8・24世界同時株安、その時為替が動いた・・・
2015年8月24日22時、それは突然やってきました。
ニューヨーク市場がオープンしてから間もなく数秒で、ドル円は119円から116円へと暴落していきました。たったの数秒で3円も落ちていったのです。これは完全にセリング・クライマックスが起きた現象です。
セリング・クライマックス(略称:セリクラ)とは、
大量にストップロスが溜まっているところまで下落していったときに、ストップロスがさらなるストップロスを呼び込んで連鎖し、暴落していくものです。
エキゾチック通貨などマイナーと言われている通貨ならまだしも、安定しているドル円でこのような現象が起きるのは非常にまれなことです。安定しているからこそ、スプレッドが一番狭い通貨ペアでもあるのです。
それでは、セリクラに至る経緯を追ってみます。
時はさかのぼり、というのは大袈裟ですね(・ω・;A)
下のドル円、日足チャートを見てもらうと、3日前の21日金曜日のドル円の動きですが、この日も下落して、一時的に日足の120MA(水色)を抜けましたが、結果的には下ヒゲで抜けただけであり、抜け切ってはいません。
2015年7月8日の日足と同じようであり、翌日の7月9日は陽線で反転しています。このことから私は、週明けの8月24日も似たような動きで反転し、120MAは抜けないと予測しました。
8月23日時点の世界市場の主な不安要素は以下の4つ
・ 上海株の下落
・ 原油の下落
・ アメリカの利上げ時期
・ 朝鮮半島情勢
【上海株の下落】
21日の金曜日に下落はしていましたが、これは、今に始まったことではないし、今まで下落してもさほど影響もなかったので、再下落しても市場は織り込み済みであろうと考えました。また、中国の株は、経済の知識も無いど素人が趣味で買いまくって上昇した分が下がってきてるだけで、やっと株価と実体経済が近づいただけだと判断しました。
【原油の下落】
4つの中でも一番古い情報で市場も慣れていて既に織り込み済みで、例え40ドルを割って2009年1月の最安値である30ドル前半に近づくことはあっても安値更新はないのではと考えていました。
【アメリカの利上げ時期】
9月に利上げをするかしないのかに注目が集まっていましたが、9月に利上げをしなくてもそれほどドル円下落の影響はなく、9月に利上げをすればドル円は急騰すると考えていました。この時点では、9月利上げの市場の割合は5:5ではないかと感じています。
【朝鮮半島情勢】
この情報は新しくいきなり沸いて出てきたのでインパクトはありました。しかし、23日のツイッターでもつぶやきましたが、朝鮮戦争再開にはならないと予測していました。国境線で撃ち合っているとの情報もあって今までに無い緊張の高まりでしたが、両者とも人のいないところを狙って撃っているだけの威嚇射撃にすぎません。
このように4つの不安要素を消していった結果、私は24日は大丈夫だ反転すると予測をします。この時点で、いくつかのドル円ロングのホールド中ポジションがありましたが、損切りする気は全く無く、それどころか、絶好のロング仕込みどころを逃してはならないと仕込みどころを逃してしまう恐怖心のほうが断然大きかったです。
この予測は“ ある程度 ” の自信はありましたが、もちろん確信はありません。FXで自信は必要ですが、確信は存在しません。自信 ⇒ 確信 にかわる程の考えはもはや過信でしかないのです。
この時点で、
私は『ある程度の自信』といったのはなぜでしょう?
なぜ『自信があります』と言い切れないのか?
