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今日も貴重・希少なオーストラリア盤を続けます。

ローリングストーンズ・コレクター諸氏の中にはこのCDを探された経験がある方も多いのではないでしょうか。1988年にオーストラリアのみで発売されたミックのソロシングル5曲を収録したアイテムで、その全てが12インチバージョンという大変ありがたいもので当時のレーベル、CBS SONYからのリリースでした。



収録曲はご覧の通りで：
1 Let's Work (Dance Mix) 7:24
2 Just Another Night (Extended Remix) 6:40
3 Say You Will (Remix) 6:39
4 Throwaway (Remix) 4:57
5 Lucky In Love (Dance Mix) 6:33

裏面タイトルには詳細がありませんがこのように全て12インチバージョンです。
ストーンズの12インチ仕様バージョンも完全にはCD化されていませんが、
ミックの12インチバージョンはこのCDが初CD化で発売されて今年で丁度30年！ですが
いまだにこのCD以外ではオフィシャルリリースに至っていないですね。



私も今年でオーストラリア歴26年になり若い頃はCD・レコードショップ探検隊員の日々を送っていましたが、ここ地元オーストラリアの中古店では一度も現物にお目にかかったことはありませんでした・・・。

当時を知る人に話を聞いたことがあるのですがミック以外にもSade、Wham、Smith、Michael Jacksonなど当時SONYレーベル所属だったアーティストも同じ仕様で発売されたらしく、その後このミックのアイテムのように発売から程なくほとんどの作品があっという間に廃盤となり、あっさりと市場から消えてしまったとのこと。オーストラリア人にも人気が高かったWhamやMichael Jacksonは店頭で普通に見かけたこともありましたが、ミックを含む他のアーティストの作品をここオーストラリアで見たことがありません。

ということで私もこのアイテム、長年探していたのですが中々見つからず、やっと見つけた際にも高値でUKから購入したといういきさつがあります。

ECファンは結構探している人が多いであろうと思われるオーストラリアのみで1984年にBehind The Sun オーストラリア・ツアーの来豪記念盤という形で7インチシングルとして市販されたタイトル曲で元々はソウルのスタンダードのカバーですね。2018年現在でもこの曲はECのどのアルバムにも収録されておらずこのシングルでしか聴けないのもオークション等で高値が付いている理由です。



当時プロデューサーとしても売れっ子だったフィル・コリンズのプロデュースで彼とのデュエット・ナンバーとなっています。

皆さんジョニ・ミッチェルは好きですか。

私はソロアーティストのみを対象にするのであれば男性ミュージシャンはプリンス、
そして女性アーティストはこのジョニ・ミッチェルが「好きなアーティスト」の第一位候補となります。

今日ご紹介するこの作品は彼女の19枚目のオリジナルアルバムであり、現時点での彼女の最新作ではあるのですが、なんせ2007年発売なので11年が経過していて音源としては最新とはもう言えないですよね。

あれから11年も経つのかと時間の流れの速さを感じます。2002年の前作発売時に既に引退を表明していたのでそう思いたくはないのですがこのアルバムが彼女の最終作になるのかもしれません。

で、この作品「Shine」ですがジョニの数ある作品群の中でも初となる一曲目がいきなりインスト（彼女の歌が一切入らず演奏のみ）で始まり、この曲順がまた最高！！！私なんかは最初の一音で「彼女の新譜なんだ」としみじみ痛感し、この一曲で「ああ、やっぱり買って良かった！」となりました（笑）。

少し肌寒い秋の夕暮れか春先の山のロッジのデッキでワインか珈琲片手にバックグラウンドで流したい曲ナンバーワンに間違いありません！超おススメです！

シャイン [ ジョニ・ミッチェル ] 価格：2116円（税込、送料無料) (2018/3/7時点)

クラフトワークで盛り上がった後は当然ユーミンです（笑）。
70年代後半から聴く頻度に差こそあれ常に私の傍らにいてくれるArtistです（年齢がばれる！）。
そして宇多田ヒカルさんも同じ日ですが私と誕生日が同じというのも親近感を感じる大きな要素ですね。

