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2019年04月11日

「世界傑作格言集」より その2


 
 「世界傑作格言集」より その2



 《世界のエスニックジョークや小噺を集めました「世界傑作格言集」より引用します》


 





        4-12-1.jpg



 少年はどうしても欲しいオモチャがあり、神様に100ドル呉れる様に手紙を書くことにした。神様宛の手紙を受け取った郵便局は気を利かせて、その手紙を大統領に送った。大統領補佐官は、その無邪気な手紙が大統領を喜ばせるだろうと、多くの大統領宛の手紙の束にそれを潜り込ませたのであった。
 それを読んだ大統領は、微笑ましく思い、その少年に5ドルだけ贈ってヤルことにした。小さな少年には100ドルは大金過ぎると思ったからだ。それを受け取った少年は大喜びして、早速礼状を書くことにした。
   
 「神様、ありがとう。アナタ様は政府を通じてお金をお送り下さいましたが、何時ものことながら、あのカスドモが95ドルも税金を差し引いてしまいました。どうか天罰を下してください。 敬具」


 





       4-12-2.png 部長!



 人事部長へ


 ボブ・スミスは,私のアシスタントプログラマーです。彼は何時も
  自分の持ち場で仕事に専念して居ります。一方、ボブの同僚達は
 オシャベリに夢中で、会社の時間を無駄に費やしています。ボブは
  積極的に仲間達の仕事を手伝います。彼の手伝いが無かった為らば、
 仕事が時間通りに終わることは決してありません。又、ボブは  
  休憩時間を返上してまで、職務に打ち込んでいますが、他の連中は
 ダラダラと休み続けます。ボブは、職務や専門分野における知識が
  非常に豊富であるにも関わらず、そのことに鼻を掛けるることは
 全くありません。もし、ボブがこの会社に居なくなった為らば、
  仕事は停滞してしまうことと存じます。彼の待遇をより改善すれば
 会社の利益に為ると思料いたします。付きましては、ボブを直ちに
  我が社の幹部に昇格させるべきと推薦致します。本提案について
 処理下さる様お願い致します。

  プロジェクト・リーダーより


 (後を追う様に,人事部にプロジェクト・リーダーから追加のメモが届いた)

 先程お送りしましたレポートですが、あの男、これを書いているのを私の肩越しに覗き見して居りました。
どうぞ奇数行だけお読みくださるようお願い致します。

 プロジェクト・リーダーより



 




       4-12-3.jpg


  男の子がパン屋へお使いに来てパンを2ドル分買った。処が今日は何時もよりパンが小さい。

 「このパン、何時もより小さいよ!」

 するとパン屋の主人が言った。

 「好いんだよ。その方が持って帰るのに楽だろ?」

 そう言われると、男の子は1ドルをカウンターに置いて帰ろうとした。パン屋の主人が慌てて

 「オイ、坊や。お金が足り無いよ!」
 「好いんだよ。その方が数えるのに楽だろ?」




 





      4-12-4.jpg


 ナンセンスクイズ-その3

  70キロの重さ以下で無いと渡れ無い橋を、体重60キロの人が一個10キロの鉄のボール二個持って渡るにはどうすれば好いか?

  鉄の玉をお手玉の様に代わる代わる放り上げ乍ら橋を渡れば好い。




 




      4-12-5.jpg 大天使ガブリエル


 天使ガブリエルが、とある最高学府の教授会議の席上に舞い降りて学部長に告げた。

 「お前は、他人を思いヤル心を持ち長年善行を積んで来た。神はお前に永遠なる富・永遠なる英知・永遠なる命の中から一つを与えることにされた。サテ、お前はどれを選ぶかね?」


 ・・・そして、学部長はタメラウこと無く永遠なる英知を選んだのである。

「アッパレじゃ!」

 天使はそう言うと稲妻と共に消えて行った。この信じられ無い奇跡に唖然としていた教授の一人が囁いた。

「学部長、どうか・・・どうか何かオッシャッてください!」

 カスかに後光に照らされた学部長は、新たに得た深い英知に満ちた重々しい声で答えたのだった。

「チクショう!ヤッぱり金にすべきだった!」




 


