自信と過信
当たり前ですが、自信は必要ですが、過信はいりません。
自信のつけ過ぎが過信というのが、
頭でわかっていても要注意です。
なぜならば、FXにおいて自信と過信は紙一重だからです。
では、
自信がない人と過信な人の行動を見てみましょう。
【自信がない人の場合】
@ ポジションを作るタイミングを逃す
⇒ 自信が揃うまでに時間がかかり、
タイミングを逃すからです。
A 含み益のとき、すぐに利食い
⇒ 含み益が含み損になるのを恐れ、
すぐに利益を確定したいからです。
B 含み損のとき、すぐに損切り
⇒ 含み損が膨らむのを恐れ、
傷が浅いうちに損失を確定したいからです。
【過信な人の場合】
@ ポジションを安易なタイミングで作る
⇒ 自信が揃うのに時間がかからず、
安易なタイミングで作るからです。
A 含み益のとき、なかなか利食いしない
⇒ 含み損になるとは思ってなく、
もっと利益を増やしたいからです。
B 含み損のとき、なかなか損切りしない
⇒ 含み損が膨らむのを恐れず、
含み損が減ると思っているからです。
今度は、結果を比べてみましょう。
自信のつけ過ぎが過信というのが、
頭でわかっていても要注意です。
なぜならば、FXにおいて自信と過信は紙一重だからです。
その差は、ペラッペラです。
では、
自信がない人と過信な人の行動を見てみましょう。
【自信がない人の場合】
@ ポジションを作るタイミングを逃す
⇒ 自信が揃うまでに時間がかかり、
タイミングを逃すからです。
A 含み益のとき、すぐに利食い
⇒ 含み益が含み損になるのを恐れ、
すぐに利益を確定したいからです。
B 含み損のとき、すぐに損切り
⇒ 含み損が膨らむのを恐れ、
傷が浅いうちに損失を確定したいからです。
【過信な人の場合】
@ ポジションを安易なタイミングで作る
⇒ 自信が揃うのに時間がかからず、
安易なタイミングで作るからです。
A 含み益のとき、なかなか利食いしない
⇒ 含み損になるとは思ってなく、
もっと利益を増やしたいからです。
B 含み損のとき、なかなか損切りしない
⇒ 含み損が膨らむのを恐れず、
含み損が減ると思っているからです。
今度は、結果を比べてみましょう。
@のポジションを作る判断では、
自信がない人は、ポジションを作っていません。
⇒ 利益も損失も発生していない。
過信な人は、ポジションを作っています。
⇒ 安易なポジションなので損失になる可能性が高い。
Aの含み益の判断では、
自信がない人は、利食いしてますから利益は出ています。
⇒ 利益が確定している。
過信な人は、利食いしていませんから利益が確定して
いません。
⇒ 含み損になる可能性が高い。
Bの含み損の判断では、
自信がない人は、すぐに損切りするので、最小限の損失で
済みます。
⇒ 最小限の損失が確定している。
過信な人は、含み損が膨らんでも損切りしていないので、
損失が確定していません。
⇒ 損失がさらに膨らむ可能性が高い。
結果をまとめると、
【自信がない人】
⇒ 利益も損失も発生していない。
⇒ 利益が確定している。
⇒ 最小限の損失が確定している。
【過信な人】
⇒ 安易なポジションなので損失になる可能性が高い。
⇒ 含み損になる可能性が高い。
⇒ 損失がさらに膨らむ可能性が高い。
ここで、このような疑問になる方もいると思います。
『過信な人は、全て可能性の話ではないの?』
そのとおりです。過信な人の場合の結果は、
全て可能性の話なので@ABの結果が逆になる可能性も
あるのです。 運がよければですが・・・
(運に頼っていては、FXでは勝てないです。)
ですが、
ここでの行動はあくまでも「過信」な人の行動です。
自分の力量を実際よりも、高くみた行動です。
そのような行動で勝てるのなら、はじめから
負ける人などいないのです。
しかし、
いつまで経っても、自信がない人の行動ばかりでは、
利益が増えません。
ポジションを作るタイミングを少しずつ増やしたり、
利食いや、損切りのタイミングを少しずつ遅くしたり
調整して利益を増やしていくのです。
その過程で利益が出ると自信がつきます。
自信がつくと利益を増やすため、また調整します。
(私の実感ですがFXは連勝も連敗もしやすいのです。)
そして、
いつの間にか、気がつかないうちに自信が
過信に変わっているのです。
なので、自信と過信は「紙一重」なのです。
