2016年07月06日
地震関連の記事も連載しています。山本地震対策研究室(2016年07月06日付記事)
世界中で起きる地震の約10%は、日本列島とその周辺で起きています。何故、日本は地震が多いのか、
それは日本列島が4枚のプレートの境界線のところにあるためです。(上記図を参考)
地球の表面は、十数枚の「プレート」と呼ばれる板のような岩の層で覆われています。
それぞれが年に数cm〜数十cmずつ動いており、プレート同士の境目では、両プレートの押し合う力が発生し、この力によってプレート内部にひずみがたまります。
たまったひずみによりプレートは、傷付いたり、もとの状態に戻ろうとします。その戻ろうとするとき、大地震が発生するわけです。
そして、日本列島は北米プレートとユーラシアプレートの上に有り、そこに太平洋プレートとフィリピン海プレートが潜り込みひずみが蓄積され、境界線では繰り返し巨大地震起きます。
このプレート境界線で起きる地震は、誰もが知っている2011年に起きた東日本大震災や10万人以上の犠牲者を出した関東大震災は、この種類の代表的な地震です。
そして発生すれば最悪死者行方不明者32万3000人経済的損失220兆円の被害が想定される南海トラフ連動地震もプレート境界線で起きる巨大地震です。(プレート境界線で起きる地震)
それから日本列島には分かっているだけでも2000箇所の活断層があります。その活断層で起きる直下型地震による影響で、地震が多発します。
今年熊本県で発生した地震も直下型地震です。阪神淡路大震災や新潟中越地震も直下型地震です。このような直下型地震は日本列島どこでいつ起きても不思議ではありません。その中でも大災害が想定されるのが東京首都圏直下型地震です。(内陸直下型地震)
地震の種類は、プレート境界線で起きる地震と内陸直下型地震の二種類の地震が、日本列島では繰り返し起きるので地震が多いわけです。
地震活動は静穏期から活動期になっています、特に21世紀前半2050年迄が要注意です。
山本地震対策研究室(2016年07月06日)
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