鳩が輝くことない日々

休日引きこもってばかりはよくないな……と思って、少し遠出して散歩した。

出先でよさげなお店を見かけた。
近づいてみたら、まだ開店していなかった。
店頭にお知らせの紙が貼っており、クリスマスフェアの案内が書かれていた。

手元のスマホで開店時間を調べ、出直すことに決めた。

営業時間を20分過ぎて戻ってきた。まだ開いてない。
店休日でないことは確認したのだけれど。
何気なく、クリスマスフェアの貼り紙をもう一度見た。

フェアの準備で開店時間が一時間遅い旨がきちんと書かれていた。

貼り紙見たのに見てなかった。
がっつり見ておいて見落としたorz

周辺をふらふらして時間つぶして、三度目にしてようやく店内に入れた。
ふと三顧の礼が頭をよぎったが、かすってもいなかった。

日本茶が飲みたくなった。
煎茶は会社の給湯室で作って良いことになっているので、別のお茶が良い。

玄米茶と悩んだが、ほうじ茶にすることにした。
出かける前に「ほうじ茶飲みたいので茶葉買う」と脳内メモに書いて出かけた。
アレコレしてる間に「ほうじ茶」という単語だけが残った。

抹茶を売りにしているカフェの看板を見て、

「そうだ、ほうじ茶飲みたいんだった」
と思い出した。

店内に入って注文したほうじ茶オレご機嫌で受け取って、一口飲んで茶葉を買いたかったことを思い出した。
カフェに寄ったので茶葉屋の営業時間に間に合わなかった。

定期的に注文した料理が思ったよりだいぶ多かったことで評判になる某喫茶店を利用した。
期間限定メニューを頼んで持ち込んだ本を読んでいたら、急に斜め向かいの席が騒がしくなった。
見ると男子高校生二人組が会話に花を咲かせていた。

喫茶店でやかまs、声のボリューム調整ミスってるのって常連ぽい中年の方々だけだと思ってた。
高校生が仲間内で集まるならファミレスかカラオケのイメージ。そんなことないのか。

会話を楽しむために立ち寄ってる人だっているだろうし、多少の話し声は別にいい。
ちょっとでも嫌なら図書館行くし。最近席とれてないけど。
ずっとうるさいのはいただけない。
今日は早めに切り上げるかなと思っていたら、声が大きいので会話の内容が自然と届いてきた。

「この短編小説集マジで神だった。1000円くらいしたけど100倍の価値ある」
「わかる。同著者の他のもいいよ」

よく見るとひとりは片手に書店のブックカバーがかかった本を持っている。
まさか令和に読んだ本で盛り上がる高校生と遭遇出来るとは。驚いた。
しかも取り上げている本が直近自分が読んで面白かったと思った本だったので、嫌な気分は減った。
まあ、もう少し声量控えていただきたかったのは変わらないんだけど。

かつてのインターネットは個人サイトや掲示板での交流が主だった頃、ずっと眺めていたが書き込みもしたくなった。
いきなり2chは無理だったので、とあるゲームの攻略サイト内の掲示板を利用した。
といっても雑談板で他愛無い話に混じったり、お絵描き掲示板に好きコメント書き込むくらいだった。
振り返ってみると、書き込みたいと思ったわりに質も量も微妙だ。

付ける必要はなかったのだが、せっかくなのでHNを使った。
ゲーム内のキャラクターAとBの苗字をくっつけると、姓名フルネームみたいになったのでそれを使った。
「変わった名前ですね」と言われたことがあったが、なぜキャラクター名を組み合わせたHNが変わった名前と言われるのかよくわからなかった。

今ならわかる。
CP表記に見えるからやんわり指摘されていたのだとorz
当時はCP表記どころか、公式に存在しないCPを楽しむ界隈があることすら知らなかった。
幸い掲示板に居ついた時期は一ヵ月弱で、このHNはすぐ使わなくなった。
コブク口聴きながら決めたHNだったなあ……。

道の端に避けてスマホ操作していたら、旅行客らしい外国人に声をかけられた。
英語だったが、聞き取れるように配慮してくれてゆっくり話してくれた。

おかげで何を問われたかはわかった。質問の答えもわかる。
「カメラを買える店は何処ですか？」
なんて言えば良いのかわからなかったorz

いつぞや使った「ふぉろーみー」がこの時完全に頭からすっぱ抜けていて
どうしようもなかった。
あー、とか、えー、とか意味のない母音を吐きながら自分は通りの向かいを指さした。
旅行者は礼を言って離れていった。

