FXを授業で扱う危険性
授業でFXを扱う学校もあると思いますが、その中には
将来トレーダーになりたいと思っている学生もいるかも
しれません。
その授業のときにバーチャル(デモ)を使って学生に
体験させるということを行っているところもあると思います。
ここでいう危険性とは、
そのバーチャル(デモ)を使ったときのものです。
経済の勉強という意味でFXを扱い、仮想とはいえ
バーチャル(デモ)取引きを体験させるというのは
問題ないと思います。
あることを除いては・・・
あることとは、
バーチャル(デモ)取引きと、
現実の取引きは全く別物ということです。
このことを厳重に注意をしない、または教える先生自身が
このことを理解していないと、学生はまず勘違いをします。
どんな学生か?
バーチャル(デモ)取引きで、利益を出した学生です。
その学生は、
『こんな簡単にお金が増えるんだ、
早く現実でやってみたいな。』という大きな勘違いです。
もちろん、全員とは言いませんが少なからずいます。
学生でなくても大人でも勘違いするのですから、
そう思うのが人の心理です。
学生全員が、現実では同じ取引きができないなと
認識していればいいのですが、人はそれぞれの考え方、
価値観が違うので全員がその認識を持っているとは
とても思えません。
先生としては、バーチャル(デモ)取引きは、
現実では出来ないと何回もしつこいくらい厳重に注意して、
取扱うべきです。
でないと、
トレーダーになりたいどころか、
破産者を生むことになりかねません。
もし、この記事が気に入って頂けたら、ツイッターや はてなブックマーク等で シェアをお願いします。 新しい記事を書く はげみになります。