2024年11月08日
キューバへのサイクロンの影響に関するネット上の誤情報を否定 気象学者エリエル・ピラ
エリエル・ピラによるX投稿
Radio Habana Cuba、2024年11月8日、Prensa Latina
キューバの気象学者エリエル・ピラは、きょう金曜日(11月8日)、カリブ地域やキューバを脅かすサイクロンはひとつも形成されていない、と断言した。
ピラは、キューバにとって新たなサイクロンの脅威が存在すると主張するネット上のさまざまな記事に対して、自身のXアカウントにおいてこの説明をおこなった。
キューバ気象庁はきょう金曜日(11月8日)、ハリケーン・ラファエルはキューバ領土から徐々に離れ続ける、と発表した。しかしながら、いまだキューバに対する間接的影響は維持されるだろう。
キューバ西部地方に対する、このハリケーンの通過に関係する降雨は、今後12時間のあいだ続き、これは一部地域ではまだ激しいものになりうる。
同様に、北西岸での大波が続くが、これは次第におさまっていく。
ハリケーン・ラファエルは11月5日、時速100kmを超える強風を伴ってキューバを襲い、その通過により、アルテミサ、マヤベケ、ハバナ各県で深刻な被害を生じ、農業、住居、病院のインフラ、電力システムに損害をもたらした。
Desmienten información falsa sobre ciclón cercano a Cuba
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/369270-desmienten-informacion-falsa-sobre-ciclon-cercano-a-cuba
2024年11月05日
キューバのハバナ ハリケーン・ラファエルの上陸に備え公共交通機関を休止
Radio Habana Cuba、2024年11月5日、Cubadebate
ハバナ県運輸公社は、主にハバナをはじめとするキューバ西部地方に直接直撃するとみられるハリケーン・ラファエルの差し迫った上陸のために県防衛評議会が、きょう11月5日(火曜日)の21時から、正常化されるまで、公共交通サービスの休止を決定したことを発表した。
21時以降は、各ターミナルへの帰還のための運行ルートにバスが存在するだけになる。
ハバナ湾での海上旅客輸送は休止を継続する。
同公社の経営陣は、県防衛評議会およ運輸省との連絡を維持している。
En La Habana suspenden transporte de pasajeros ante inminente impacto de huracán Rafael
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/369162-en-la-habana-suspenden-transporte-de-pasajeros-ante-inminente-impacto-de-huracan-rafael
2024年11月04日
キューバのリカルド・カブリサス副首相 旭日大綬章受章 二国間関係に貢献
キューバのリカルド・カブリサス副首相
Cubadebate、2024年11月4日、キューバ外務省
日本政府はきょう月曜日(11月4日)、キューバのリカルド・カブリサス副首相に対し、日本とキューバの二国間関係への貢献を認め、天皇徳仁(なるひと)が「旭日大綬章」を授与した、と発表した。
1875年に創設された同勲章は、国際関係や日本文化の振興に顕著な功績をあげた者に、天皇から授与されるものである。
カブリサス副首相は、1970年代に駐日キューバ大使であり、両国関係の拡大・深化に貢献した。
その当時以降、キューバと日本の協力関係および経済貿易関係の促進において傑出してきた。
今回の叙勲は、両国の外交関係樹立95周年の今年おこなわれた。
Emperador japonés condecora al vice primer ministro cubano Ricardo Cabrisas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/11/04/emperador-japones-condecora-al-vice-primer-ministro-cubano-ricardo-cabrisas/
ライデル・マルティネス プレミア12のキューバ代表に合流
ライデル・マルティネス
JIT、2024年11月4日
スター選手ライデル・マルティネスの合流は、プレミア12野球トーナメントのキューバ代表チームのほぼ全員による、きょうの中華台北市での初のトレーニングにおけるニュースとなった。
合同練習のあと、日本プロリーグの中日ドラゴンズの抑えのエースは、チームを支配しているモチベーションを賞賛し、11月13日にキューバの初戦がおこなわれる今回の大会ですぐれた結果を出すことは可能だと述べた。
マルティネスは、日本での厳しいシーズンのあとで今回の大会の要求に応えるよう焦点をあわせるという目標は難しかったと認めたものの、「チームを助け、体調を維持するための調整をおこなう」という自らの願望を成し遂げる状況にあると表明した。
マルティネスは、韓国でおこなわれた6試合をチェックし、その間はチームの同僚たちと対話したと説明し、チームの才能ある若者たちの存在を強調し、これから参加する選手たちの到着がさらなる強固さをもたらすだろうと語った。
今週火曜日の相手は、現地セミプロリーグのLife Aloongとなるが、キューバ代表チームの監督は先発投手に右腕のパベル・エルナンデスを指名した。その登板は最低4イニングになる予定である。
