2010年05月06日
外国人 VS 折り紙
語学学校には様々な国の人がいる。
それゆえ、どの学校でも一度は行うであろう授業がある。
それは、
「自分の国の文化をボードなどを用い、発表する」
というもの。
とくに初級クラスなんかでは必ずあると思う。
自分に一番身近なものを英語で発表してまずは英語に慣れさせる、
それと同時にクラスメイトのことをお互いよく知ろう的なゆるいノリだ。
それゆえ、どの学校でも一度は行うであろう授業がある。
それは、
「自分の国の文化をボードなどを用い、発表する」
というもの。
とくに初級クラスなんかでは必ずあると思う。
自分に一番身近なものを英語で発表してまずは英語に慣れさせる、
それと同時にクラスメイトのことをお互いよく知ろう的なゆるいノリだ。
ブラジル人はリオのカーニバルについて、スペイン人はガウディについてだったりと
まあ、だいたいみんながすでに知っているようなことをチグハグな英語で発表しあう。
日本人はというと、茶の世界だったり、受験制度だったり、和食のつくり方だったりと
沢山のチョイスがあるが、僕のオススメは折り紙だ。
鶴の折り方講座だ。
非常に幼稚に思われるかもしれないが、初級クラスではちょうどいい。
それに、「外国人に教える日本の文化 折り紙篇」的な資料がやまほどある。
辞書の付録にだってたまについてるくらい。なので、楽するにはもってこいだ。楽するには。。
そして、なによりパフォーマンス性に長けている。
クラス全員に折り紙を配る。そして簡単な説明しながら、みんなに折らせる。
そうするとクラス中がワイワイガヤガヤとなって、なんか知らないけど、
あんまり英語しゃべってないにも関わらず、発表は成功の雰囲気になる。
というわけで、そんな機会がやってきたら是非とも試していただきたい。
ただし、そんなことは同じクラスの日本人はみんな知っているので、
競争率が高いという難点もある。なので、
「わたし折り紙について発表します!」宣言を早めにしちゃったほうがいい。
あと、ラクしてできちゃうのでまったく自分の為にはならないということも忘れずに。。。
僕はというと、考えることなくそのラクな道を選んだ。
当時僕は、「英語で発表?クラス全員の前で?まだ無理だよぉ。恐いよぉ。恐いよぉ。」
とビビリまくるヘタレ虫だったのでむしろ、折り紙以外は考えられなかった。
幸いなことに、日本人クラスメイト達は、その中で当時一番若かった僕に
折り紙発表の権利をゆずってくれたのでした。
オトナ日本人 僕を救ってくれてアリガトウ。
そんでもってその、「折り紙発表」のときに知ったことがひとつ。
それは、外国人達は折り紙がへたくそだ、ということ。
その下手さ具合は予想をはるかに上回っていた。
僕:「まず、折り紙を半分にこうやって折ってください。」
外国人クラスメイト:「OK〜!」
なんてかんじで次に進もうとしてみんなの状況を確認したら、
もう、この最初の時点でアメリカ人の先生を含む大多数の人ができてなかった。
全然、半分に折れてない。
どうやら端と端をぴったりとあわせて、折るという概念がないようだ。
最終的に鶴にたどり着いたのは日本人クラスメイトと少しのアジア人のみだった。
あとはみんなジャガイモみたいな、よくいえば、クリエイティブな形になってた。
やっぱり折り紙講座は開かれるべきだ。
おしまい。
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まあ、だいたいみんながすでに知っているようなことをチグハグな英語で発表しあう。
日本人はというと、茶の世界だったり、受験制度だったり、和食のつくり方だったりと
沢山のチョイスがあるが、僕のオススメは折り紙だ。
鶴の折り方講座だ。
非常に幼稚に思われるかもしれないが、初級クラスではちょうどいい。
それに、「外国人に教える日本の文化 折り紙篇」的な資料がやまほどある。
辞書の付録にだってたまについてるくらい。なので、楽するにはもってこいだ。楽するには。。
そして、なによりパフォーマンス性に長けている。
クラス全員に折り紙を配る。そして簡単な説明しながら、みんなに折らせる。
そうするとクラス中がワイワイガヤガヤとなって、なんか知らないけど、
あんまり英語しゃべってないにも関わらず、発表は成功の雰囲気になる。
というわけで、そんな機会がやってきたら是非とも試していただきたい。
ただし、そんなことは同じクラスの日本人はみんな知っているので、
競争率が高いという難点もある。なので、
「わたし折り紙について発表します!」宣言を早めにしちゃったほうがいい。
あと、ラクしてできちゃうのでまったく自分の為にはならないということも忘れずに。。。
僕はというと、考えることなくそのラクな道を選んだ。
当時僕は、「英語で発表?クラス全員の前で?まだ無理だよぉ。恐いよぉ。恐いよぉ。」
とビビリまくるヘタレ虫だったのでむしろ、折り紙以外は考えられなかった。
幸いなことに、日本人クラスメイト達は、その中で当時一番若かった僕に
折り紙発表の権利をゆずってくれたのでした。
オトナ日本人 僕を救ってくれてアリガトウ。
そんでもってその、「折り紙発表」のときに知ったことがひとつ。
それは、外国人達は折り紙がへたくそだ、ということ。
その下手さ具合は予想をはるかに上回っていた。
僕:「まず、折り紙を半分にこうやって折ってください。」
外国人クラスメイト:「OK〜!」
なんてかんじで次に進もうとしてみんなの状況を確認したら、
もう、この最初の時点でアメリカ人の先生を含む大多数の人ができてなかった。
全然、半分に折れてない。
どうやら端と端をぴったりとあわせて、折るという概念がないようだ。
最終的に鶴にたどり着いたのは日本人クラスメイトと少しのアジア人のみだった。
あとはみんなジャガイモみたいな、よくいえば、クリエイティブな形になってた。
やっぱり折り紙講座は開かれるべきだ。
おしまい。
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