の検査室まで持って云って呉れる様頼んだ。処が看護婦は、階段の途中でそのコップを落としてしまい、仕方無く自分の尿を取って渡した。一週間後、尿検査の結果がワカッた。
「おめでとうございます。赤ちゃんがお出来になりました!」
医者の言葉に、お婆さんはビックリして言った「今の時代はキュウリさえ信用出来ないんだネェ!」
精神病院で、自分はナポレオンだと信じてる患者が居た。或る時、医師が、
「何故キミは自分がナポレオンだと主張するんだ?」
と訊くと、その患者は「神様がお前はナポレオンだと言った」と答えた。
すると、直ぐ側に居た別の患者が怒った顔でこう言った「オレはそんな事を言った覚えは無い!」
息子「お父さん。酔っぱらうってどう云う事なの?」
父親「ウーン、説明しづらいんだけど、例えばそこにグラスが2つあるだろう。 それが4つに見えたら酔っぱらっていると云う事だ」
息子「でもお父さん。グラスは1つしかナイよ?」
楽観的な男が50階建てのビルの屋上から転落した。地上に激突する寸前に男は言った。
「俺はナンて運が好いんだ。ここまではナンとか無傷で来れたぞ!」
ドッちが君のお父さんだい?
子供「お巡りさん、助けてください、アソコで僕の父さんが男と喧嘩しているんです!」
警官「ヨシ分かった。……それで、ドッちが君のお父さんだい?」
子供「分かりません。それが喧嘩の原因なんです!」
二人の落下傘兵が同時に飛行機から飛び降りた。突然、一人が叫んだ「助けて呉れ!オレのパラシュートが開かない!」
もう一人が怒鳴り返した 「大丈夫だ!これは訓練なんだから!」
メードでえす・・・
患者「夜に為っても全然眠れ無いんです、先生、どうしたら好いでしょう?」
医師「そうですナ、幸いアナタはお金持ちですから、飛び切り美人のメイドを雇って、15分毎にキスしたら好いでしょう」
患者「そんなことで眠れる様に為るんですか?」
医師「イエ、眠れません。でも起きて居るのが楽しく為りますよ!」
或る病室に2人の末期ガンの患者が入院していた。一人は窓側のベッド、もう一人はドア側のベッド。2人とも寝た切りの状態だったが、窓際のベッドの男は、ドア側のベッドの男に窓の外の様子を話して挙げて居た。
「今日は雲一つ無い青空だ」
「桜の花が咲いたよ」
「ツバメが巣を作ったんだ」
そんな会話のお陰で、死を間近に控えながらも2人は穏やかに過ごして居た。或る晩、窓際のベッドの男の様態が急変した。自分でナースコールも出来無い様だ。ドア側の男はナースコールに手を伸ばした・・・が、直前に為ってボタンを押す手を止めた。
「もしアイツが死んだら、自分が窓からの景色を直接見れる・・・」
どうせお互い先のない命、少しでも安らかな時を過ごしたいと思ったドア側のベッドの男は、自分は眠って居たと云う事にして、窓側のベッドの男を見殺しにした。 そして窓側のベッドの男は、その晩、そのまま死亡した。
翌日、ドア側のベッドの男は愈々窓側のベッドへ移ることに為った。男は、看護婦に抱き抱えられてカーテンの側に横になる。期待に胸が打ち震えた。そこから見える外の景色、これこそ彼が求めているものだった。
そこから見えたもの、カーテンの向こうは、只の薄汚れたコンクリートの壁だった。
前の組が・・・・?
