2016年12月02日
嗅覚障害の原因が風邪や炎症ではない方. 5年生存率の低下や認知症やレビー小体病の可能性あり. 対処法は「鼻うがい」です.
嗅覚障害で最も多いのは風邪による
鼻粘膜の障害です。
鼻が詰まっていたら・・・ニオイがしない。
鼻粘膜の細胞は数日から数週間で新しいものと入れ替わります。
少し様子を見ましょう。
鼻粘膜の炎症
アレルギー性鼻炎
蓄膿症
・・・ニオイがしない。
炎症が治まれば匂いが元に戻る可能性あり。
上記に当てはまる方は
これ以下を読む必要ありません。
シカゴ大学の研究者たちが導いた結論は、
「嗅覚の鈍い人、もしくは
嗅覚が障害されている人は
5年内に亡くなる確率が3倍高い。」
というものでした。
文献はしっかりとした雑誌に掲載されています。
PLos One 9 e107541 (2014)
2005年から2006年にわたって
57歳から85歳の方(合計3005人)を対象に
以下5つの香りを嗅いでもらいます。
バラ、魚、ペッパーミント、オレンジ、皮
結果を
3つの群に分けました。
健常の人
全問正解か1問の間違え
嗅覚機能が低下している人、
2から3問の間違え
嗅覚不全の人
4−5問の間違え
結果として
嗅覚健常人が2144人、
嗅覚機能が低下している人が653人、
嗅覚不全の人が121人でした。
(その他の人は不明もしくは記載なし。)
そして5年後
2010年から2011年にかけて
同じ人たちに連絡をとりました。
その結果、
2565人の人が生存しており、
430人の方が亡くなっていました。
(その他の方は行方不明、
もしくは連絡がつかず。)
嗅覚テストの結果と生存死亡の関係を
見たものが以下のグラフです。
嗅覚不全の群(4−5)では
5年間に死亡した人が多かったということです。
もとから
嗅覚不全の群は
何らかの疾患を持っていた可能性もあります。
そのために、
死亡率が高かったのでは???
なんと
この論文では
対象者3005人を疾患ごとでも見ています。
(2016年12月6日追記)
2918人中(疾患の記載なし、もしくは不明を除く)
最も多かった疾患は高血圧でした。
以下、心臓疾患、糖尿病と続きます。
さらに
年収、家や車の所有、
婚姻歴、学歴なども考慮しています。
そして
5年内に亡くなる確率と最も関連していたのは
やはり
すでに疾患に罹患している人。
特に肝臓疾患を患っていた方たちでした。(約5倍)
ついで、
驚いたことに
嗅覚不全の方たち(約3倍)。
それ以外は
心疾患(2.1倍)
糖尿病(2.0倍)
高血圧(0.84倍)でした。
他の条件ではあまり違いは
認められませんでした。
今回の研究はあくまで目安として、
今後の他のグループからの報告を待ちましょう。
では
嗅覚が鈍ってきたらどうすればよいのでしょう?
2つ方法をご紹介します。
1つ目は
鼻うがい・鼻洗浄です。
私も家でしています。
ポイントは
涙と同じぐらいのしょっぱさで
人肌程度のぬるま湯を使うことです。
ちなみに私はぬるま湯の代わりに
3年番茶をつかっています。
特別栽培茶(鹿児島産)
ほんのり甘いです。
人肌に温めたお湯か番茶に
ひとつまみの塩を入れ、(わたしの性格上、適当です)
舐めてみて、程よく、しょっぱくなっていれば大丈夫。
絶対に痛くありません。
その際、
ネティーポットというのをつかっています。
(実際につかっているものです。)
これからの風邪・インフルエンザの季節にも
効果を発揮します。
体験した方だけがわかります!
