2012年09月08日
真空管とバックロードホーンと
完成した真空管アンプ「エレキットTU-8100」を自作のスピーカにつないでみた。
スピーカのエンクロージャは長岡鉄男氏設計の「スワンa」に、FOSTEXの「FF125K」を取り付けたもの。
「スワンa」はバッフル効果を最小限に抑えたバックロードホーン型エンクロージャ。
「FF125K」は12cmフルレンジの低価格で中域が異常に高能率なスピーカ。もともと「スワンa」に想定されたユニットではないが、相性はいい。
今回の真空管アンプにつなぐ前は15年ほど前のYAMAHAのAVアンプ「AVX2200DSP」で鳴らしていた。
初めて鳴らした時はボーカル域が恐ろしく生々しくて鳥肌が立つほどだったのを思い出す。
さて、エレキットの「TU-8100」だが、この価格帯で高能率なものは望めないだろう。
正直今回は、「真空管アンプ」ありきで、バックロードホーンとの相性とか全く考えてなかったw
設置場所はPCの上。
「TU-8100」の140mm x 140mmというサイズは、そこ以外どこに置けと言うんだろう。
なんかノイズ拾いまくりな気もするが、部屋のサイズの都合上仕方ない。
いよいよ音出し。
テスト用音源というわけではないが、たまたまPCのプレイヤーにをランダム再生したら、Bon Joviの「Blaze Of Glory」が流れてきた。
「AVX2200DSP」の時の音を考えていたので意表を突かれた。
意外とマイルド。
「AVX2200DSP」ではあまりにもリアルで聞く側にもある程度の緊張感が求められていたが、今回のアンプでは安心して聞ける感じだ。
低音もそこそこ出てるし不満はない。
マイルドなのはスピーカのセッティングの原因もある。
今回は部屋の都合でスピーカの軸上にリスニングポジションを置いてない。
むしろそちらの方が影響がでかいかもしれない。
そうこう考えてると2曲目。Avril Lavigneの「Girl Friend」…。どういう選曲なんだかw
まぁ、出力は2W+2Wだが近所迷惑な音を出すぐらいは行ける。
そこで気がついた。
ノートPCにアンプをつないでいたのだが、PCのボリュームが最大になってた。
つまり、音の増幅はPC頼り…w
PCのボリュームを下げてアンプで増幅するようにしてやると…。
あらびっくり、ボーカルが艶っぽくなりました。それも聴き疲れしない程度に。
結論。
真空管アンプとバックロードホーン型スピーカは相性がいい。
よく言えば、聴き疲れしないマイルドな音。悪く言えばエッジの効いていない古い音。
高音域がやや弱く感じられるが、これはアンプのせいかスピーカのせいか加齢のせいかは不明。
個人的には嫌いではないので、しばらくこれでエージングしてみたいと思う。
ちなみにうちの8歳の娘に、古いPC付属のアンプ内蔵スピーカと聴き比べをさせてみたら、
「わしゃわしゃしてなくて、新しいほうがいい」と断言w
スピーカのエンクロージャは長岡鉄男氏設計の「スワンa」に、FOSTEXの「FF125K」を取り付けたもの。
「スワンa」はバッフル効果を最小限に抑えたバックロードホーン型エンクロージャ。
「FF125K」は12cmフルレンジの低価格で中域が異常に高能率なスピーカ。もともと「スワンa」に想定されたユニットではないが、相性はいい。
今回の真空管アンプにつなぐ前は15年ほど前のYAMAHAのAVアンプ「AVX2200DSP」で鳴らしていた。
初めて鳴らした時はボーカル域が恐ろしく生々しくて鳥肌が立つほどだったのを思い出す。
さて、エレキットの「TU-8100」だが、この価格帯で高能率なものは望めないだろう。
正直今回は、「真空管アンプ」ありきで、バックロードホーンとの相性とか全く考えてなかったw
設置場所はPCの上。
「TU-8100」の140mm x 140mmというサイズは、そこ以外どこに置けと言うんだろう。
なんかノイズ拾いまくりな気もするが、部屋のサイズの都合上仕方ない。
いよいよ音出し。
テスト用音源というわけではないが、たまたまPCのプレイヤーにをランダム再生したら、Bon Joviの「Blaze Of Glory」が流れてきた。
「AVX2200DSP」の時の音を考えていたので意表を突かれた。
意外とマイルド。
「AVX2200DSP」ではあまりにもリアルで聞く側にもある程度の緊張感が求められていたが、今回のアンプでは安心して聞ける感じだ。
低音もそこそこ出てるし不満はない。
マイルドなのはスピーカのセッティングの原因もある。
今回は部屋の都合でスピーカの軸上にリスニングポジションを置いてない。
むしろそちらの方が影響がでかいかもしれない。
そうこう考えてると2曲目。Avril Lavigneの「Girl Friend」…。どういう選曲なんだかw
まぁ、出力は2W+2Wだが近所迷惑な音を出すぐらいは行ける。
そこで気がついた。
ノートPCにアンプをつないでいたのだが、PCのボリュームが最大になってた。
つまり、音の増幅はPC頼り…w
PCのボリュームを下げてアンプで増幅するようにしてやると…。
あらびっくり、ボーカルが艶っぽくなりました。それも聴き疲れしない程度に。
結論。
真空管アンプとバックロードホーン型スピーカは相性がいい。
よく言えば、聴き疲れしないマイルドな音。悪く言えばエッジの効いていない古い音。
高音域がやや弱く感じられるが、これはアンプのせいかスピーカのせいか加齢のせいかは不明。
個人的には嫌いではないので、しばらくこれでエージングしてみたいと思う。
ちなみにうちの8歳の娘に、古いPC付属のアンプ内蔵スピーカと聴き比べをさせてみたら、
「わしゃわしゃしてなくて、新しいほうがいい」と断言w
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