 

        4-12-6.jpg


 ウェイターがスープをテーブルに運んで来た。スープに突っ込んでいる親指が客の目に留まる。

 「オイオイ。スープに親指が入ってるぞ!どういうツモリだ?」
 「親指の調子が悪くて・・・医者に言わせると、湿ったトコで温かくしとかナキャ駄目らしいんです」 
 「ジャあ自分のケツの穴にでも指突っ込んでろ!」 
 「ええ、スープが出来上がるまで、そうしてました・・・」




 




      4-12-7.jpg


 ドイツ人のベルクが、フランクフルトでレストランを開いた。或る日ベルクは、アメリカ人の客に英語で何かを言われた。彼は殆ど英語が出来なかったのだが、客の言葉の中に『OPEN』と云う言葉があったので、店が何時まで開いているのかを聞かれているのだと思い、片言の英語でこう答えた。

「平日は23時まで、土日祝日は夜中の一時まで『開いて』おります」

 暫く経つと、又何人か別のアメリカ人に同じ事を言われて、ベルクは又同じ答えをした。何度も同じことを聞かれるので、彼はチョっと不思議に思い、英語の出来るアルバイトの店員を呼んだ。

「ネエ君、アソこの客に、サッき私に何を言ったのか、聞いて来て呉れないか?」

 その店員はアメリカ人の客の所へ行き、話を聞いて戻って来た。

 ベルク 「あの客は私に何て言ってたんだい?」
 店 員 「『ズボンのチャックが開いてますよ』と言ったそうです」




  




         4-12-8.jpg


 オヤスミを言いに息子の部屋に入って行くと、息子は酷くウナされていた。「大丈夫か?」とユスすると、息子はオビエながら答えた。

 「怖かった。スージー小母さんが死んだ夢を見たんだ!」

 父親は「スージー小母さんは何とも無いよ。大丈夫だからお休み」

 と言って息子を眠らせた。次の日、スージー小母さんは死んだ。一週間程して、父親がオヤスミを言いに息子の部屋に行くと、又息子がウナされている。同じ様に息子を起こすと今度は、

 「お爺ちゃんが死んだ夢を見たんだ」

 父親は「お爺さんは何とも無いよ。大丈夫だからお休み」

 と言って息子を眠らせる。次の日、お爺さんが死んだ。又一週間程して、父親がオヤスミを言いに息子の部屋に行くと、又息子がウナされている。同じ様に息子を起こすと今度は、

 「パパが死んだ夢を見たんだ」

 父親は「お父さんは何とも無いよ。大丈夫だからお休み」

 と言って息子を眠らせた。だが、父親は自分のベッドに入ったものの恐ろしくて眠れ無かった。息子の予言は二度も当たっている。息子の言う通りなら、明日、自分は死ぬことに為る・・・ 次の日、彼は怯えながら1日を過ごすことに為った。
 着替えを済ませると、自動車事故を恐れて十分に注意を払いながら車を運転して会社に行った。毒が入って居るかも知れ無いので昼御飯は食べ無かった。殺されるといけないので、為るべく人に会わ無い様にした。そして物音と云う物音に飛び上がり、何かが動く度にビク付いて机の下に潜り込んだ。何とかその日の仕事を終え、玄関の所まで帰って来ると奥さんが居た。

「アア、お前。今日は僕の人生で全く最悪の日なんだ」

 すると、奥さんが答える「最悪じゃ無いと思うけど、悪い日なのは間違い無いわネ。今朝、隣の家の旦那さんが急に亡く為ったらしいのよ・・・」




 




        4-12-9.jpg あらイヤダ!