それは、あるひとつの懸念材料があったからです。
あるひとつの懸念材料とは、
VIX恐怖指数が『28』にまで上昇していたからです。
この恐怖指数は通常時であれば、10 〜 20の範囲です。市場の恐怖心理が高まると数値が上がっていきます。28とは微妙な数値です。懸念ではありましたが、警戒するほどではない一過性のものだと判断します。(23日ツイッターでも一過性なものとつぶやいています。)
そして、24日の運命の日を迎えます。
(ここからは時系列に説明していきます。)
8月24日 月曜日
【10:00】
9:55の仲値から10:00で、20銭ほど下落しますが、特に気にはしません。5分足の基準線で止まったのかな程度の印象です。
【12:00】
11:45に120.73まで下落しましたが、それ以上は落ちないんだなとの印象で、122円の節目を割ってきてますが、日足の120MAが120.94あたりなので多少オーバーシュートしてのレートが120.73なんだなと思いました。まぁネガティブ東京だし、これくらいの下落は想定内です。そもそも私は15:00前に仕掛けようとの考えは全く無く最初から様子を見ると決めていました。
【15:00】
121円を境に15時を過ぎてもまだもみあっていました。東京オプションカットの時間でも動かないので、つまらないなぁという印象で、じゃあ夕方の欧州時間に期待かなという感じです。
【16:00】
フランクフルト市場オープン後の16:40頃に、ネガティブ東京でも下抜けできなかった 120.73 を抜けて 120.61 まで下落します。ここで最初に『ん?』といった印象を感じますが、まぁこのあたりは日足の200MAもあるし、欧州時間はよく上下に振ってくる暴れん坊な値動きのイメージがありましたので、これ以上の下落は簡単にはできないでしょうと考えていました。
【16:50】
120.25 まで下落してきましたので、『あれ?やばいかも』という最初のアラートが私の頭の中で鳴りました。なぜなら、2015年7月8日の最安値である 120.41 を抜けて来たからです。
下の日足チャートで見るとわかりやすいですが、120.41 はダブルトップを形成すると仮定するならば、ネックラインになるからです。ネックラインを抜けると、トップからネックラインまでの値幅分抜けた先へ進むとテクニカル的に判断できる重要なラインです。
また、200MAを抜けてきているのも気になりました。一旦は抜けてすぐに戻ってヒゲで抜けただけであれば、オーバーシュートと判断しますが、もし、ヒゲではなく本格的に抜けてくるのであればオーバーシュートでは説明がつかなく、週足の52MAがある118円前半も視野に入ってきますとツイッターでつぶやきました。
【18:00】
警戒状態ではありますが、120.72 まで回復し、ネックラインと120.50 の節目も超えているため弱冠ホッとしました。
【20:10】
大きな節目である 120円 を割って 119.90 まで来ました。まさか、120円を割ってくるとはなにが起こっているんだ!という思いでした。
【20:40】
さらに下落し、119.56 まで来ました。もう、ネックラインも日足200MAもかなり遠く感じます。これはただ事ではない、かなりヤバイことが起こっているかもしれないと、さらに警戒感が高まりました。ツイッターでもニューヨーク時間は注視とつぶやいたところでもあります。
【21:30】
120.10 まで回復します。この120円回復の動きにだまされた人も多いと思います。この時間、経済指標で『シカゴ連銀全米活動指数』の発表がありました。これが、前回+0.08 予想+0.20 結果+0.34 という前回や予想よりもいい結果になりました。この結果を受けて 120.10 まで上がったのではないかと思われます。
しかし、私はニューヨーク市場のオープン時間の22時以前の動きは何一つ信用していなかったので、様子見に徹していました。
【22:00】
いよいよニューヨーク市場のオープン時間です。オープン直後は方向が定まらず、よく実際の方向とは逆に進むことも多いです。なので、5分、10分経ってからの動きで無いと判断しにくいのです。この日オープン直後に下に進みました。
【22:10 〜 22:14】
そして、いよいよその時がきます。
直後も下方向、5分経って下方向そして、だんだんと陰線が長くなっていき下落スピードが加速していきます。1分足ですらリバウンドの陽線が短くなっていき、そのうち姿すら見せなくなります。
このとき私は、『これは、全身全霊を注ぎ自分の能力の100%、いや限界を超え120%の能力を出し切らなければとても対応できない』と悟り、ホールド中のポジションを損切りを断行します。とにかく強制ロスカットを避けるために防御に徹しました。
そして、運命のセリング・クライマックスが起こります。ドル円は、一瞬で買値116.19、売値116.07 まで暴落しました。1秒にも満たないほんの一瞬の出来事です。瞬きをしていれば、見過ごすぐらいのスピードでした。そのときのチャートが下になります。
注目するべきは、終値のスプレッドが40銭もあることがセリングクライマックスの恐ろしさを物語っています。ドル円でスプレッドが40銭も広がるのは、雇用統計発表時のサプライズ発表があったときに匹敵する広がり方です。
【23:25】
118.98 まで回復しました。このときに一番思ったことは、『116円前半は本当に底なのか?』や『さっきの動きは本当にセリクラだったのか?』という疑心です。もし、底でもセリクラでもなかった場合、本当に怖いのが第2波なのです。
