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2013年12月23日
2013年の年間音楽チャート!日米年間シングル売上!!
日本、アメリカ、イギリスなど、市場のでかいところのチャートを比較しようと思いましたが、イギリス(UK)はまだ発表されていないので日米だけにします!
2013年のオリコン年間シングル!!
1位 195.5万枚 AKB48 「さよならクロール」
2位 147.6万枚 AKB48 「恋するフォーチュンクッキー」
3位 125.7万枚 AKB48 「ハート・エレキ」
4位 113.3万枚 AKB48 「So long !」
5位 101.1万枚 EXILE 「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」
6位 88.1万枚 嵐 「Calling/Breathless」
7位 67.2万枚 SKE48 「チョコの奴隷」
8位 66.0万枚 SKE48 「美しい稲妻」
9位 55.8万枚 NMB48 「僕らのユリイカ」
10位 55.7万枚 嵐 「Endless Game」
日本の年間シングルランキングは、ここ数年はほぼ同じ顔ぶれで、AKB48が上位独占!
そして、その後方に嵐がちらほらいるのが毎年お決まりとなっています。
今年は両者の間にEXILEがいます、
なんと 「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」 という曲がミリオン超えています。
その他はSKEやNMBなど48グループがトップ10のほとんどを占めています。
上記には書いてませんが、トップ20まで見ると乃木坂46もランクインしてるし、トップ30まで見るとHKTもランクインしてます。
48グループ凄すぎます。
トップ30まで見ると、サザン・オールスターズがいますが、それ以外はジャニーズと48グループだけって感じです。
30位にLinked Horizonっていう進撃の巨人の主題歌歌ってるアーティストもいます。
邦楽の年間ランキングにアイドルばかりで日本の音楽業界崩壊とかネットを中心に大きくニュースになってましたが、
実際、テレビのドラマやバラエティーや音楽番組見ても、48グループやジャニーズばかりなので、こんなランキングになってしまうんでしょう!
アイドルじゃないアーティストは、あまりテレビ出演しないし、テレビで歌わないから知らないし。
こんなランキングになるのは必然でしょう!!
日本のアーティストはテレビ出演しない人が多すぎて、実につまらない。
音楽番組も同じ人ばかり出演するし。
かといって、出演したいような音楽番組もないし、受賞したいと思うような音楽賞もない。
じゃあ、アメリカに進出しようかといっても、アメリカで成功できるわけもないし、って感じで、アイドル以外のアーティストは、なんだか行き場がないような感じですね!
2013年の全米シングル売上!!
1位 674万 マックルモア&ライアン・ルイス 「THRIFT SHOP」
2位 620万 ロビン・シック 「BLURRED LINES」
3位 538万 イマジン・ドラゴンズ 「RADIOACTIVE」
4位 513万 フロリダ・ジョージア・ライン 「CRUISE」
5位 404万 ピンク 「JUST GIVE ME A REASON」
6位 391万 マックルモア&ライアン・ルイス 「CAN'T HOLD US」
7位 375万 ケイティ・ペリー 「ROAR」
8位 373万 テイラー・スウィフト 「I KNEW YOU WERE TROUBLE」
9位 370万 ブルーノ・マーズ 「WHEN I WAS YOUR MAN」
10位 358万 リアーナ 「STAY」
ここから、アメリカのランキングの話ですが、シングルCDは過去の遺物なので、全米売上の数字はダウンロードの数字です。
アメリカの年間売上で1位になったのは、マックルモア&ライアン・ルイスの「スリフト・ショップ」で、2位はロビン・シック!!
この上位2曲は、アメリカでも大ヒットしてるし、世界中で大ヒットでした。
世界セールスでは1000万超えてます。
そして意外にもジャスティン・ティンバーレイクがトップ10にいません。
ジャスティンのミラーズは298万で第15位となっています。
ビルボード年間チャートで4位だったバウアーのハーレムシェイクが売上だとトップ10はおろかトップ30にもいません。
こんな感じで、アメリカのシングル売上はビルボード年間チャートとは少し違ってくるので、興味ある人は比較してみてください!
イギリス(UK)で最も売れたクリスマス・ソング!
マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が発売から約20年くらい経って、今年初めてイギリスで100万枚のセールスを突破しました。
これを記念に、イギリスで最も売れたクリスマス・ソングのランキングが発表されてます。
イギリスで最も売れたクリスマス・ソング!!
1位 370万 「DO THEY KNOW IT'S CHRISTMAS?」 バンド・エイド
2位 190万 「MARY'S BOY CHILD/OH MY LORD 」 ボニーM
3位 170万 「LAST CHRISTMAS/EVERYTHING SHE WANTS」 ワム!
4位 120万 「MERRY XMAS EVERYBODY」 スレイド
4位 120万 「MARY’S BOY CHILD」 ハリー・ベラフォンテ
4位 120万 「DO THEY KNOW IT’S CHRISTMAS?」 バンド・エイド20
7位 100万 「FAIRYTALE OF NEW YORK」 ポーグス ft. カースティ・マッコール
7位 100万 「WHITE CHRISTMAS」 ビング・クロスビー
7位 100万 「ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU」 マライア・キャリー
イギリスが誇るアーティストが集まって歌ったバンドエイドがクリスマス最高売上というのはイギリス人にとっては当たり前でしょうか。
イギリスでは2013年になってマライアの恋人たちのクリスマスが100万を突破したということです。
日本では「29歳のクリスマス」っていうドラマの影響もあって、1994年の発売当時、恋人たちのクリスマスはすぐにミリオン突破してましたが、国によって売上は全く違いますね。
それと、イギリスでは2004年から集計され始めたダウンロード。
そのダウンロードのみのクリスマス・ソングの歴代ランキング(イギリスの売上)!!
1位 74万 「FAIRYTALE OF NEW YORK」 ポーグス ft. カースティ・マッコール
2位 66万 「ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU」 マライア・キャリー
3位 30万 「LAST CHRISTMAS/EVERYTHING SHE WANTS」 ワム!
4位 25万 「I WISH IT COULD BE CHRISTMAS EVERYDAY」 ウィザード
4位 25万 「MERRY XMAS EVERYBODY」 スレイド
6位 22万 「DO THEY KNOW IT'S CHRISTMAS?」 バンド・エイド
ダウンロードのみのクリスマス・ソングの売上はこんな感じで、バンドエイドは6位に転落。
ポーグスとマライアはダウンロードで売上をどんどん伸ばしているみたいです。
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2013年12月22日
ビルボードが選ぶ2013年のベスト・ソング!!
「Follow Your Arrow」 ケイシー・マスグレイヴス
この20曲はThe Billboard.com の批評家が数千曲にもおよぶこの1年間にリリースされた曲の中から選んだものらしいです。
1位 「We Can't Stop」 マイリー・サイラス
2位 「Follow Your Arrow」 ケイシー・マスグレイヴス
3位 「Royals」 ロード
4位 「Same Love」 マックルモア&ライアン・ルイス
5位 「Get Lucky」 ダフト・パンク ft. ファレル
6位 「Black Skinhead」 カニエ・ウェスト
7位 「Hold On, We're Going Home」 ドレイク
8位 「White Noise」 ディクロージャー ft. アルーナ・ジョージ
9位 「Blurred Lines」 ロビン・シック ft. T.I. & ファレル
10位 「Mirrors」 ジャスティン・ティンバーレイク
11位 「Body Party」 シアラ
12位 「Diane Young」 ヴァンパイア・ウィークエンド
13位 「Wrecking Ball」 マイリー・サイラス
14位 「Wake Me Up!」 アヴィーチー
15位 「Just Give Me a Reason」 ピンク ft. ネイト・ルイス
16位 「Numbers on the Boards」 プシャ・T
17位 「That's My Kind of Night」 ルーク・ブライアン
18位 「Versace (Remix)」 MIGOS ft. ドレイク
19位 「Still Into You」 パラモア
20位 「Treasure」 ブルーノ・マーズ
批評家が選んだということですが、意外にもマイリー・サイラスが1位を獲得、13位にもマイリーの曲がランクインしてます。
マイリーは今年めちゃくちゃシングルがヒットしましたが、まさか批評家からも評価されてたとは
2位のケイシーちゃんはカントリー歌手で、ビルボードチャートでもたいした成績じゃないので、「Follow Your Arrow」って曲も私は聴いたことありませんでした!
