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posted by fanblog

2018年03月06日

ロシア製紙ジャケット仕様CD

アーカイブ第10弾は・・・怪しいコレクターズアイテムです。
下の記事は2007年に書いたものなので1997年から20年以上経過したことになりますね。

今や完全に市民権を得た感がある日本製の「紙ジャケ」。私もご多分に漏れず97年(うわ〜もう既にあれから10年!)に発売された初回分のLed Zeppelinあたりからエスカレートして時には給料の大半を紙ジャケに…とほほ(泣)。

しかし最近の紙ジャケの出来は内袋や帯の復刻なども含め非常に満足できる品質でかつこれでもかと発売されるので我々紙ジャケファンにとってはホントにありがたいやら苦しいやらですね。

さて紙ジャケ愛好家の方々なら既にご存知かと思いますが、数年前よりロシアから危ない(笑)でもすごく気になるロシア製「紙ジャケ」なるものが販売されています。

特に最近のビートルズのカタログには目を見張るものが(EPセット欲しい〜!)。中学や高校生の時にあのアルバム・カバーをレコード店で眺め、それをようやく手に入れて自宅のステレオで歌詞カードを見ながら近所迷惑も省みずポールやジョンになった気分でシャウトしていた時代を想い出しますね(笑)。皆さんもそんな時代があったのではないでしょうか。えっ、やったことない? or 今でもやってるって?

Beatles USSR 12.jpgBeatles USSR 211.jpg


ということでロシア製紙ジャケは送料が無料ということで(これって非常にありがたい)、気になるものを数枚買ってみました。まずオフィシャル版「Let It Be」がなかなか出ない中、DVDで手っ取り早く見たいという理由からこちらのDVD(映画Let It Beのビデオアーカイブ)と2CD(アルバムLet It BeとLet It Be... Naked)のセットを購入しました。

DVDの画質も悪くなくこれまでにオフィシャルとして発売されていたLet it be関連の映像と音をうまくパッケージした商品と言えそうです。

Jimi 11.jpgJimi 21.jpg


Jimi 111.jpg

そしてこちらがジミヘンの紙ジャケ2枚で、まず1枚目はご存知パペットジャケの「Band Of Gypsys」。その下が風紀上の問題で写真を油絵風に変えてありますが現物はオリジナルどおりのヌードジャケ「Electric Ladyland」です。

やはりロシア製紙ジャケの醍醐味はこれらビートルズやジミヘンのアルバムに代表されるように今後もオフィシャルとしての紙ジャケの発売はまず困難であろう(ご存知のようにビートルズはステレオ&モノ、両バージョンの紙ジャケCDオフィシャルで発売されましたね!!!)タイトルがオリジナルに忠実に紙ジャケ化されることで、特に紙ジャケコレクターからは重宝がられる代物ですよね。

ちなみにこちらはオフィシャルのLet it be紙ジャケット仕様です。

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2018年03月05日

Billy Joel / 1998 Australian Tour Commemorative Edition

アーカイブ第9弾はビリージョエルです。

2004年に発売された紙ジャケでも彼の歌の素晴らしさを再認識された方も多いのではないでしょうか。このビリージョエル、第一級の歌手でありエンターテイナーでもありますよね。ここでは2枚のオーストラリアン・ツアー・エディションをご紹介したいと思います。

Billy 31.jpg

まず最初の1枚は1998年にエルトン・ジョンとのジョイント・コンサートでオーストラリア国内を回った際に来豪記念盤として発売されたのがこのセットです。

Billy 32.jpg

まあ正直申し上げてコレクターとしてありがたいのは外箱だけで中身は「Greatest Hits Volume I & II」の2枚組CDと「Greatest Hits Volume III」の1CDがこの特製ボックスに収められているだけです…。とこれだけで終わるのは実も蓋もないのでもう少し付け足すとDiscはオーストラリアン・プレスです(おいおい、当たり前)。日本盤と比べたことはありませんが、ジャケの色の濃艶などは違いがあるでしょう、これはコレクターとして重要なポイント!(だんだんネタ切れ明きらか)。