さて2013年に発売された3枚組ベスト「日本の恋と、ユーミンと。」が100万枚突破という揺るぎない人気。
そしてその5年後の今年、姉妹品という位置付けでしょうか、前回のベストに収録出来なかった珠玉の名曲を
再度3枚組という形で届けてくれるようです。そして前回同様今回も初回盤には特典映像Disc付ですね。

★仕様/特典
■3CD＋Blu-ray＋ブックレット
■CD3枚組45曲収録
■ユーミン直筆スペシャルライナーノーツ108Pブックレット
■アリーナツアーチケット最速先行予約シリアルコード封入
■特典映像「観るベスト YUMING SUPER PERFORMANCE 2」
■豪華仕様ブックレット
■スリックケース仕様

ジャケットも前回ベストと比べて統一感があり前回ベストは「Y40」（松任谷由実40周年記念）とジャケットの右下に表記されていましたが、今回は「Y45」というのも45周年という新たな区切りが明確でイイですね。

前回は楽天で購入すると特典がありましたので楽天を使いましたが、今のところは前回のような特定のお店での特典はないようです。それでも前回同様、初回限定盤はすぐなくなりそうなので早めに購入を考えています。

皆さんのお気に入り、思い入れのある曲は今回収録されているでしょうか。
私なりに収録曲とアルバム名を列記してみました。
左からアルバム発売年度、収録曲、収録アルバム名となります。
ユーミンからのメッセージとしてそれぞれのDiscにはテーマがあるようでうす。

ユーミンからの、恋のうた。

Disc 1　Pure Eyes 純粋さを、捨てない。
1974 瞳を閉じて MISSLIM
1979 ジャコビニ彗星の日 悲しいほどお天気
1981 スラバヤ通りの妹へ 水の中のASIAへ
1973 雨の街を
1979 緑の町に舞い降りて 悲しいほどお天気
1980 セシルの週末 時のないホテル
1988 September Blue Moon Delight Slight Light KISS
2009 まずはどこへ行こう そしてもう一度夢見るだろう
2002 ただわけもなく Wings of Winter, Shades of Summer
2006 海に来て A Girl In Summer
2001 Summer Junction　 acacia
1973 きっと言える ひこうき雲
1995 Midnight Scarecrow KATHMANDU
1986 Autumn Park　 ALARM a la mode
1980 雪だより Surf & Snow

Disc 2　Urban Cowgirl “私”で、生きてゆく。
1988 ふってあげる Delight Slight Light KISS
1987 思い出に間にあいたくて ダイアモンドダストが消えぬまに
2011 ひとつの恋が終るとき Road Show
1985 もう愛は始まらない Da Di Da
1987 TUXEDO RAIN ダイアモンドダストが消えぬまに
1989 心ほどいて Love Wars
1981 街角のペシミスト 昨晩お会いしましょう
1983 NIGHT WALKER REINCARNATION
1988 Nobody Else Delight Slight Light KISS
1982 夕涼み Pearl Pierce
1975 雨のステイション Cobalt Hour
1988 幸せはあなたへの復讐 Delight Slight Light KISS
1997 Cowgirl Blues Cowgirl Dreamin’
1983 オールマイティ REINCARNATION
1982 フォーカス Pearl Pierce

Disc 3　Mystic Journey 旅を、やめない。
1990 満月のフォーチュン 天国のドア
1984 破れた恋の繕し方教えます No Side
1994 砂の惑星 The Dancing Sun
1976 朝陽の中で微笑んで 14番目の月
1995 輪舞曲 KATHMANDU
1979 ツバメのように Olive
2013 シャンソン Pop Classico
2004 霧の中の影 Viva! 6 X 7
2016 AVALON Universal Library
1985 BABYLON Da Di Da
1997 きみなき世界 スユアの波
1990 Man in the Moon 天国のドア
1987 SATURDAY NIGHT ZOMBIES ダイアモンドダストが消えぬまに
1992 無限の中の一度 Tears & Reasons
1993 July U-miz

追記：
前回同様、初回限定特典の映像Discの収録曲が明らかになりました。
1981年から38年間続く「SURF&SNOW in Naeba」の今年の公演から2曲収録されているのも
売りのようですね。