とある日曜の午後のゴルフ場、牧師と医者とプログラマーの3人がプレーをしていた。3人が順調にプレーを進めて行くうちに、前の組に追い着いてしまった。 暫く様子を見ていたが、前の組はプレーが遅くてなかなか進ま無い。シビレを切らした3人がキャディーに文句を言い始めた処、キャディーいわく。
「どうか何卒ご容赦ください。今、前でプレーしているのは目の見え無い方々なのです。アノ方達は以前は消防士で、過つてこのゴルフ場のクラブハウスで火事があった時に、決死の活躍で多くの人を救出されました。しかし、その際に皆さん煙で目をやられて光を失われてしまいました。そこで、敬意を表したオーナーが、アノ方々に付いては何時でも好きな時にプレーをして頂ける様にと配慮して居るのです」
それを聞いた3人は黙ってしまった。そして前の組に近づいて行って話し掛けた。先ず牧師がこう言った。
「皆さんはとても勇気のある素晴らしい方々ですね。私は深く感動致しました。 神のご加護がありますように祈らせて下さい」
次に医者がこう言った「皆さんの話には深く感銘を受けました。私の知り合いに大変名医の眼科医がおります。皆さんにぜひ紹介して差し上げたい」
最後にプログラマーがこう言った「アナタ方は、夜にプレーすれば好いと思うのですが?」
ご協力アリガトウ・・・
友人に裏切られ、全財産を失い、荒れた暮らしで体を壊し、不治の病に冒され、ひとり寂しく死の床に着いている男が居た。突然、目の前に妖精が現れて言った。
「どんな願い事でも構いませんので、アナタが叶えたい事を3つ言ってください」
男は即答した「友情と財産と健康が欲しい!」そして、感激して男は続けた 「アリガトウ!もう何と言って好いのか・・・」
「イイエ、どういたしまして」 妖精は答えて言った 「こちらこそ、アンケートに御協力いただき、ありがとうございました」
気象予報士ですがナニか?
気象予報士とは・・・翌日の天気がどう為るか予報し、何故そう為ら無かったのかを当日の夜に説明出来る人物。
シャチョウ
「アノー・・・オウムが欲しいんですけど?」
「イラッシャイませ。ウチには3種類のオウムが居まして。先ずこのオウムは500ドルでございます」
「500ドル?ナンでそんなに高いんですか?」
「コイツはパソコンを使えるんですよ」
「ホウ。では次のオウムは?」
「コレは1000ドルでございます」
「1000ドル?ナンでそんなに高いんですか?」
「コイツはパソコンが使えるのに加えて、UNIXが判るんですよ」 「ホウ。では最後のオウムは?」
「これは2000ドルでございます」
「2000ドル??何でそんなに高いんですか!?飛んでも無い凄い事が出来るんですか?」
「イエ。何も出来無いんですが、他の2羽がコイツのことを上司と呼んで居るので」
その男は何とかして融資を受け様と、銀行の融資担当窓口で長い間熱弁をフルった。遂に融資係が言った。
「アナタへの貸し付けが成功するかどうかは五分五分ですな。ナカナカ判断が着きません・・・ヨロシイ、それではこうしましょう。実は私の片方の目は義眼なのですが、それがどちらか当てられたら融資するとしましょう」
男は融資係の目をジッと見詰めた。その義眼はとても精巧に出来て居て、本物の眼とまるで見分けがつかなかった。やがて男が答えた。
「右目が義眼ですね?」
「これは驚いた」融資係は言った「今まで誰一人として当てた人は居なかったのですが、どうして分かったのです?」
「いや、簡単なことですよ。右目には僅か乍ら人間らしい光が見えたのでね」
或る男が悪魔を呼び出した。
悪魔「お前さんが私を呼び出したからには、願いを1つ叶えなくてはいけないな?」
男「ヨシ、ジャあ俺の願いを叶えて呉。今直ぐここに、俺が一生使え切れ無い程のお金を出すんだ!」
悪魔「良かろう」
こうして悪魔は、男の目の前に大きな金属製のトランクを取り出した。
悪魔「この中にお前さんが一生で使え切れ無い程の金が入っているゾ」
男「本当か?」
悪魔「自分で確かめて見るが良かろう」
男がトランクのフタを開けると、中には一円玉が一枚置いてあるだけだった。
「ナンだコレは!フザケるな!」
男が悪魔に向かって怒鳴ると、その途端、男は心臓麻痺でアッと云う間に死んだ。悪魔は、男の死体に向かってこう言った。