ちなみにこの来豪記念盤ボックス・セットも発売から2004年初頭ぐらいまでの長い間、HMVなどの店頭に普通に置いてあったのですが今では全く見かけなくなりました。

Billy 11.jpg

 ということで次にご紹介するこのCD「Piano Man The Very Best Of Billy Joel」は日本盤、UK盤、US盤と収録曲が若干違うようですが、オーストラリア盤DVD付き豪州ツアー記念盤は更に面白い仕様になってます。

2006年に発売されたこのツアーエディションはまたオーストラリア得意の「既存CDに外側スリップ・ケース付けて見事来豪記念盤に早変わり!」仕様です。このような仕様は来豪記念盤に多く、すぐに思い浮かぶものだけでもローリングストーンズ、ペイジ&プラント、U2、エリック・クラプトン、エルトン・ジョン、ジャミロクワイ、コールドプレイ、ガーベージなどマークしているものだけでもこれぐらいありますのでその他のArtistを含めるともっとあると思います。

Billy 211.jpg

このベストですがCD18曲とDVD14曲入りのセットで、まずCDには「All About Soul」が収録され当然日本盤のように「The Stranger」には差し替えられていません。しかしUK盤には収録の「Don’t Ask Me Why」は収録されていません。

ボーナスDisc扱いのDVDはプラケースの裏面バックインレイには最初に発売されたUS盤の10曲がそのままDVDの収録曲として表示されてますがスリップ・ケース裏面には「Live In Frankfurt: The River Of Dreams Tour」として下記の14曲が表示され収録されています。

DVD収録曲(PAL仕様)
1.No Man’s Land
2.Pressure
3.Ballad Of Billy The Kid
4.Leningrad
5.Allentown
6.My Life
7.I Go To Extremes
8.Shades Of Grey
9.The River Of Dreams
10.Goodnight Saigon
11.We Didn’t Start The Fire
12.A Hard Day’s Night
13.Big Shot
14.Piano Man





posted by OZ at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock Legends

必聴!John Butler / Ocean

でJohn Butler続きで12分が12分に感じないほどの静と動で聞かせる美しい「Ocean」をお楽しみください!



このライブ盤でも別バージョンのOcean聴けます!

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posted by OZ at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Aussie Rock

John Butler Trio

JBT Cover 01.jpg


アーカイブ第8弾は日本でも知る人ぞ知る「John Butler Trio」です。
いや、でも「Fuji Rock」に2005年、2007年、2010年、そして2014年と登場したそうで、
思ったより日本でも人気がありそう。

なんでもこのような音楽ジャンルは「サーフロック」と呼ばれ、オーストラリアでもサーファーの人達に特に人気があるようですが、サーフィンしない人にもこの「ジョンバトラートリオ」お勧めです(笑)。

JBT Cover 11.jpg

日本でもこのアルバムでブレイクしましたね。
2004年発表「Sunrise Over Sea」。

余談ですがこのアルバムカバー下の白く擦れている部分に注目!レコードのジャケットが内側のレコードによって長年のうちに円形に擦れてしまうあの状態を再現した粋なCDカバー!

JBT Zebra1.jpg

上記アルバム「Sunrise Over Sea」からのシングル「Zebra」3曲入りAustralian・CDシングル


この曲で一気に人気に火がついたわけですが、私もテレビでこのプロモビデオを見たときに「これ、誰よ?かっこええなこの音楽」と一目ぼれならぬ一聞きぼれしてしまいました。

特に印象に強く残るのがスライドギターですね、このバンドは。ジョンバトラーはほとんどアコギしか弾かないのですがエフェクターを駆使して独特の世界観を作り上げています。

ちょっと脱線しますが名前のとおり3人編成のバンドで、ジョン本人は小さいころに北米からオーストラリアに移って来たようで今も強くはないですがアメリカン・アクセントがあります(例えばRの発音がオージーに比べ強い)。

このアメリカ訛りで小さい頃はいじめられたそうですが、おいおいオージーキッズよ、もっと広い気持ちで接しろよな〜土地も広いんだから、と一言いじめたやつらにいいたくなりますね(でも日本でも各地方の方言をおもしろがる傾向がありますからね)。自分と違うものを受け入れる姿勢があれば世の中の戦争も減るのにね。

