2010年06月24日
アメリカ人VS子供の名前
アメリカ人は子供の名前をどうやってを決めているんだろう。
そんな疑問が僕に浮かんだのは、僕が子供の名前を決めるのに相当悩んだからだ。
親戚、友人達は、「こんなのはどうか?」などと茶々をいれてくるし、
これだ!なんて良い名前を思いついたのに、たまたま、今やっている
旬のテレビドラマの主人公の名前が、その名前だったり、
友人の子供が似たよう名前だったことを思いだしたり、でなんどもなんども考えた。
名前が決まったら決まったで、じゃあ漢字はどうするということになり、
字画とか意味とかもろもろ検討を重ね、最終的にこれでいくかと決めたものの、
役所に手続きにいく間際までほんとにこれでいいのかな、なんて最後の最後まで悩みつづけた。
そんなことがあったから、
アメリカ人は子供の名前をどうやってを決めてるんだろうか、僕らのように悩むのかしら、
でも漢字とかないし、その分は楽そうだな。ああ、でもミドルネームとかいう訳わからない
ものも決めないといけないし、それはそれでややこしそうだ。
なんていう疑問が生まれた。
ということで、早速、大学時代の同級生で最近、第二子が生まれたタイラー君に
聞いてみた。
僕:「子供生まれたんだね。おめでとう。男の子?女の子?」
タイラー:「ありがとう。女の子だよ。」
僕:「名前はもう決めた?」
タイラー:「うん。abigail (アビゲイル)にしたよ。」
僕:「アビゲイル。。。あんまり聞いたことない名前だねぇ。」
タイラー:「そう?アメリカではメジャーな名前だよ。」
僕:「あらそう。その名前は、じゃあ、どうやってきめたの?」
タイラー:「Because I like it」
僕:「う、うん。それはわかってるけどさ。どこからそのアビゲイルってのを思いついたの?」
タイラー:「アメリカでよく使われる名前の中で好きな響きだったから。」
僕:「そ、そうか。。。その名前の裏に意味とかあるの?」
タイラー:「特にないよ。あるかも知れないけど、知らない。」
僕:「元々は聖書の中にでてくる人の名前だったりとかさぁ。」
タイラー:「う〜ん、元々はそうかもしれない。知らないけど。」
そんな感じか。案外、フィーリングで決めてるんだなぁ。
僕:「名前決めるのはすんなりいった?」
タイラー:「全然。すごく悩んだよ。奥さんとも相当もめたし。」
おぉ。それそれ。聞きたいのはそれだ。
タイラー:「うちの奥さんはさ、お母さんっ子でお母さんのことが大好きだからさ。」
僕:「うん、うん、」
タイラー:「どうしてもお母さんの名前を取り入れたいっていうんだ。」
僕:「へえ。めずらしいね。」
タイラー:「でしょぉ」
僕:「つか、そんなことしたらややこしくならない?ま、まさか、Jrとか三世とか。。」
タイラー:「はは。それはさすがにないね。」
僕:「アビゲイルは、でもお母さんとは関係ないよね。」
タイラー:「うん、関係ない。最終的に妥協策として、ミドルネームをお母さんの名前にしたよ。」
僕:「うぉー、出たーミドルネーム!」
タイラー:「お母さんの名前がルイーザだから ミドルネームをそれにした。」
僕:「いったい、全体、ミドルネームってなんなんだい?」
タイラー:「なんなんだろうね。昔からの慣習だからさ。」
おお、だめだ。タイラーなんも知らねえ。
僕:「アメリカ人はみんなそんな感じで名前きめてんのかな?」
タイラー:「名前の由来とかを入念調べて決めるひともいると思うけど。」
僕:「けど?」
タイラー:「どうだろう。ひとのことは分からないや。」
だよね。
質問に答えてくれたお返しに、日本の場合は、漢字も決めないといけないし、
時にはその字画とかも気にしたりするんだよ。ということを教えてあげたら、
タイラー君は相当驚いていた。でも彼のことだから、すぐ忘れるんだろうな。
ということで、アメリカ人が子供の名前をどうやって決めるのかは、
日本人とはちょっと違ったけど、僕が思っていたほど複雑でもユニークでもなかった。
タイラー君の場合だけの可能性も高いが。。。
共通しているとことといえば、アメリカ人も悩むということだ。
それと、子供の名前を決めるのに、親とかには相談せずに、
決まるまで一切秘密にしていたとタイラー君は言っていた。
理由は色々助言してきて、それがドンドンエスカレートして、
面倒なことになりそうだったからと、なんとなくその辺も日本人に近い感じ。
ちなみに、その後、タイラー君と話したら、子供のことをアビーと呼んでいた。
それなら、最初から、アビーでよくねえか。
おしまい。
