2015年09月23日
反響相次ぐ異色作・「神様の背中」〜貧困の中の子どもたち〜
皆さんこんにちはJINNです。
本日も訪問頂き本当にありがとうございます。
今日も気になっている書籍(単行本)の紹介です。
子どもの貧困をテーマにした漫画「神様の背中」が反響を呼んでいるそうです。
女性コミック誌に連載中から「問題の深刻さに気付かされた」などと反響が相次いだとのことです。
単行本であまり関心がなかった人も手に取りやすく、貧困家庭の背景をリアルに描いた物語で引き込まれてしまうようです。
今、子どもの6人に1人が貧困状態にあると言われている現状を分かりやすく伝えています。
※背景までリアルです。
主人公は、12年ぶりに復職した小学校の女性教師。
担任のクラスには、1日の食事が給食だけという男児や、母親と生活保護で暮らし自傷行為を繰り返す女児がいて衝撃を受けます。
何とか関わろうとするうち、ドメスティックバイオレンスや依存症、虐待などが複雑に絡み合う実態や、貧困を生み出す社会構造に築いていきます。
そうした中、主人公自体が家庭で抱える問題から困窮することになってしまう・・・。
↓↓↓
神様の背中〜貧困の中の子どもたち〜(書籍扱いコミックス)
作品は、主に中高年女性が読者層のコミック誌「フォアミセス」で昨年秋から連載されていました。
著者のさいきまこさんは「貧困は自己責任だという考え方も根強い中でね困窮する他者に共感することは、簡単ではないと思う。
ただ作品を読んでくださった方かが『当事者には何らかの事情があるはず』と一瞬でも考えるようになって欲しいです」とおっしゃっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
posted by ともぞう ( 旧名 : JINN ) at 14:55| 気になる1冊&DVD