JBT Cover 21.jpg

こちらは2003年発表の2枚組ライブ盤
「Living 2001 - 2002」
ライブバンドだけに聴き応え充分です。

さてさて話を戻しますがスライドなんですよ、これがいいんだまた〜。2000年以降これまでにミニEPも含め7枚ほどのアルバムがリリースされてます。

ストリートライブで腕前を上げてきたバンドだけに7枚中ライブアルバムが2枚、スタジオ録音盤も生の手触りがあって聴いてて気持ちE〜。

夏の終わりごろに沈む夕日を見ながら土手でビール片手に郷愁に浸りたい方(土手はロマンチックじゃないよな…浜辺にしときますか)、とにかくこのトリオのCD、土の匂いがするのです。

JBT Cover 211.jpg

今のところの最新ライブ盤。
2005年発表のこれまた2枚組CD
「Live at St. Gallen - Switzerland, 3 July 2005」
初回版は04年6月7日Sydney Opera HouseでのライブとインタビューDVD付きの3枚組でした。

JBT Cover 111.jpg

そして今年2007年、待望の新作が出ました。タイトルは「Grand National」。これはっきりいって前作の「Sunrise Over Sea」より気に入ってます。

曲が良く練られていて良い意味でキャッチーに。前作よりも洗練された感じなんだけどジョンバトラー節健在で飽きの来ないアルバムに仕上がってます。このアルバムお勧めですね。

JBT Cap1.jpg

オーストラリアの店頭では限定でこんな帽子付きで売られているものもありました。限定ものに弱い私は当然買いましたがそのぶん$10高かったんですけど…。

このバンドのジャケットの仕様はいつもデジパックで必ず裏面に「再生紙使ってます」の文字が。この辺りの姿勢も応援したくなる要素なんですよね。これからも目が離せないバンドであることは間違いありません。

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posted by OZ at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | Aussie Rock

2018年03月04日

MIKA / Life In Cartoon Motion

アーカイブ第7弾はミーカです!

Mika 11.jpg

日本でも少しずつこの「Mika」人気、浸透しているのでしょうか?本国UKでは女子学生中心に大人気とか。レバノンのベイルート生まれ、お国柄小さい頃に戦争も経験しているようです。今現在はロンドンを活動の拠点にしていてオーストラリアでも人気テレビ番組の挿入歌などに彼の曲が使われています。

Mikaを初めて聞いたのは2007年3月末のこと、いつも行くBrisbane市内にあるCDショップで店内のBGMとしてやけに何曲も印象的なメロディが耳に残るアルバムが流されていました。3曲目ぐらいからどうもCD探すより曲の良さの方が気になりだして7曲目ぐらいの時にレジがあるカウンターまで行って店員のお姉さんに今かかっている人誰?と聞いたわけです。よく店内でかけているCDはレジのとなりに「いまかけてます」という表示がありますよね。お姉さんもそれに指をさして「Mika」だよと教えてくれました。速攻でこの異常に気になるCDを購入し早速車の中でかけてみました。

Mika 21.jpg

素晴らしいです!新人とは思えないぐらいの曲の完成度の高さ。
英国BBCが2007年の注目アーティストの第1位に選ぶはずです。Mikaを聞いていると色々なアーティストが頭を交差するのですが、それがフレディ・マーキュリーやクイーンだったり、エルトン・ジョン、ポール・マッカートニー、シザー・シスターズ、ロビー・ウィリアムスといった面々。それでもMikaというオリジナリティを失っていないのですよ。

UKのHMVのレビューが端的に彼の才能を表現しています「goose-bump-brilliant star」、
まさに彼の曲を聴くと鳥肌が立つような興奮を覚えます。特にポップスファンの方150%お勧めです。

Mika 32.jpg

そうそうポップなアルバムカバーも彼の手によるものとか、ルックスも女性受けしそうで天は2つも3つも彼に才能を与えたようです。

Mika 31.jpg

最後に個人的なお勧めの曲は:
Grace Kelly (UK No.1 Hit!) (Freddyが蘇ります)
My Interpretation (歌唱力最高)
Love Today (極上ポップ)
Any Other World (21世紀のエリナーリグビー)
Big Girl (Queen 足す Robbie Williams風)
Happy Ending (名曲です)

Mika 41.jpg

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posted by OZ at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | MIKA
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