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そんな疑問が僕に浮かんだのは、僕が子供の名前を決めるのに相当悩んだからだ。
親戚、友人達は、「こんなのはどうか?」などと茶々をいれてくるし、
これだ!なんて良い名前を思いついたのに、たまたま、今やっている
旬のテレビドラマの主人公の名前が、その名前だったり、
友人の子供が似たよう名前だったことを思いだしたり、でなんどもなんども考えた。
名前が決まったら決まったで、じゃあ漢字はどうするということになり、
字画とか意味とかもろもろ検討を重ね、最終的にこれでいくかと決めたものの、
役所に手続きにいく間際までほんとにこれでいいのかな、なんて最後の最後まで悩みつづけた。
そんなことがあったから、
アメリカ人は子供の名前をどうやってを決めてるんだろうか、僕らのように悩むのかしら、
でも漢字とかないし、その分は楽そうだな。ああ、でもミドルネームとかいう訳わからない
ものも決めないといけないし、それはそれでややこしそうだ。
なんていう疑問が生まれた。
ということで、早速、大学時代の同級生で最近、第二子が生まれたタイラー君に
聞いてみた。
僕:「子供生まれたんだね。おめでとう。男の子?女の子?」
タイラー:「ありがとう。女の子だよ。」
僕:「名前はもう決めた?」
タイラー:「うん。abigail (アビゲイル)にしたよ。」
僕:「アビゲイル。。。あんまり聞いたことない名前だねぇ。」
タイラー:「そう?アメリカではメジャーな名前だよ。」
僕:「あらそう。その名前は、じゃあ、どうやってきめたの?」
タイラー:「Because I like it」
僕:「う、うん。それはわかってるけどさ。どこからそのアビゲイルってのを思いついたの?」
タイラー:「アメリカでよく使われる名前の中で好きな響きだったから。」
僕:「そ、そうか。。。その名前の裏に意味とかあるの?」
タイラー:「特にないよ。あるかも知れないけど、知らない。」
僕:「元々は聖書の中にでてくる人の名前だったりとかさぁ。」
タイラー:「う〜ん、元々はそうかもしれない。知らないけど。」
そんな感じか。案外、フィーリングで決めてるんだなぁ。
僕:「名前決めるのはすんなりいった?」
タイラー:「全然。すごく悩んだよ。奥さんとも相当もめたし。」
おぉ。それそれ。聞きたいのはそれだ。
タイラー:「うちの奥さんはさ、お母さんっ子でお母さんのことが大好きだからさ。」
僕:「うん、うん、」
タイラー:「どうしてもお母さんの名前を取り入れたいっていうんだ。」
僕:「へえ。めずらしいね。」
タイラー:「でしょぉ」
僕:「つか、そんなことしたらややこしくならない?ま、まさか、Jrとか三世とか。。」
タイラー:「はは。それはさすがにないね。」
僕:「アビゲイルは、でもお母さんとは関係ないよね。」
タイラー:「うん、関係ない。最終的に妥協策として、ミドルネームをお母さんの名前にしたよ。」
僕:「うぉー、出たーミドルネーム!」
タイラー:「お母さんの名前がルイーザだから ミドルネームをそれにした。」
僕:「いったい、全体、ミドルネームってなんなんだい?」
タイラー:「なんなんだろうね。昔からの慣習だからさ。」
おお、だめだ。タイラーなんも知らねえ。
僕:「アメリカ人はみんなそんな感じで名前きめてんのかな?」
タイラー:「名前の由来とかを入念調べて決めるひともいると思うけど。」
僕:「けど?」
タイラー:「どうだろう。ひとのことは分からないや。」
だよね。
質問に答えてくれたお返しに、日本の場合は、漢字も決めないといけないし、
時にはその字画とかも気にしたりするんだよ。ということを教えてあげたら、
タイラー君は相当驚いていた。でも彼のことだから、すぐ忘れるんだろうな。
ということで、アメリカ人が子供の名前をどうやって決めるのかは、
日本人とはちょっと違ったけど、僕が思っていたほど複雑でもユニークでもなかった。
タイラー君の場合だけの可能性も高いが。。。
共通しているとことといえば、アメリカ人も悩むということだ。
それと、子供の名前を決めるのに、親とかには相談せずに、
決まるまで一切秘密にしていたとタイラー君は言っていた。
理由は色々助言してきて、それがドンドンエスカレートして、
面倒なことになりそうだったからと、なんとなくその辺も日本人に近い感じ。
ちなみに、その後、タイラー君と話したら、子供のことをアビーと呼んでいた。
それなら、最初から、アビーでよくねえか。
おしまい。
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