116円前半は一応、週足の雲の上値で止まっているように見えますが、もし、第2波で雲に突入した場合、次は雲の下値である 111円前半やもしくは月足の基準線がある110円半ばまで走るようなセリクラが起こるのではという恐怖心がありました。
【24:00】
恐れていた第2波らしき動きが出てきました。24:00 〜 24:20 の20分で約1円も動き、117.83 まで下落しましたが、5分足の基準線で跳ね返されました。
怖かった動きですが、第2波としては弱いなという印象でした。
【29:00】
24:20の117.84 を一度も下抜けることなく、ニューヨーク市場のクローズを迎えたときは、なんとか耐えたという感じでしたが、全く安心できませんでした。寝るのは非常に怖いのですが、睡眠を取らなければまともな判断力がなくなり、致命的なミスを起こしかねないので睡眠を取ることにしました。
8月25日 火曜日
【12:00】
120円近くまで回復していたのでかなり安心しましたが、ここで驚愕の事実を知ることになります。なんと、VIX恐怖指数が一時的とはいえ、『53.29』まで暴騰していたのです。
この数値には本当に青ざめました。これは歴史的に見ても2008年10月のリーマンショックの 89.53 の次に高い数値です。2001年9月のアメリカ同時多発テロの 43.74 を大幅に超えてきているのは信じられませんでした。
また、4時間足の基準線を上抜けていないことから、これはまだ、本格的な第2波は来ていないと判断し警戒感を高めました。4時間足の基準線を明確に抜け切らなければ、とてもロングで攻めることはできません。
【22:23】
ニューヨーク時間開始後の最初の急下落が始まりましたので、本格的な第2波到来か?とも思いましたが、この下落は 119.43 で止まり反転していきました。ニューヨーク時間の急下落は本当に怖かったです。
【27:50 〜 】
下落が再開し、そして加速していきます。この落ち方は、24日のセリクラ前兆のような落ち方でしたので、私は、この動きを本格的な第2波と判断し、昨日の底値を抜けたとしても大丈夫なように2回目の損切りを断行します。
恐怖度で言えば、VIX恐怖指数が53.29まで上がったことを知っていたぶん、このときのほうが24日よりも大きかったです。
116円前半の底を抜けた場合、再度のセリクラで心理的節目である115円を割ってしまうのでは?115円を割ればさらに加速して、110円台、もしくは110円を割れてしまうのでは?などのさまざまな憶測が恐怖を増大させます。
しかし、FXは最悪のことを想定して対処しなくれば生き残れませんので、私はこのとき資金の半分を失う覚悟をします。ツイッターでも【ドル円警報:本格的な第2波到来中!!】とつぶやいたのもこのときでした。
【29:35】
下落は118.63で止まり、反転していきましたので、ここでやっとホッとすることができました。27:50 〜 29:35のたった1時間45分で1円26銭も下落したことになります。4時間足の転換線で止まったのかなと思いました。
これでやっと寝れると思いました。普段、ニューヨーククローズ時間まで監視する必要があると思われる日は、昼寝をして備えるのですが、とても昼寝のタイミングがありません。
普段、6、7時間睡眠を取っている私には、4時間半の睡眠で昼寝なしはきついものがありますが、昨日から続いている数年に1度あるかどうかの歴史的な緊急時においては仕方のないことです。また、ニューヨーク市場時間を超える動きは他の市場時間ではできないであろうとの読みもあります。これは、普段から毎日チャートを見ている経験からの判断です。
とにかく、4時間足の基準線を完全に上抜けるまでは、安心できないのです。
8月26日 水曜日
【8:56】(睡眠中)
当日は睡眠中ですが、なんとこの時間に 118.45 まで下落しています。118.50 の節目を抜けて4時間足の転換線(オレンジ色の点線)も抜けている位置です。118.63 で止まったかと思っていた私には、見ていれば相当怖く心臓に悪い動きで見なくてよかったです (・ω・;A)
【23:15】
ニューヨーク時間がオープンしても揉み合っていたのですが、119.69 から下落します。
【24:46】
118.92 まで下落して止まり、反転していきました。かなり強い119円防衛隊がいるような動きでした。
【28:43】
119.85 まで上昇してきましたので、いよいよ待望の4時間足基準線の上抜けチャレンジです。
8月27日 木曜日
【16:38】
4時間足の基準線を抜けてはいますが、25日19:47の高値 120.39 を上抜けできないのがやきもきしていましたが、この時間に抜けて 120.48 まで上がったのを見てかなり安心しました。あとはニューヨーク時間がどう動くかです。
【21:30】
アメリカの経済指標であるGDPと新規失業保険申請件数が発表され、両方とも良い結果でした。これで、この日のニューヨーク時間の方向も決まったようなものでした。発表後、20分弱で 120.64 まで急上昇しました。
【23:59】
いよいよ上昇が本物か、セリクラのリバウンドに過ぎないのかをはっきりさせる、超重要なライン120.75 に最初のチャレンジがやってきます。