(^−^)
もう一つの方法です。
呼吸法です。
文章でかくと正確に伝わらないので、
こちらの動画をどうぞ。
参考になれば幸いです。
認知症の予防を日常から。
手創りサンドイッチを押してね。
いつもありがとうございます。
鼻粘膜の障害です。
鼻が詰まっていたら・・・ニオイがしない。
鼻粘膜の細胞は数日から数週間で新しいものと入れ替わります。
少し様子を見ましょう。
鼻粘膜の炎症
アレルギー性鼻炎
蓄膿症
・・・ニオイがしない。
炎症が治まれば匂いが元に戻る可能性あり。
上記に当てはまる方は
これ以下を読む必要ありません。
シカゴ大学の研究者たちが導いた結論は、
「嗅覚の鈍い人、もしくは
嗅覚が障害されている人は
5年内に亡くなる確率が3倍高い。」
というものでした。
文献はしっかりとした雑誌に掲載されています。
PLos One 9 e107541 (2014)
2005年から2006年にわたって
57歳から85歳の方(合計3005人)を対象に
以下5つの香りを嗅いでもらいます。
バラ、魚、ペッパーミント、オレンジ、皮
結果を
3つの群に分けました。
健常の人
全問正解か1問の間違え
嗅覚機能が低下している人、
2から3問の間違え
嗅覚不全の人
4−5問の間違え
結果として
嗅覚健常人が2144人、
嗅覚機能が低下している人が653人、
嗅覚不全の人が121人でした。
(その他の人は不明もしくは記載なし。)
そして5年後
2010年から2011年にかけて
同じ人たちに連絡をとりました。
その結果、
2565人の人が生存しており、
430人の方が亡くなっていました。
(その他の方は行方不明、
もしくは連絡がつかず。)
嗅覚テストの結果と生存死亡の関係を
見たものが以下のグラフです。
嗅覚不全の群(4−5)では
5年間に死亡した人が多かったということです。
もとから
嗅覚不全の群は
何らかの疾患を持っていた可能性もあります。
そのために、
死亡率が高かったのでは???
なんと
この論文では
対象者3005人を疾患ごとでも見ています。
(2016年12月6日追記)
2918人中(疾患の記載なし、もしくは不明を除く)
最も多かった疾患は高血圧でした。
以下、心臓疾患、糖尿病と続きます。
さらに
年収、家や車の所有、
婚姻歴、学歴なども考慮しています。
そして
5年内に亡くなる確率と最も関連していたのは
やはり
すでに疾患に罹患している人。
特に肝臓疾患を患っていた方たちでした。(約5倍)
ついで、
驚いたことに
嗅覚不全の方たち(約3倍)。
それ以外は
心疾患(2.1倍)
糖尿病(2.0倍)
高血圧(0.84倍)でした。
他の条件ではあまり違いは
認められませんでした。
今回の研究はあくまで目安として、
今後の他のグループからの報告を待ちましょう。
では
嗅覚が鈍ってきたらどうすればよいのでしょう?
2つ方法をご紹介します。
1つ目は
鼻うがい・鼻洗浄です。
私も家でしています。
ポイントは
涙と同じぐらいのしょっぱさで
人肌程度のぬるま湯を使うことです。
ちなみに私はぬるま湯の代わりに
3年番茶をつかっています。
特別栽培茶(鹿児島産)
ほんのり甘いです。
価格:3,092円 |
人肌に温めたお湯か番茶に
ひとつまみの塩を入れ、(わたしの性格上、適当です)
舐めてみて、程よく、しょっぱくなっていれば大丈夫。
絶対に痛くありません。
その際、
ネティーポットというのをつかっています。
(実際につかっているものです。)
これからの風邪・インフルエンザの季節にも
効果を発揮します。
体験した方だけがわかります!
(^−^)
もう一つの方法です。
呼吸法です。
文章でかくと正確に伝わらないので、
こちらの動画をどうぞ。
参考になれば幸いです。
認知症の予防を日常から。
手創りサンドイッチを押してね。
いつもありがとうございます。
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