こういう曲が2位にランクインしてることが、批評家が選んだってアピールでしょうか
ちなみに、上の方にある動画はケイシーちゃんの曲です。
これを機に聴いてみましょう!
こういう機会がないと、一生聴くことないかもしれないし!
ビルボードの批評家が選んでいるので、カントリーの分野では、かなり期待の若手なのかもしれませんね!!
何度も聴いてると、サビが耳に残るいい曲。
というか、調べるとケイシーちゃん、グラミーでも新人賞とかノミネートされてるし、カントリー部門でも複数ノミネートされてるし(笑)!
カントリーというジャンルの時点で、グラミー最優秀新人獲得の可能性もあるかも!!
つまり、ケイシーちゃんは超注目の若手アーティストってことよ!!
こんなに注目されてる人気アーティストだったなんて、軽く見過ぎていました!!
恥ずかしい
今後大注目しますね(笑)!!
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ビルボードの世論調査2013結果!
以下はアンケート内容と得票率!
・First-Half MVP(上半期のMVP)
1位 26% レディー・ガガ
2位 21% マイリー・サイラス
3位 9% テイラー・スウィフト
・Best Newcomer(ベストな新人アーティスト)
1位 30% アリアナ・グランデ
2位 20% イマジン・ドラゴンズ
3位 17% ロード
・Favorite No. 1 Hot 100 Song(お気に入りの全米No.1ソング)
1位 27% 「レッキング・ボール」 マイリー・サイラス
2位 17% 「ロアー」 ケイティ・ペリー
3位 16% 「ロイヤルズ」 ロード
・Favorite No. 1 Billboard 200 Album(お気に入りの全米No.1アルバム)
1位 26% 『アートポップ』 レディー・ガガ
2位 17% 『レッド』 テイラー・スウィフト
3位 17% 『バンガーズ』 マイリー・サイラス
・Best Music Video(ベストなミュージック・ビデオ)
1位 30% 「アプローズ」 レディー・ガガ
2位 16% 「レッキング・ボール」 マイリー・サイラス
3位 10% 「トラブル」 テイラー・スウィフト
・Best Comeback(最高なカムバック劇)
1位 37% マイリー・サイラス
2位 29% ジャスティン・ティンバーレイク
3位 5% ダフト・パンク
・Most Shocking Moment(最も衝撃的な瞬間)
1位 37% マイリー・サイラスのVMA'sでの過激ライヴ・パフォーマンス
2位 26% レディー・ガガがマリーナ・アブラモヴィッチの映像作品に裸で出演したこと
3位 15% コリー・モンテス(モンティス)の死
・Best TV Performance(最高なテレビ・パフォーマンス)
1位 28% サタデー・ナイト・ライヴでのレディー・ガガ
2位 19% アメリカン・ミュージック・アワードでのマイリー・サイラス
3位 11% スーパー・ボウルでのビヨンセ
・Biggest Disappointment(最も失望したこと)
1位 39% レディー・ガガが怪我でツアーをキャンセルしたこと
2位 18% ジョナス・ブラザーズがツアーをキャンセルし、かつ解散したこと
3位 13% アメリカン・アイドル・シーズン12
・Most Memorable Feud(最も印象に残ってる確執)
1位 36% レディー・ガガ vs ペレス・ヒルトン
2位 26% マイリー・サイラス vs シネイド・オコナー
3位 25% ニッキー・ミナージュ vs マライア・キャリー
・Hottest Couple(最も熱いカップル)
1位 27% ビヨンセ & ジェイ・Z
2位 18% ケイティ・ペリー & ジョン・メイヤー
3位 16% ペリー(リトル・ミックス) & ゼイン(ワン・ダイレクション)
他にもアンケートの質問がたくさんあるけど、この辺で。
集計結果は全体的にレディー・ガガとマイリー・サイラスが目立ちますね。
この2人の人気はもの凄いです。
特にマイリーはBest Comeback(最高なカムバック劇)で第1位に選ばれているように、今年は飛躍に年になりました。
Most Shocking Moment(最も衝撃的な瞬間)で2位になったレディー・ガガのヌードビデオは「Lady Gaga Appears Naked in Marina Ambramovic Video」で検索すれば見れると思います。
なんか宗教的な雰囲気のビデオでガガがヌードになります。
衝撃的というか、ショッキングです
18歳以下の人は観たらいけないかも!!