指の先にはビックカメラがあった。
Bic Cameraと書かれていたので、無言でも伝わったはずだ。きっと。

自分は「また今度でいいか〜」と後回しにしている内に12月になってしまっていた。やっべ。
上限額を優に超えた品を指くわえて見ながら、慌てて見繕っている。

去年頼んだ桃が美味しかったのでまた頼もうかと思ったが、数が多かったので見直し。
なんとなく同市、福島県伊達市の一覧を見てみたら、色んな品種の桃が出てきた。
どんな野菜・果物にも色々あるのは知っていたけど、一つの市でこんな沢山取り扱ってるものなんだ。知らなかった。

すごいけど多いと迷ってしまう。去年の自分よく絞れたなと思ったけど、あいつランキングしか見てなかったわ。
前回頼んだ「ふくあかり」のページ開いて、記憶にある味がどういう説明されてるか確認していたら、「桃どれにするか決めるのに一桃一会というサイトが参考になった」というレビューを見かけた。

見に行ってみたけど、すごい。見るだけでも楽しい。
ここ参考に品種決めよう。

ブログ書くようになって、半年は経過したんじゃないだろうか。
と思って確認したら毎日更新出来ていなかったものの、今年の三月に再始動していた。
思ったより経過している。

いくつか記事を書き溜めておいて、予約投稿でなるべく毎日更新するような形で落ち着いた。
予約投稿設定ミスして同日何件も記事載せることが稀によくあるのが難点。
スマホとPCで操作違うの忘れる。自分の学習能力がないばっかりに。

今日はストックなかったから昼休みに何か書けばいいか〜と思っていた。


　昼休み潰れるレベルで業務に追われていた。


仕事アホほど忙しくなること稀によくある。いややもう。
常日頃忙しい人から見たら何言ってんだこいつ案件なんだろうけど、常日頃ほどほどで良いです。もっと言えば働きたくないです。
仕方なく働いてます。はい。

駅にて片手でワイヤレスイヤホン両方取り出して付けようとしたところで電車が来た。
耳に近づけていた指先からイヤホンが一つ落ちたが、床にぶつかった音はしなかった。
足元を見たがイヤホンはなかったので、首元に巻いたマフラーにひっかかったのだろうと考え、そのまま電車に乗り込んだ。

マフラーの中からイヤホンは出てこなかった。
セーターとコートの間に入ったのだろうか。
しかしそれらしき違和感はない。

トートバックを肩にかけ直しながら、スマホの画面を見る。
bluetoothは今手に持っている方としか接続出来ていない。
未接続の見つからない側をタップしてみる。繋がらない。

これは、駅に落としたやつだな？
落ちた音がしなかったのはイヤーピースから落ちたり、駅放送で聞こえなかったりしたせいか。
なぜあの時電車に乗り込んだんだと悔やむが遅い。
仕事終わりに駅の落とし物センター寄ることにした。

で。仕事終わり駅に着いたときに、トートバックに本をしまっていたら、
底から紛失したと思っていたワイヤレスイヤホンが見つかった。
bluetooth繋がらなかったので近くにないと思ったが、たまたま接続出来なかったらしい。

……見つかってよかったねって気持ち以上に、なんでトートバックの中確認しなかったんだろうって気持ちがでかい。

11月下旬、一気に冷え込んだ頃。
そろそろ手袋が必要だなと思った。
しかしマフラーをしまっていた場所に手袋がない。一緒にしまったと思ったのだが。
そういえば昨年の冬は何度も手袋を落として無くしそうになっていた。
冬の終わりにとうとう無くしたんだったか？　思い出せない。
手袋を新しく買ってきて、家のどこかから見つかったら癪だなと思い、手袋なしで過ごした。

12月に入り、セーターでの防寒に限界を感じてコートを引っ張り出した。
コートを羽織ってみて、ポケットに何か入っているのに気付く。
手をつっこんで取り出すと、見覚えある手袋が出てきた。

思い出した。
タンスのどこにしまったか忘れそうだろうから、コートのポケットに入れたままにしておいたんだった。GJ昨年の自分。

書いてなかったけどマフラー何段目のどこにあるか忘れていて時間かかったもんな。
次はマフラーもコートのハンガーにひっかけとこう。

弊社君、省エネに目覚めたようで昼休憩は消灯するよう通達が来た。
真昼間だがブラインド下ろして閉めきった北向きの部屋で明かりが消えるとまあ暗い。
本読めなくなった。

ブラインド上げればいいじゃんって思った人いると思う。自分もそう。
上げようとしたら昼寝勢から猛烈に反発食らった。
気持ちは分かるが、君ら今まで普通に寝てたじゃん……。

仕方ないので外は明るいのに閉め切った暗い部屋でふて寝するかスマホ触るかして過ごしている。
グッバイ読書時間。
節電大事なのはわかるが納得いかぬ。

言い出しっぺらしき人が各フロア消灯確認に来ていたんだが、廊下は眩しいの放置してた。
なんでさ。