スターティングメンバーについて、ヨエルキス・ギベルトはおらず、ラッサロ・アルメンテーロスは中堅手に移動し、ラファエル・ビニャーレスは外野左翼を守る。
ラインナップ
Jean Harvi Walters (右翼)
Yoan Moncada (三塁)
Erisbel Arruebarruena (遊撃)
Alfredo Despaigne (指名打者)
Rafael Viñales (左翼)
Lázaro Armenteros (中堅)
Roberto Baldoquín (一塁)
Andy Cosme (捕手)
Yadil Mujica (二塁)
Pavel Hernández (投手)
Raidel Martínez se entrenó con el Cuba del Premier 12
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=889148
2024年11月02日
プレミア12のキューバ代表メンバー発表 アリエル・マルティネスら28人
リバン・モイネロ
JIT、2024年11月2日
キューバはきょう(11月2日)、プレミア12野球トーナメントに出場する28人の選手リストを決定した。
韓国に2敗(2対0、13対3)した練習試合を終え、アルマンド・ジョンソン監督は、捕手3人、内野手7人、外野手5人、投手13人からなる、代表メンバーを発表した。
荘厳なスカイ・ドームでの今回の試合で、韓国での滞在を終えた。この練習試合の前には、蔚山KBO秋季リーグで3勝1敗の成績を残した。これは、コーチ陣による評価を締めくくるための、もう一つの大会イベントであった。
ところで、ジョンソン監督は、今回の期間を経て36人の代表候補から代表メンバーを決定することができた、と回想し、ラファエル・ビニャーレスの加入は、彼が示した打撃フォームと、複数のポジションを担う彼の能力が評価された、と述べた。
ジョンソン監督はまた、ギジェルモ・アビレース一塁手の打撃を称賛したが、同ポジションのために召集されたアリエル・マルティネスと、同じく同ポジションも担えるヤディール・ドレイク外野手の存在によって、彼らを支持する方向に傾いた、と明らかにした。
当初14人で想定されていた投手陣について監督は、ロナルド・ボラーニョスとヨアン・ロペスの不参加に対して、パベル・エルナンデスの起用と、15番目の野手としてのニャーレスの加入がコンセンサスを得た、と説明した。
キューバ代表チーム
捕手 (3人):
Andrys Pérez García
Andy Yaniel Cosme Oliva
Rafael Viñales Álvarez
内野手 (7人):
Ariel Martínez Marrero
Bárbaro Erisbel Arruebarruena Escalante
Christian Leandro Rodríguez García
Yoan Moncada Olivera
Roberto Sullivan Baldoquín Martínez
Yadil Orestes Mujica Díaz
Jean Harvi Walters Valdés
外野手 (5人):
Yoelkis Guibert Steven
Lázaro Robersy Armenteros Arango
Alfredo Despaigne Rodríguez
Roel Santos Martínez
Yadir Drake Domínguez
投手 (13人):
Liván Moinelo Pita
Raidel Martínez Pérez
Leodán Manuel Reyes Lugo
Yoennis Yera Montalvo
Geonel Gutiérrez Jiménez
Yankiel Mauris Gutiérrez
Frank Abel Álvarez Díaz
Raymond Figueredo Cruz
Andy Vargas Lescaille
Frank Luis Medina García
Darío Sarduy Medina
Yusniel Padrón Artiles
Pavel Hernández Bruce
きょう土曜日の試合
ギベルトの本塁打を含む10安打は、前回の試合と比較してキューバの打撃改善を示したが、今回、投手陣の働きが不備を見せ、9投手のうち6投手が失点した。
韓国チームは、本塁打、三塁打、二塁打6本を含む14安打のほか、8四球と4死球を獲得し、ジョンソン監督が言うには、投手部門での取り組みの強化が求められる。
打撃では、ギベルトが5打数3安打、ビニャーレスが4打数2安打、モンカダ、アルエバルエナ、バルドキン、ムヒカがそれぞれ1安打を放った。
投手陣では、先発のダリオ・サルドゥイ(1イニング)、アンディ・バルガス、フランク・エレーラだけが無傷だった。得点を許したのは、フィゲラード(1失点)、パドロン(3失点)、レオダン(1失点)、ヘオネル(2失点)、メディーナ(4失点)、マウリス(2失点)だった。
中華台北に向けて
キューバ代表チームは、日曜日(11月3日)中華台北に移動し、強化試合を、1試合は台中市で、もう1試合はプレミア12のグループBの開催地でもある台北市でおこなう予定である。
11月13日に始まるグループBには、キューバと地元中華台北のほか、韓国、日本、ドミニカ共和国、オーストラリアが出場する。
キューバTV 対韓国1試合目(2024年11月1日)
Cuba define equipo para el Premier 12 de Beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=889134