ループ系自動売買システム比較一覧
トラリピから始まったループ系自動売買システムが、
近年いろいろ各業者から出てきていますが、以下の
ようなお悩みの方はいませんか?
『各社同じようで区別ができない。』
『沢山の中から自分にあったものが見つけられない。』
そんな方は、
下の“ループ系自動売買システム比較一覧”を参考に
してみてください。自分にあった希望のシステム
が見つかるかもしれません。
【ループ系自動売買システム比較一覧】
上の一覧表はクリックで拡大されます。
例として、私のループ系自動売買システムの選び方ですが、私はレンジ相場が苦手で特に値動きの小さい極狭レンジが大の苦手です。なのでレンジ相場のときはトレードしませんでした。トレードしないので、損失を出しませんが利益も出ません。
しかも、相場の7割はレンジです。
ここで、一覧表にもある相場の種類について説明します。相場は主に以下の三種類で構成されています。
・ ブレークアウト相場
・ トレンドチャンネル相場
・ レンジ相場
【 ブレークアウト相場】(下図は上昇の場合)
一方的な動きで、押し目がありません。
【トレンドチャンネル相場】(下図は上昇の場合)
押し目を作りながら、トレンド方向へ動きます。
【レンジ相場】
方向感がない動きです。
相場全体の割合としては、ブレークアウトが1割、トレンドチャンネルが2割、レンジが7割という感じです。
つまり、私は相場の7割にもなるレンジで利益を出すにはどうにかならないのかと考えたところ、自分の希望するシステムが見えてきました。
【システムの希望条件】
@ 値動きの小さいレンジでも対応可能
A トレードコストを極力安くしたい
B 相場を追従してほしい
@は、そもそも私が自動売買システムをやろうと考えた動機でもあるので第一条件になります。値動きが小さくても可能ということでトレードスタイルはスキャルピングになります。
Aは、スキャルピングであれば当然トレードコストは安くなければなりません。となると、手数料が無料でスプレッドが小さいところになります。
Bは、レンジをブレークアウトやトレンドチャンネルで抜けたときにでも対応してほしいということです。想定したレンジ幅で動いてくれればいいのですが、中々想定どおりのきれいなレンジを相場は描いてはくれません。
以上のことから、一覧表の相場追従が “○” のところになります。また、私は取引単位を1,000通貨でやりたかったので(10,000通貨はそれなりの資金を用意しないと退場しやすい)、10,000通貨は除外しました。
つまり、一覧表では以下の条件になります。
・ 相場追従が “○”
・ 取引単位が1,000通貨
・ コストが安定的に安い
以上の条件から私が選んだのは、
アイネット証券のループ・イフダンになりました。
インヴァスト証券のトライオートも条件によってはコストが安いのですが、マークアップ手数料という取引数量によってコストが変わるので安定的に安いわけではありません。
このループ・イフダンを使ってみての感想ですが、かなり優秀で利用者が増えてきているのも納得です。
トレードルールとしては、
・ 一定値幅ごとに約定する。
これだけです。シンプル・イズ・ベストという言葉がピッタリな自動売買システムです。もちろん、取引数量、最大ポジション数は自分で設定可能ですので、この設定を資金と相談してリスクをコントロールします。また、マイセーフティという損切り設定も可能です。
最初の設定で注意点は、重複許可しないほうがいいです。(初期設定は許可してない)重複を許可すると利益が増えますが、リスクも増えます。重複でリスクを取るくらいなら、取引数量や最大ポジション数でリスクを取ったほうがコントロールしやすいです。
はじめるにあたってループ・イフダンの以下のデメリットも知っておいたほうがいいと思います。
・ 自分で値幅設定ができない(システムの中から選択)
・ システム開始が成行のみ
・ 通貨ペアが少ない(ドル/円、ユーロ/円、
ポンド/円、豪ドル/円の4種類のみ)
上のデメリットが特に問題にならない方なら、
ループ・イフダンをはじめてみてはいかがでしょうか。
特に、自動売買を相場追従型のスキャルピングで
やりたい方なら、コストが安い分かなり有利です。
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