これの3位になったコリーの死も衝撃的でした。
まさか亡くなるなんて・・・。
Most Memorable Feud(最も印象に残ってる確執)っていうランキングもあるけど、こういう確執が公の場で繰り広げられるのは洋楽だなあって感じます。
邦楽ではあまりないですよね。
ビルボードがいうには、全アンケートの結果、総合1位はレディー・ガガになったみたいです。
新アルバムが低調なガガだけど、なんだかんだで注目度も高く、人気もあり、話題性も凄いってことでしょうか!?
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2013年12月20日
リトル・ミックス、「Little Me」のPV解禁!!
この曲は2ndアルバム『Salute(サルート)』からの2ndシングルです。
シングル「Little Me」は今のところUKで第51位が最高位となっています。
12月18日に2ndアルバム『Salute(サルート)』の国内盤が日本でも発売されてます。
当たり前に、1stアルバムとなった前作よりもパワー・アップしたリトル・ミックスだけど、今は1stアルバムの頃の勢いが落ちて、最新アルバムもシングルもチャート成績があまり良くないのが気になるところ。
UKガールズ・グループの中では、世界的に売れてるアーティストっていうのは間違いないけど。
日本には1月に来日予定!
来日してメディアに取り上げてもらわないと、売上は期待できないかな。
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2013年12月19日
アリアナ・グランデ、国内盤『ユアーズ・トゥルーリー』の収録曲決定!!
収録内容は以下の通り!
01. ハネムーン・アヴェニュー
02. ベイビー・アイ
03. ライト・ゼア feat. ビッグ・ショーン
04. タトゥード・ハート
05. ラヴィン・イット
06. ピアノ
07. デイドリーミン
08. ザ・ウェイ feat. マック・ミラー
09. ユール・ネヴァー・ノウ
10. オールモスト・イズ・ネヴァー・イナフ with ネイサン・サイクス from ザ・ウォンテッド
11. ポピュラー・ソング with MIKA
12. ベター・レフト・アンセッド
13. ザ・ウェイ feat. マック・ミラー (JdB リミックス)
14. ベイビー・アイ (コズミック・ドーン・リミックス)
15.ライト・ゼア feat. ビッグ・ショーン(セヴンス・ヘヴン・リミックス)
国内盤オリジナル・ジャケット写真ステッカー封入
解説・歌詞・対訳も付いてくるそうです。
DVD付には以下が収録とのこと!!
1. 「ザ・ウェイ feat. マック・ミラー」ミュージック・ビデオ
2. 「ベイビー・アイ」ミュージック・ビデオ
3. オフィシャル・インタビュー(約6分/日本語字幕付)
私が以前、日本盤には配信限定の「Last Christmas」などをボーナス・トラックで収録してくれるかなと勝手に予想してましたが、外れちゃいました
ごめんなさい!
よくよく考えれば、クリスマスの時期過ぎてるし、当たり前か!!
ボーナストラックはリミックスが3曲みたいです。
なんか個人的に残念!
来日が約2週間後に迫っているので、最近は日本のテレビでもちらほらアリアナが紹介されるようになってきましたね!
楽しみに初来日を待ちましょう!!
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マライア・キャリーとマイケル・ブーブレが「恋人たちのクリスマス」を熱唱!!
上記の動画はNBCが放送してる「マイケル・ブーブレ クリスマス・スペシャル」っていう特番です。
多分、放送されたのは今回で3回目。
マイケル・ブーブレは2011年にクリスマス・アルバム発売して、そのアルバムがめちゃくちゃ売れました!
去年アメリカで2番目に売れたアルバムになっていて、近年最も売れたクリスマスアルバムかもしれません。
ブーブレは、そのクリスマス・アルバムの中でマライアの恋人たちのクリスマスをカバーしてます。
マイケル・ブーブレの日本での知名度はイマイチだと思いますが、かなりの人気アーティストで、日本でもCMでマイケルがカバーした「Feeling Good」っていう曲が流れたりしてます。
なんか音楽的なセンスが抜群な感じの人です。
それにしてもマライアは今月テレビでこの歌何回も歌ってます。
その影響もあって、「恋人たちのクリスマス」が全米シングルチャート(Billboard Hot 100)でも26位くらいにランクインしてました(笑)
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レディー・ガガとクリスティーナ・アギレラが『The Voice』で共演!!