ここは普通の抵抗線ではなく、日足の基準線と200MAがピッタリ重なっている相当堅いラインです。このラインを上ヒゲで超えたくらいでは超えたことになりません。日足でしっかり上に超えきることができない限り、再度下落していくと思われるものです。
120.78 まで上昇しますが、すぐに押し戻され 120.73 が終値になりました。
【24:52】
そして、いよいよ抜ける時がやってきます。120.75を超え、直近の高値120.78を超えて 120.84 まで上昇します。これで、勝負ありです。
また、以下の好材料がありました。
・ 上海株は急騰してクローズ
・ 恐怖指数急落
・ 原油急騰
・ ニューヨークダウ上昇
私がツイッターに【チャイナショック終了のお知らせ(仮)】と、つぶやいたのもこのタイミングです。ただ、まだ日足が確定していないので、(仮)をつけました。
【27:54 〜 28:05】
超重要なライン120.75 を抜けたので、あとは日足の確定を待つだけでした。4日連続で睡眠時間4時間半の昼寝なしの生活で疲れも溜まっていたことから、眠くなりかけていたのですが、そんな私を覚醒させる出来事がこの時間に起きます。
なんと、120.75を下抜けてきたのです。しかも、凄い勢いで、なんだこの動きは!?こんな時間に誰かが仕掛けてきたのかという印象です。このとき私は、120.75 上抜けはヒゲになるかもしれない、ヒゲであれば本日の上抜けは失敗という危機感を抱くほどの急落でした。
しかし、120.51 まで急落して止まりました。10分弱に30銭近く急落したのです。その後、急落の倍以上の上昇力で急反転していきました。この動きは、120.75 は絶対に割らせないというかなり強い意志みたいなものを感じさせる動きでした。
8月28日 金曜日
【7:00】
日足が確定し、120.75 を明確に抜けていることを確認した私は、ツイッターで【チャイナショック終了の知らせ】とつぶやきました。もう一度120.75を下抜ける動きがあっても走らないだろうなと思っていました。根拠は120.75を割ってからの強烈な急反転を見ているからです。
【29:50】
この日は、ニューヨーク時間以外の動きはノイズでしたので、昼寝ができました。おもしろい動きがはじまったのがこの終了間際の時間です。ここから急騰します。
【30:00】
わずか10分で 121.35 〜 121.75 まで急騰して、終値は 121.70 になりました。そしてこの位置は、4時間足の52MAと週足の基準線を上抜けているところなのが驚きです。
こうして、怒涛の一週間が過ぎていきました。
私はこの歴史的な大事故による損切りで、資金のおよそ三分の一を失うという大怪我をしました。しかし、損切りを実行しなければ、強制ロスカットは避けられなかったのも事実です。
一時は、資金の半分を失う覚悟をしなければならないほどに追い込まれながらも、結果として資金の三分の二以上を守り、生き残れただけでもありがたいものです。
結果的には多少は損切りをし過ぎた感はありますが、本格的な第2波が116円前半を抜けるという最悪のことを想定した場合、仕方がないものと思っています。
こうやって落ち着いて振り返ると、
世界同時株安とは・・・
チャイナショックとは・・・
中国発ブラックマンデーとは・・・
いろいろな呼び方をされていますが、結局は何だったのでしょうか?VIX恐怖指数が 53.29 をつけるほどのものだったのでしょうか?さまざまな疑問がありますが、歴史に残る大事故だったのは確かです。
これは推測ですが、7月8日の日足200MAを下抜けそうになるも翌日の9日には反転したときと、8月21日の日足200MAを下抜けそうになり、翌営業日の24日に下抜けてしまった大きな要因には、土日をはさんでいる2日間で市場の恐怖心理が増大したのではないかと考えています。
土日に何か1つでも市場が安心できる材料が出てくれば反転したと思いますが、好材料はなにもありませんでした。月曜〜木曜日で下落局面を迎えるならば、翌日に市場の動きが見れるため安心します。
しかし、金曜日を下落局面で終わってしまい、休場である土日は市場の動きが見えません。これにより『見えない恐怖』の憶測がさらに悪い憶測を呼んで、実態とはあまりにもかけ離れた恐怖を感じてしまい、2日間でそれが世界に連鎖した。
その結果、VIX恐怖指数が 53.29 という世界の実態経済とはあまりにもかけ離れている超異常値を叩きだし、世界同時株安が起こり、セリング・クライマックスが発生したのではないでしょうか。
私は、この一週間でたくさんのことを学び、数年分の経験値を得たという実感があります。それは、完全回避とはいきませんでしたが、致命傷を避け歴史的な大事故を乗り越えられたからです。
この経験をして、思うことはやはり、いろんな大事故を経験しながらも、長年生き残り、かつ利益を出し続けている人が本当の実力者だなと改めて実感しました。
FXの世界では短期間で資金が何倍にもなった人というのが話題になり、一発屋芸人のように出てきては消えていくということがよく繰り返されます。そういった人達が消えていくのがこういう大事故のときです。
あなたが参考にしているFXブロガーなどの人達は生き残っていましたか?この大事故を境にブログの更新が止まっているのならば、ほぼ間違いなく退場しています。
どんなFXのブログやサイトを参考にするのも
個人の自由です。
しかし、
私ならこのタイミングで
参考にするブログやサイトを取捨選択します。
更新が止まっているブログやサイトを参考に
していた方は、この機会によく見極めたほうが
いいのではないでしょうか?