Blu-ray / 観るベスト YUMING SUPER PERFORMANCE 2
01． 「満月のフォーチュン」 from YUMING SURF&SNOW in Zushi Marina Vol.16　
02． 「Nobody Else」 from YUMING SPECTACLE SHANGRILA II 〜氷の惑星〜
03． 「BABYLON」 from YUMING SPECTACLE SHANGRILA III 〜ドルフィンの夢〜　
04． 「朝陽の中で微笑んで」 from YUMING SPECTACLE SHANGRILA III 〜ドルフィンの夢〜
05． 「雨のステイション」 from Yumi Arai The Concert with Old Friends
06． 「TUXEDO RAIN」 from CONCERT TOUR 2011 Road Show
07． 「無限の中の一度」 from CONCERT TOUR POP CLASSICO 2013-2014
08． 「砂の惑星」 from THE DANCING SUN TOUR 1994-1995
09． 「雪だより」 from SURF&SNOW in Naeba Vol.38
10． 「September Blue Moon」 from SURF&SNOW in Naeba Vol.38
11． 「ただわけもなく」 from THE LAST WEDNESDAY TOUR 2006 〜HERE COMES THE WAVE〜

Blu-ray / SPECIAL INTERVIEW
12． ユーミンが自ら語る、伝説となった数々のショウの舞台裏。
13． 制作過程やエピソード・当時の心境を、今の言葉で振り返る貴重なスペシャル・インタビュー。

ユーミンからの、恋のうた。 (初回限定盤A 3CD＋Blu-ray＋ブックレット) [ 松任谷由実 ] 価格：3985円（税込、送料無料) (2018/3/7時点)

日本の恋と、ユーミンと。 [ 松任谷由実 ] 価格：3147円（税込、送料無料) (2018/3/7時点)

今日はお題の通り超激レアSACDのご紹介です。
2018年3月現在アマゾンでは66,000円！で出品されていますね。
（2年後の2020年3月でも56,000円！）

皆さんドイツが誇るテクノ集団、クラフトワークお好きでしょうか。
私は中学生の時に彼らのアルバム「Man Machine」↓に収録されている「The Robots」にはまったタイプでして、このアルバムジャケはなにやらロシアンアバンギャルド（"1910年代初頭にロシアで誕生し1917年ロシア革命を契機に大衆に広まった未来派、構成主義を中心とした前衛芸術ブームの総称です。”http://www.albatro.jp/birdyard/graphic-design/russian-avant-garde/index.htmより）に影響を受けているようで赤と黒で統一されたジャケはカッコイイと思う反面、メンバーの表情が無機質で人間臭が感じられず（これも彼らの狙いだったのでしょうけど）中学生の私は好奇心半分と若干の「恐怖心」があったことを今も覚えていますｗ。



さてこの「Minimum Maximum」、皆さんがもし探される場合は同タイトルの通常CDではなく「SACD」（これがレアで日本盤は一度も発売されていないようです）をお勧めします。こちらの「SACDラボ」さん（http://www.sa-cdlab.com/r_pops/20/krrft/krrft.html）がレビューされていますが、5.1チャンネルで聴くとあたかも自分がコンサート会場にいるような臨場感と高音質＋音が効果的にぐるぐる自分の周りを回るのでサラウンドサウンドを最高に満喫できること請け合いの一枚です。

私もどうしても手に入れたくて今から10年ほど前にネット検索して偶然ポーランドの通販店で在庫を見つけ当時送料込みで5,000円ぐらいで入手でき感動したのを覚えています。これまでにオーストラリア、USA、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、ロシア、インド等の国々から海外通販の経験はありましたが、ポーランドは初めてだったので商品が手元に届くまで多少の不安はありましたが、無事届いてSACDプレイヤーに入れ音の洪水が部屋中になだれ込んだ時の感動は忘れません！

ちなみにこんなドイツ語バージョンも存在します。

ミニマムーマキシマム ＜ドイツ語ヴァージョン＞ [ クラフトワーク ] 価格：2962円（税込、送料無料) (2018/3/7時点)