クリスティーナ・アギレラが審査員を務めている、「ザ・ヴォイス」にガガがゲスト出演し、新アルバム「アートポップ」からの最新ヒット「ドゥ・ホワット・ユー・ウォント」をパフォーマンス!!
そしたら途中から、クリスティーナも現れて、まさかのコラボに!!
仲良さげな二人だけど、今回が初対面らしいです!
というか、ガガのデビュー当時、クリスティーナはガガが嫌いって言ってなかった??
間違いなく嫌ってたと思うけど・・・。
とにかく、意外な2人のコラボでした!!
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話題騒然!ビヨンセの新アルバムが『BEYONCE』が驚異の初動で全米1位&歴代記録も樹立!
異例ずくめで話題が絶えることのなかったビヨンセの5thアルバム『Beyonce』が12月13日(現地時間)にいきなりリリースされてから、約一週間が経ちました。
少し落ち着いてきたので、この一連の騒動を振り返りましょう!!
今回の『ビヨンセいきなりアルバム・リリース事件』が、なぜここまで驚きをもって世界中の音楽ファンを驚愕させたのか、を洋楽に詳しくない人たちのもわかってもらうために、現在の主流となっているリリース方法をもう一度確認しておこうと思います!
現在の主流となっている、洋楽におけるリリースは、まずは新アルバムをリリース予定であることを伝え、そのアルバムに収録予定のシングル情報、参加プロデューサーやアーティスト情報をSNSで段階的に知らせていく。
そして、新アルバムからのリード・シングル(先行シングル)をリリースするわけです。
リリースすると、リリック・ビデオを制作、ミュージック・ビデオを数週間後解禁。
リリースの前にティーザー映像という数十秒の宣伝映像を制作することも主流になりつつあります。
こういうビデオは全て動画サイトで公式配信され世界中誰でも見れるようになってます。
アルバム収録曲がリーク(流出)されたり、わざとリークしたりで話題を集めることも。
アルバム発売前に、正式なシングルじゃなくて、プロモ・シングルといわれる意味不明なシングルを何枚かシングル・カットするアーティストもいます。
そしてアルバム発売前にテレビ出演など、メディアで大規模な宣伝活動を行う。
ちなみに、今年はエミネムが街中を逆落書きするという画期的で話題性抜群の宣伝をやっていたし、ケイティ・ペリーも新アルバムを発売することを大きなトラック走らせて告知やったりと、いかにプロモーション(宣伝)して、発売前にいかに多くの人に注目してもらうかが、現在の主流でした。
そして、これはアーティストによるけど、アルバム発売前にリリースする先行シングルの出来が、アルバムの初動にも影響与えているのは明らかです!
で、ここからビヨンセの話ですが、ビヨンセは今年の夏の終わりごろに一応、12月に新アルバム・リリースだろうといわれてました。
ビヨンセがアルバム制作していることは確実で、いつリリースしてくるかといえば、早くて10月だけど、ケイティ・ペリー、レディー・ガガ、エミネム、ワン・ダイレクション、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ブリトニー・スピアーズなど話題性アーティストがその時期から12月頭にかけてアルバム・リリース続くから、それを避けて12月中旬くらいが可能性が高いといわれてました。
でも、ビヨンセは全く新アルバムからの公式シングルをリリースしてこなかったんです。
ビヨンセは今年ネット上で新曲を数曲公開したのですが、新アルバムからの先行シングルを公式では全くリリースしてくる気配がなくて、12月にアルバム間に合わないのかなというようなことが囁かれてきました。
加えて、今月?だったか忘れましたが、ソニー・ミュージックの代表取締役のロブ・ストリンガーさんがビヨンセの新作は来年ですみたいな発言したから、ビヨンセの新作の事はみんなの頭の中から消え去りました。
そんな中、12月13日午前0時01分にiTunesでビヨンセの新アルバム『Beyonce』がいきなりリリースされました!
しかも、アルバム『Beyonce』には、最新曲14曲とミュージック・ビデオ17本が収録されているという豪華な内容!!
世界中の音楽ファンが「!!!!!!!???????\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?」って感じで、わけがわからない状態に!