勝ち続けることの出来ない心理、思考のクセを
つけてしまうと後々大変なのですから。
個人の自由です。
しかし、
私ならこのタイミングで
参考にするブログやサイトを取捨選択します。
更新が止まっているブログやサイトを参考に
していた方は、この機会によく見極めたほうが
いいのではないでしょうか?
勝ち続けることの出来ない心理、思考のクセを
つけてしまうと後々大変なのですから。
余談ですが、
私は、風水や占いを全否定するタイプではないのですが、六曜に関して全否定します。六曜は風水でも占いでもなく根拠も無い全くのでたらめなものです。
その昔、カレンダーの売れ行きを良くしたいと考えた業者が、お遊びとしていれたものが現代にまで残ってしまっているのです。
実害も出ています。
病院では、六曜を信じている入院患者が本当はもっと早くに退院できるのに、このくだらない六曜を気にして退院日を後ずれさせることにより、ベットの空き数が減り本来入院するべきの人の分が足りないということが起きているのです。
それでは、2015年8月のカレンダーを見てみましょう。
24日 月曜日 大安 Σ⊂(゚Д゚ ) どこがだよっ!!
・ ・ ・ ツッコミどころ満載のボケでしょうか?
これを、六曜を信じてる人の受け取り方は以下のようになります。
『大安だったから、世界同時株安が起きた24日はあの程度で済んだんだ!』
もう、この受け取り方は客観的事実を受け入れず、自分の信じているものは絶対だというあまりにも哀れな心理思考です。
因みに、客観的事実を、捻じ曲げて自分の受け取りやすいように変えてしまう心理思考が、FXでは致命的です。
よくあるパターンとしては、経済指標発表の数値を見ただけで、売買してしまう感じです。この行動は数値を見ただけで、良い、悪いを自分の中だけで勝手に判断し、市場の反応を見ていません。市場は思ったよりも良くない、思ったよりも悪くない、と判断するかもしれないのです。
では、最後に
今回のショックで立ち直れない方へ
24日に発生したセリング・クライマックスは
仕方のないことです。
退場になった人、追証になった人、
いろいろいると思いますが、
自分に都合のいい根拠を並べたてて、
周りのせいにしても前に進めません。
私は、FXに限らず何か失敗をしたときには、
反省はしますが、後悔はしないように生きています。
反省は、前に進むための糧になり進歩がありますが、
後悔は、後ろに進むだけで後退でしかありません。
なにも、退場や追証になった直後に、
いきなり前に進めと言っているのではありません。
仕方のないことだったんだと、事実を受け止め、
立ち止まってもいいのです。
その立ち止まっているときに反省し、
前に進むための糧を溜めるのです。
そうすれば、自然と前に進むことができます。
ショックを受けている方は、
まずは、“ 事実を受け止める ” ことから
はじめてみませんか。
仕方のないことです。
退場になった人、追証になった人、
いろいろいると思いますが、
自分に都合のいい根拠を並べたてて、
周りのせいにしても前に進めません。
私は、FXに限らず何か失敗をしたときには、
反省はしますが、後悔はしないように生きています。
反省は、前に進むための糧になり進歩がありますが、
後悔は、後ろに進むだけで後退でしかありません。
なにも、退場や追証になった直後に、
いきなり前に進めと言っているのではありません。
仕方のないことだったんだと、事実を受け止め、
立ち止まってもいいのです。
その立ち止まっているときに反省し、
前に進むための糧を溜めるのです。
そうすれば、自然と前に進むことができます。
ショックを受けている方は、
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