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アラフォー男 中小機械メーカーのエンジニア 中国に住んでいるあいだに中国人と付き合ってきました 白富美との結婚を夢見ながら、仕事やプライベートで自分の人生を見つめ直して暮らしています
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2014年12月09日

チャン・イーモウ 「活きる」で描かれている文化大革命

高倉健さん主演の「単騎、千里を走る」(2006年)の話を先日したが、チャン・イーモウ作品は結構見ている。






チャン・イーモウの作品の傾向として古きよき中国の素朴で純粋な感情を表現している作品が多く、
日本人の私からすると中国文化を知る上で興味がある題材が多い。
また、彼の作品は言葉が少なく、分かりやすい中国語であるので初心者にはお勧めの映画であるといえる。

その中で「活きる」という作品について紹介したい
(1994年)の作品であるので20年くらい前に作られたものである
さすがに歴史を感じ、作りが粗い部分もある

主演は三枚目俳優の葛優(グォ・ヨウ)いまだに中国では人気があり、CMにも登場している

非常に裕福な家庭に育った馬鹿息子でサイコロ博打でぼろ負け、そのあげくに家屋敷を取られて一文無しに
なってしまう。趣味の、影絵芝居をしながら懸命に生きていく主人公を演じている。
妻役は鞏俐(コン・リー)、夫をささえ、子供を育てながら、強く活きる女性を演じている。
ちなみに鞏俐(コン・リー)は知ってる方も多いと思いますがチャン・イーモウとは恋愛関係であり、さまざまな映画に
彼女が出演している

影絵

劇中で何度も出てくる影絵(上海万博跡地、中国館の展示物撮影)






賭博で負け家屋敷を取られた主人公は影絵芝居を生業にして生活をしていく
しかし時代は国民党と共産党の内戦時代。影絵芝居の巡業中に、突然国民党の部隊に襲われ
その部隊の雑用係として使われるようになる。
戦火の中をかいくぐり、主人公はからくも家族の待つ家に帰ってくる。

主人公には妻との間に子供は娘と息子の2人できる

息子は幼い時に、車の事故にまきこまれて亡くなってしまう
娘は口が聞けないが見合いで結婚する

娘が身ごもり産気づいた時に病院にいくが、先生はおらず
医学生たちが処置を行う。経験の浅い医学生達は上手く処置を行う事ができず
娘はお産で亡くなってしまう

という形で次から次へと主人公達に問題が降りかかる
この激動の時代、どの中国人にもあり得るであろう問題であり
リアルに文化大革命を感じる事ができる作品の一つである

少し前に、中国人の友達のお母さんと話すことになったときに文化大革命の話を聞いたことがある

高校生くらいの年頃に農村に連れていかれ、毎日農作業を行っていたらしい
当時は非常に貧乏で、破れたズボンを履き続けていたし、毎日お腹がすいていたとの事

お母さんに一つ質問してみた

「あなたが生きてきた年代で一番幸せな年代はいつですか?」

「今が一番幸せ」

60歳を過ぎたお母さん今が幸せといえるのっていいなあと感じた
私の親は今は一番幸せとは言わないだろうな




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