「確かにお前さんが一生掛かっても使え切れ無い程の金を与えてヤッたぞ!」
違い☞
・仕事を一生懸命ヤルと、彼女の為の時間は無いのかと言われる☞仕事をホドホドに済ませると、甲斐性無しと言われる。
・彼女より先に昇進すると、男女差別と言われる☞彼女が先に昇進すると、機会均等と言われる。
・彼女の服を誉めると、セクハラと言われる☞彼女の服について何も言わ無いと、気が効か無いと言われる。
・彼女の前で泣けば、情け無い男と言われる☞彼女の前で泣か無ければ、感情の無い男と言われる。
・彼女に相談せずに決めると、自己中心的と言われる☞彼女が相談せずに決めると、自立した女と言われる。
・彼女に花を買って行けば、下心が見え見えと言われる☞彼女に花を買って行か無ければ、配慮が足り無いと言われる。
・自分の身体を鍛えれば、ナルシストと言われる☞自分の身体を鍛え無ければ、ダラシナイと言われる。
・彼女に体型を保って欲しいと言えば、性差別に基づく偏見と言われる☞彼女の体型について何も言わ無ければ、私に関心は無いのかと言われる。
昔々、若くて男前の王子が居ました。しかしフトしたことで魔女の怒りを買い、王子は呪いを掛けられてしまったのです。その呪いとは、1年に1文字しか話せ無いというものでした。もし1文字も話さ無い年があれば、翌年2文字話せます。
手紙や身振りも許され無かったので、相手に意志を伝えようと思ったら、何年も掛けて文字数を貯めるしかありません。或る日、王子は散歩の途中で美しい姫に出会いました。金色の髪、ルビー色のクチビル、サファイア色の瞳。王子は一目で恋に落ちました。
本当は直ぐにでも『アイシテル』と言いたかったのですが、5文字しゃべる為に、その後の5年間一言もしゃべらず待ちました。でも5年経つと『ケッコンシテ』も言わ無くてはと思い、更に5年待ちました。そうして初めての出会いから10年後、ヤッと王子はプロポーズ!
「愛してる。結婚して」
王子の言葉に、姫は金色の髪を掻き上げ、サファイア色の瞳で王子を見詰め、ルビー色のクチビルを開いて答えました。
「え?ナニ?」
教会での結婚式に参列していた小さな男の子が小さな声で母親に訪ねた。
「ママ。あの女の人ドレスはどうして白いの?」
「白いウェディングドレスは,幸福の色なのよ。人生で一番幸せな日に着るのよ」
「フーン」
男の子はしばらく考えて,また聞いた。
「ジャ、ママ。ナンで隣の男の人は黒い服を着てるの?」
教授はレントゲン写真を見せながら、学生達に説明した。
「この患者は、左の腓骨と脛骨が著しく湾曲している。その為足を引き摺って居るのだ。スティーブ、こういう場合、君ならどうするか言ってみなさい」
スティーブは一生懸命考えて答えを出した 「エッと、僕もヤッパリ足を引き摺ると思います」
赤ちゃんの大泣き
ジョン 「パパ。ひとつ聞いても好い?」
パ パ 「ナンだい」
ジョン 「国の仕組みってどう為ってるの?」
パ パ 「好い質問だ。ヨシ。ウチの家族を例にとってみよう。パパはお金を稼ぐから経営者だ。 ママは家計を管理してるから政府だ。そして、パパとママに面倒を見て貰っているお前は国民だね。ウチで働いているメイドのミニーは労働者だ。赤ちゃんは・・・そう未来だね。国の仕組みってこんな感じだよ」
ジョン 「ウーン。好く分からないや。今夜、よく考えてみるよ」
その夜、赤ん坊がお漏らしをして、酷く泣いていた。ジョンは両親に知らせようと寝室に行ったが、 ママが熟睡して居ただけだった。そこで、メイドの部屋に行った彼は、ドアの隙間からパパとミニーがベッドの上で夢中に為っているのを見た。「パパ!」と何度も声を掛けたが全く気づいて貰え無い。仕方なく、ジョンは自分の部屋に戻って寝てしまった。
次の朝・・・
ジョン 「ヤッと国の仕組みって分かったんだ」
パ パ 「ホウ。エライな。どれ、説明してごらん」
ジョン 「ええとね。経営者が労働者をヤッつけている間、政府は眠りコケて居るんだ。 そして国民の声は完全に無視されて、未来はクソ塗れナンだよ!」
「世界傑作格言集」より その2につづく
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