 生物学の時間に教授が尋ねた。

 「人間の体で興奮時に6.2倍に膨張する唯一の器官は何かね、キャサリン?」

  突然指名されたキャサリンは顔を真っ赤にしながら言った。

 「ド、どうして私がそんな質問に答えナキャいけないんですか?」

 教授は深い失望を浮かべて冷ややかにこう言った。

 「キャサリン、君に伝えて置きたいことが三つある。
  第一に、学生為らば授業は真面目に聞くべきだ。
 第二に、人間の体で興奮時に6.2倍に膨張する唯一の器官は瞳孔(どうこう)だ。
 第三に、君が何を想像したか知らんが、人生に過度な期待は禁物だよ!




 




     4-12-10.jpg


 或る男が町の道端で看板を立てて露店を開いて居た。看板にはこう書いてあった。

『10ドルでアナタの二つの質問に答えます』

 大事な質問のある人が側に来て聞いた。

「足った二つの質問で、10ドルは高くありませんか?」

 男は言った「ハイ、高いと思います。では二番目の質問をどうぞ?」





 




        4-12-11.jpg


 とあるアパートに「貸室あり。但し子供のある方お断り」と云う張り紙がしてあった。或る日、このアパートの管理人室に小さな男の子を連れた婦人が部屋を借りに入って来た。管理人は不機嫌そうに言った。

「表の張り紙を読ま無かったんですか?子供のある人お断りと書いてあるでしょう」

 すると婦人の連れている男の子が言った「僕には子供はありません。母親が居るだけです」




 




    4-12-12.jpg 直ぐ冷める彼はダメ


 アメリカの権威ある性科学研究所が、最近大々的に男性の性行動調査を行ない、その結果を発表した 

 以下のデータは「セックスの後、男はドンな行動に出るか」をパーセンテージで表したものである

 1  18パーセント  ゴロリと横に転がり、タバコに火を点ける。
 2  5パーセント   冷蔵庫から何か食べ物を探して食べる。
 3  3パーセント   トイレに行く。
 4  1パーセント   不明。或は救急車に運び込まれる等の異常な事態が発生する。
 例外 73パーセント   起きて、服を着て、自分の家に帰る。




 




        4-12-13.jpg 

         酷い!三人がかりで無理やり・・・だったんだ!


 ブスな女子学生が夏の休暇で帰省して、母親に「遂に処女を失った」と打ち明けた。

 「マァ・・・どうして、そんなことに為ったの?」ショックを受けた母親が尋ねた。

 「大変だったワ」と娘は答えた「ダッテ、仲良しの友達が三人掛で彼を押さえ着けて呉れたの」




 




         4-12-14.jpg ダッテ・・・


 とあるパーティの席でのこと。母親に連れて来られていた三歳の男の子トニーが、突然母親に向かって「おしっこしたい」と大声で叫んだ。息子の無作法に母親は思わず顔を赤らめ、彼にソッと言った。

「これからはオシッコをしたく為ったら『歌を歌いたい』と言ってゴラン。そうすれば私はお前がオシッコをしたいのだと直ぐ分かるからネ」
『歌を歌いたい』だね?ウン、ワカッタ。これからはそう言うよ」

 そして、その日の夜・・・父親と母親の間に寝ていたトニーは、オシッコをしたく為って目を覚ました。そこで父親を起こして「歌を歌いたい」と言った。何も知ら無い父親はビックリして言った。

「夜中は歌を歌う時間じゃ無いよ。明日まで我慢しなさい」

 しかしオシッコが漏れそうなトニーは、どうしても今じゃ無いとダメと言う。そこで父親は仕方無くこう言った。

「ジャあ、布団の中で好いから、お父さんの耳元で静かに歌ってゴラン」




 




         4-12-15.jpg 

         するよりされた方が、人を傷付け無いと納得?