ケイティ・ペリーにいたっては、ツイッターで「今日はビヨンセの事以外話したくないわ」とつぶやく始末。
1週間前に新アルバムリリースしてた、ブリちゃんことブリトニー・スピアーズの話題はかき消されてしまい、世界中にビヨンセ旋風が吹き荒れました!!
SNSを中心に、この一連の出来事は衝撃を持って世界中に拡散し、アメリカ人を中心にiTunesでビヨンセの新アルバムが驚愕のセールスを記録することに!!!
発売からわずか3日で、世界で82万8,773ダウンロードを記録し、iTunes Storeにおける史上最速セールスとなり、アメリカでも、3日で61万7,213ダウンロードを売り上げ、米iTunes Storeでの最速記録となりました。
これまでの歴代記録はテイラー・スウィフトのアルバム『レッド』発売1週間で46万5000回ダウンロードでした!!
ちなみに、このテイラーの『レッド』は全米だけでCD合わせたら初動120万という驚愕の初動でした。
今回のビヨンセの場合は、CDでの発売は後からで、最初はダウンロードだけだったので、みんなダウンロードするしかなくてダウンロードの歴代記録が誕生したと思います。
CDも同じ日に発売してたら、ここまでのダウンロード記録は誕生しなかったでしょう!
そんな中、すでに12月28日付の最新全米アルバムチャート(Billboard 200)の速報が発表されていて、ビヨンセの『Beyonce』が61万7000という驚異の初動で全米1位に輝いています。
そして、初動に関していえば、
2013年の全米アルバム初動ランキング!!
第1位 96万8000 ジャスティン・ティンバーレイク 『The 20/20 Experience』
第2位 79万2000 エミネム 『The Marshall Mathers LP 2』
第3位 68万5000 ドレイク 『Nothing Was The Same』
第4位 61万7000 ビヨンセ 『Beyonce』
第5位 54万6000 ワン・ダイレクション 『Midnight Memories』
第6位 52万7000 ジェイ・Z 『Magna Carta…Holy Grail』
ビヨンセは夫のジェイ・Zを抜いて4位、女性アーティストに限れば圧倒的に1位です。
2013年の女性アーティストの全米アルバム初動ランキング!!
第1位 61万7000 ビヨンセ 『Beyonce』
第2位 28万6000 ケイティ・ペリー 『PRISM』
第3位 27万0000 マイリー・サイラス 『Bangerz』
第4位 25万8000 レディー・ガガ 『Artpop』
はっきりいって、今のビヨンセは全米シングルチャート(Billboard Hot 100)で勝負できるようなシングルは正直期待できない。
だから、リードシングル(先行シングル)をシングルカットせず、いきなりアルバム発売したのかもしれません。
だって、先行シングルがイマイチだったら、アルバム買おうって思わないし(多分)。
何の前触れもなくいきなりアルバム発売するという、近年にない衝撃のリリース方法が、従来のプロモーション効果をはるかに超えるプロモーション効果を生み、驚異的な初動を記録させた。
これは、もう、さすがビヨンセとしかいえない!
それにしても、ビヨンセは何もかもが完璧で、弱点が見つけにくいよね!
マドンナ、ホイットニー、マライア、ジェネットなど、ビヨンセデビュー以前に全米を席巻していた女性ソロ・アーティストは、みんなそれぞれにダメなところとかあったけど(性格とかね)。
ビヨンセは、上記4名ほどヒット・シングルを誕生させたりするタイプのアーティストじゃないけど、やる事なす事全てが完璧!!
しかも、夫はジェイ・Zだし、・・・、なんなのこの夫婦!?
世界最強の夫婦かも!?
でも、完璧すぎて、個人的にビヨンセのアルバムはつまらないって感じることが多いし、実はそんなにビヨンセのCD聴きません(笑)
とにかく、今回の『ビヨンセいきなりアルバム・リリース事件』は、今主流のリリース方法やプロモーション方法に大きな影響を与えるかもしれませんね。
それと、ビヨンセは今回のアルバムからのシングルヒットは多分狙っていない。
ビデオをすでに公開してる時点で、全米シングルチャート(Billbaord Hot 100)で勝負する意思がないのかも!!!
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リア・ミシェルが『エレンの部屋』でデビュー曲をパフォーマンス!
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