1:2の妥当性
FXで1:2の妥当性とは?
FXをはじめるときに、利益と損失の割合はどれくらいの
目安が妥当かということです。
仮に、1回のトレードの利益を10,000円として、
損失は多くても9,000円くらいで損切りして、1勝1敗であっても
1,000円くらいのプラスは積み上げていこうかな、
などの目標をある程度立てると思いますが、
この利益と損失の割合がほぼ1:1というのは、
初心者の方が立てる目標としては、厳しすぎます。
何が厳しいのか?
1回の損失を1回の利益で取り戻そうとしていることです。
FXは、損切りは遅くなり、利食いは早くなるのは、
人の心理として当たり前です。
誰もが最初はそうなるものです。
そういう経験を得てだんだんと利益は大きくし、
損失は小さくしていくのですが、
最初から1回の損失をたったの1回の利益で取り戻そうとは
考えないほうがいいです。
あまりに厳しすぎる目標は途中で挫折します。
餃子のタレの黄金比は、しょうゆ 4 : 酢 5 : ラー油 1 らしい
なので、初心者の方が最初に立てる目標としての
利益と損失の割合の目安は、1:2が妥当です。
利益1 に対して損失2 です。
例えば、
1勝1敗のトレードをしたとして、
勝ち 5,000円
負け 10,000円
この場合トータルで、-5,000円となりますので、
2回勝ってトントンです。つまり、
3回は勝たないと利益にならないということです。
このままでは、損失が積み重なっていきますが、
1回の損失を2回の利益で取り戻すイメージを持ち、
最初はこれくらいで当たり前なんだと受け入れることが、
メンタルを鍛え上手くなる第一歩です。
もちろん、そのままではいけません。
それを、少しずつ勝ち金額を増やしたり、負け金額を
減らしたりしていくことで利益が出るようになります。
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