 とある工場で、労働者達が弁当を食べながら話をしていた。一人が言った。

「グーテンベルクって、どう云う人か知ってるかい?」
「いや、知らないな」
と、みんな。
「フン、皆も僕の様に夜間学習会に来れば分るよ。グーテンベルクは印刷術を発明した人サ。じゃ、ディアスを知ってる?」
「知らん」
と、みんな。
「ディアスは喜望峰を最初に発見した人サ。君達、僕の様に夜の学習会に行かないと一生無学だぜ?」

 すると、一人の溶接工が気を悪くして言った。

「ウン、わかった。お前はグーテンベルクやディアスがどんな人か知ってる。だが、お前、ゴードンが誰か知ってるか?」
「イや、知らないな」
「ヨシ、ゴードンってのはナ、お前が学習会に行ってる間、オマエの女房と寝て居る奴だよ」





 




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                 ワシの値打ちは?


 パリの古美術商が掘り出し物はないかと田舎まわりをしていた。彼は地方の古物商だけで無く、卵を買うと云う口実で農家にも立ち寄り、横目で古い家具・調度品などを物色した。
 或る日、或る農家で彼は大変なものを見付けた。中世の茶碗である。メッタに無いもので、彼は思わず息を飲んだ。どうやら猫のミルク茶碗に使って居るらしかった。彼はグッと落ち着こうとしながら、何気無いフリをして男に言った。

「可愛い猫ですね。息子への土産にしたいんだが、売って呉れませんかね?」
「好いですよ」


 と、男は言った。古美術商は金を払って猫を抱くと、サッソク切り出した。

「処で、アノ古い茶碗も一緒に頂けませんか?猫ちゃんも慣れて居るのが好いでしょうから・・・」
「イや、そいつはダメだ。あの茶碗のお陰で、ワシは先日からもう12匹も猫を売ったんだからね」





 




      4-12-17.jpg ドッチも嫌


 ミスぼらしい男がサビれたレストランに入って来て、ウェイターに言った。

 ミス男  「この店には、チョっと腐り掛けた魚はあるかね?」  
 ウェイター「ハイ、ございます」  
 ミス男  「それから、水っポいジャガイモは?」  
 ウェイター「それもございます」 
 ミス男  「結構。それと一緒に酸っぱく為ったワインとカチカチに為った先週のパンも着けて呉れタマヱ!」
 ウェイター「承知致しました!」
 ミス男  「それからもし好かったら、それ等をテーブルに並べた後で、チョっとそこに座って呉れないか?そして何でも好いからガミガミ文句を突けて呉れ。そうすれば、私は自分の家で食事をして居る気分に為るんだ」




 




       4-12-18.jpg


 或る男が長いこと失禁症で悩んでいた。或る日、友達が彼に会って最近の様子を聞いた。

 友達「どうだい?相変わらず寝床でオシッコをするのかい?」
  「ウン、ずっと好く為ったよ。あらゆる治療をしてみたんだが上手く行か無いんで、到頭精神分析医の処へ行ったんだ。その効果たるや絶大だね!」
 友達「そりゃ好かった。で、もうオネショはしないんだね?」
  「イや、するさ。でも今はね、それを誇りに思って居るんだよ!」




 





 アル中の男が医者に診て貰いに来た。男の手は絶えずブルブル震えている。医者が尋ねた。

  「こりゃヒドイ。アナタは沢山飲むんでしょうな?」
 「それ程でもありませんよ。殆どコボしてしまうもので・・・」



 




       4-15-3.jpg



 アルバムを捲って居たスージーが、母親に尋ねた。

 「ねえママ、この海岸でママの隣に居るハンサムな若者は誰?」
 「アァ!」と母親は為息混じりに言った「それはね、20年前のパパなの」

 「これがパパ?それジャあ、家に住んでいるハゲで太った男は何者なの?」


 

      4-15-4.jpg


 妻「ネエ、このアタシの作った肉じゃが、どうかしら?」
 夫「愛してるよ」
 妻「料理の味のことよ?」
 夫「食べたから言ってるのサ。それでも愛してるよ!」



 「世界傑作格言集」より その3につづく










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