過信であると気がつくのは、大半が大きな含み損の
状態です。もしかしたら、ロスカット間近の手遅れ
かもしれません。
ポジションを作る前に、自信か過信かの区別は
いくら頭でわかっていても、判断しにくいのです。
こればかりは、経験を積んで感覚を身につけるしか
ありません。
また、
この感覚はバーチャルでは一切、身につきません。
もし、身につくとしたら自信ではなく過信のみです。
なので、前の記事仮想と現実でバーチャルでは、
メンタルに関しては1ミリも勉強にならないといった
理由でもあります。
はじめたときには、なかなか利益が出ないかもしれません。
失敗からの方が、学ぶことが多いとはいえ、自信をなくして
しまうかもしれません。
とはいえ、
自信をつけすぎて、過信になるよりはマシです。
また、今回の【自信がない人】の行動は、
リスクを考えているという点では、優れているのです。
次回は、その辺をテーマにしたいと思います。
もし、この記事が気に入って頂けたら、ツイッターや はてなブックマーク等で シェアをお願いします。 新しい記事を書く はげみになります。
自信がない人は、ポジションを作っていません。
⇒ 利益も損失も発生していない。
過信な人は、ポジションを作っています。
⇒ 安易なポジションなので損失になる可能性が高い。
Aの含み益の判断では、
自信がない人は、利食いしてますから利益は出ています。
⇒ 利益が確定している。
過信な人は、利食いしていませんから利益が確定して
いません。
⇒ 含み損になる可能性が高い。
Bの含み損の判断では、
自信がない人は、すぐに損切りするので、最小限の損失で
済みます。
⇒ 最小限の損失が確定している。
過信な人は、含み損が膨らんでも損切りしていないので、
損失が確定していません。
⇒ 損失がさらに膨らむ可能性が高い。
結果をまとめると、
【自信がない人】
⇒ 利益も損失も発生していない。
⇒ 利益が確定している。
⇒ 最小限の損失が確定している。
【過信な人】
⇒ 安易なポジションなので損失になる可能性が高い。
⇒ 含み損になる可能性が高い。
⇒ 損失がさらに膨らむ可能性が高い。
ここで、このような疑問になる方もいると思います。
『過信な人は、全て可能性の話ではないの?』
そのとおりです。過信な人の場合の結果は、
全て可能性の話なので@ABの結果が逆になる可能性も
あるのです。 運がよければですが・・・
(運に頼っていては、FXでは勝てないです。)
ですが、
ここでの行動はあくまでも「過信」な人の行動です。
自分の力量を実際よりも、高くみた行動です。
そのような行動で勝てるのなら、はじめから
負ける人などいないのです。
しかし、
いつまで経っても、自信がない人の行動ばかりでは、
利益が増えません。
ポジションを作るタイミングを少しずつ増やしたり、
利食いや、損切りのタイミングを少しずつ遅くしたり
調整して利益を増やしていくのです。
その過程で利益が出ると自信がつきます。
自信がつくと利益を増やすため、また調整します。
(私の実感ですがFXは連勝も連敗もしやすいのです。)
そして、
いつの間にか、気がつかないうちに自信が
過信に変わっているのです。
なので、自信と過信は「紙一重」なのです。
過信であると気がつくのは、大半が大きな含み損の
状態です。もしかしたら、ロスカット間近の手遅れ
かもしれません。
ポジションを作る前に、自信か過信かの区別は
いくら頭でわかっていても、判断しにくいのです。
こればかりは、経験を積んで感覚を身につけるしか
ありません。
また、
この感覚はバーチャルでは一切、身につきません。
もし、身につくとしたら自信ではなく過信のみです。
なので、前の記事仮想と現実でバーチャルでは、
メンタルに関しては1ミリも勉強にならないといった
理由でもあります。
はじめたときには、なかなか利益が出ないかもしれません。
失敗からの方が、学ぶことが多いとはいえ、自信をなくして
しまうかもしれません。
とはいえ、
自信をつけすぎて、過信になるよりはマシです。
また、今回の【自信がない人】の行動は、
リスクを考えているという点では、優れているのです。
次回は、その辺をテーマにしたいと思います。
もし、この記事が気に入って頂けたら、ツイッターや はてなブックマーク等で シェアをお願いします。 新しい記事を書く はげみになります。